環境発電と無線技術を組み合わせてモジュール化、電源なしで遠隔監視:製造業IoT(1/2 ページ) OKIネクステックでは、IoTの活用拡大に向けて、身の回りのわずかなエネルギーを電気エネルギーに変える環境発電技術と、低消費電力無線技術を組み合わせた「環境発電無線」のモジュール提供および開発支援を強化する。既に鉄道向けなどで実績が生まれつつあり、電源確保が難しい環境での遠隔監視用途の開拓を進める方針だ。
複数の無線システムが混在する環境下でも安定した通信を実現するための規格策定と標準化に取り組む、フレキシブルファクトリパートナーアライアンス(FFPA)は2019年9月24日、必要な通信規格の技術仕様策定を完了したと発表した。 複数の無線システムが混在する環境下でも安定した通信を実現するための規格策定と標準化に取り組む、フレキシブルファクトリパートナーアライアンス(FFPA)は2019年9月24日、必要な通信規格の技術仕様策定を完了したと発表した。 変化に柔軟に対応可能な製造現場を実現するために無線通信技術を活用したいというニーズは高まっているが、無線通信の不安定さが大きな課題となっている。さまざまなアプリケーションが免許不要周波数帯の無線規格を用いて独自で運用され、無線区間での干渉問題が生じ、アプリケーションが必要とする通信品質が維持できない状況が生まれているためだ。 FFPAはこうした課
東大発ベンチャーが打ち破るLPWAの限界、マルチホップ無線「UNISONet」の可能性:モノづくり×ベンチャー インタビュー(1/2 ページ) 東京大学発ベンチャーのソナスが開発した省電力のマルチホップ無線「UNISONet」は、LPWAネットワーク技術として独自のポジションを築いている。橋梁やビルなどの構造物振動モニタリングの用途で、本格採用に向けた実証実験が進んでおり、工場や倉庫内設備の予知保全という新たな用途に向けた事業展開も広げようとしている。 国内製造業にとってIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の活用は喫緊の課題となっているが、これらに関わるとがった技術を持つベンチャーやスタートアップは国内にも多数ある。それらの中でも、IoTに特化した通信手段であるLPWA(低消費電力広域)ネットワーク技術で独自のポジションを築いているのが、東京大学発ベンチャーのソナスだ。 同社が
IDC Japanは、LPWA(Low Power Wide Area)市場におけるLPWAサプライヤーの取り組みに関する調査結果の概要を発表した。 IDC Japanは2019年1月15日、LPWA(Low Power Wide Area)市場におけるLPWAサプライヤーの取り組みに関する調査結果の概要を発表した。 LPWAは低速、省電力、広域カバレッジという特徴から、IoT(Internet of Things)データを取得する上でのコスト面のハードルを下げ、IoTの普及を促進する技術として期待されている。 2018年は国内MNO(Mobile Network Operator)をはじめとする、主要なLPWAサプライヤーの通信規格のラインアップが顔をそろえたが、同時に普及の阻害要因となる課題も見えてきたという。その課題とは何か? 関連記事 LPWAの急伸、MIPSの落日。IoTの歩みは
百花繚乱のLPWAネットワーク、製造業は使いこなせるのか:MONOist 2019年展望(1/2 ページ) IoTをつなげるのに最適な、低消費電力かつ広域で利用できるLPWAネットワーク。無線局免許が必要なライセンス系、不要なアンライセンス系を含めて多くのサービスがあり、百花繚乱の様相を呈している。このLPWAネットワークを、製造業は使いこなせるのだろうか。 IoT(モノのインターネット)という枠組みは、モノがインターネットにつながることによって初めて実現できる。ということは、モノをインターネットにつなげるための通信技術が必須になる。もちろん、人よりもはるかに多くの数が存在するモノを有線の通信技術でつなげることは難しいので、おのずと無線通信技術が求められることになる。 しかし、PCやスマートフォンなどで広く利用されるようになった携帯電話通信やWi-Fiは、多くの場合で処理能力や電力供給に制
10km以上の長距離通信に対応、LoRa変調方式採用の920MHz無線通信モジュール:FAニュース コンテックは、LoRa変調方式採用の920MHz無線通信モジュール「CPS-COM-1QL」を発売した。IoTコントローラー機器に対応し、無線の変調方式にLoRa変調を用いることで、10km以上の長距離通信が行える。 コンテックは2018年6月19日、産業IoT(モノのインターネット)の総合ブランド「CONPROSYS(コンプロシス)」の新製品として、LoRa変調方式採用の920MHz無線通信モジュール「CPS-COM-1QL」の販売を開始したと発表した。価格は3万9000円(税別)となる。 CPS-COM-1QLは、CONPROSYSシリーズのIoTコントローラー機器に対応した屋外通信用モジュール。RS-232C/485の通信モジュールと同じシリアル通信の方法で、10km以上離れた場所のI
2018年3月6日 JFEエンジニアリング株式会社 JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)は、本日、爆発性ガス雰囲気の危険場所(以下、防爆エリア)でも使用可能な防爆無指向性※1アクセスポイント※2「LANEX®-AP0301」の発売を開始しました。 防爆無線LANシステムは、プラントの安定・安全運転を維持し効率的な操業を実現するための重要インフラとして、石油・化学業界を中心に導入が進んでいます。当社は2009年よりアクセスポイント(以下「AP」)、IPカメラ、タブレット、スマートフォンなどの防爆無線LAN関連商品を販売し、好評を博しています。中でもAPは国内シェア6割強を有し、累計販売数は1,000セットを超えています。 今回新発売のLANEX®-AP0301は、最新の無線通信規格であるIEEE802.11ac※3に対応した製品であり、この規格に対応した防爆
[110060489(KiwiSDR Kits 1)] 通販コード M-11864 発売日 2017/05/20 メーカーカテゴリ Seeed Studio(シードスタジオ) KiwiSDRはBeagleBoneGreen(M-09683)、BeagleBoneBlack(M-09914 販売終了)用に設計されたFPGAによる無線ボード(ケープ)です。ソフトウエア制御による広帯域受信機(ゼネカバ受信機/ラジオ/スペアナ)機能と、GPS(L1)受信機能を搭載しています。10kHz~30MHzまでの各種放送、通信を受信することができます。さまざまな変調方式で復調(検波)することができます。広帯域受信機能は、BBG、BBBのWebサービスサーバ機能として提供されます。GPSでは、フロントエンド出力をボードから直接取り出すことができます。 ■主な仕様 ・受信周波数範囲:10kHz~30MHz(VL
無線規格「Wi-SUN」を推進するWi-SUN Allianceが、Wi-SUNを屋外で利用することを目的としたFAN(Field Area Network)の仕様書を公開した。 無線規格「Wi-SUN」を推進するWi-SUN Allianceは2016年5月16日、Wi-SUNを屋外で利用することを目的としたFAN(Field Area Network)の仕様書を公開した。認証プログラムの用意も進められており、2016年中に利用可能となる見込み。 Wi-SUNはOSIの参照モデルで言うところの第1層~第4層までの範囲を規格としてカバーしており、日本国内ではその上位層にECHONET Liteを用いた家庭内ネットワークでの利用が推進されている(省電力性を生かして農業/漁業向けや防災などへの利用も検討されており、NICTがもずく養殖での実証実験を行っている) 屋外での利用を想定したFANでは
三菱電機は1月27日、電流を通す海水を空中に噴出し、水柱をアンテナに利用する「シーエアリアル」を開発したと発表した。海岸や海上など、海水があれば設置できる。 海水中には電流を流さず、アンテナの送受信部だけに電流を流す給電構造を開発。金属と比べて導電性が低い海水でもアンテナの放射部になるよう、十分な水柱の太さをシミュレーションで算出し、電力のロスが少ない実用レベルの効率を実現した。 世界初となる、海水アンテナによる地上デジタルテレビ放送受信実験も行い、画像を映し出せることを確認したという。
オンラインショップをご利用の方へ 個別にメールでやりとりをして代引きで発送可能ですので ご希望の製品があれば shop@silentsystem.jp 宛にご連絡ください
情報通信研究機構(以下、NICT)は2013年10月9日、NICTが中心的な役割を果たして国際標準規格化した無線通信規格「Wi-SUN」に関する記者会見を開催した。2013年10月3日にWi-SUNが東京電力のスマートメーターと宅内(ホームゲートウェイ)を結ぶ通信方式に採用されたことなどを受け、今後普及拡大が見込まれる「M2M」(Machine to Machine)、「IoT」(モノのインターネット)を実現する無線通信の“国際標準”となることに自信を示した。 単3乾電池3本で10年以上動作 Wi-SUNは、サブギガヘルツと呼ばれる1GHz未満の無線周波数帯(日本では920MHz帯など)を使用する無線通信規格であり、スマートメーターなどエネルギーマネジメント分野の他、交通インフラや農業、医療など幅広い分野で、センサーや機器を結ぶM2M、IoTの用途での利用を想定する。通信距離は500m程度
電子工作好きに火をつける、“マッチ棒アンテナ”付き無線モジュール:東京コスモス電機 TWE-Lite DIP 東京コスモス電機(TOCOS)は、無線モジュールとマッチ棒大のアンテナをDIP型ICの形状の基板に搭載した、「TWE-Lite DIP」を発表した。ブレッドボードやユニバーサル基板に差し込むだけで、簡単に無線機能を実現できる。外部のマイコンと接続したり、ソフトウェアのインストールや各種設定を行ったりする必要がない。 東京コスモス電機は2013年6月11日、無線モジュールとアンテナをDIP型ICの形状の基板に搭載した「TWE-Lite DIP(トワイライト・ディップ)」を発表した。無線規格は2.4GHz帯のIEEE 802.15.4に対応していて、通信距離は見通しで1kmとなっている。短期間で試作を行うラピッドプロトタイピングや、教育用、電子工作といった用途に向ける。 無線モジュール
発想を転換することで,これまで「使えない」,「使いにくい」とされてきたものが魅力的なものに生まれ変わった──。そんな経験はないだろうか。今回,近距離ワイヤレスの特集(日経NETWORK 2009年3月号)を執筆するにあたって出会った技術がまさしくそれだった。実際にデモを見て,自分も早く使ってみたい,ぜひネット技術に疎い両親にも紹介したいと胸が高鳴った。 そんな新顔の近距離ワイヤレス技術を二つ紹介したいと思う。一つが,携帯電話やデジタルカメラなどモバイル機器向けの「TransferJet」。もう一つがテレビやレコーダーなどAV家電向けの「WirelessHD」だ。どちらも,使えないと思われてきた電波を利用することで,高速性や使い勝手の良さを実現した。 遠くまで飛ばない電波を使うTransferJet TransferJetは,携帯電話などのモバイル機器同士を近づけたり,相手の機器に乗せたりす
NECは、従来よりも低消費電力で無線データの暗号化や認証などができる無線センサーシステム用の通信技術を開発した。 NECは10月30日、無線センサー機器でやり取りするデータの暗号化や認証などを低消費電力で可能にする通信技術を開発したと発表した。データ暗号化では電力消費が従来の約4分の1になるという。 今回開発した技術は、データの暗号化や認証鍵の配布にける消費電力の低減、伝送する映像データの劣化防止など目的としたもの。開発済みの無線通信LSIと併用することで機能する。将来的に、無線センサーによる工場の機器監視や、街路などに設置される防犯カメラシステムなどへの応用が期待される。 データ暗号化では、従来は認証にのみ用いていたハッシュ演算処理を暗号化や復号化にも用いることで、プログラム規模と消費電力を約4分の1にした。機器同士の認証では、認証に用いる鍵の管理方法を機器の種類や設置場所などの属性単位
テレビやビデオのリモコンといえば、もう30年も前から赤外線が主流だ。それまでは一部の高級機に有線リモコンが付属していただけで、リモコンなど付いていないのが当たり前。テレビやビデオの前まで行って操作する手間をなくしたワイヤレスリモコンは、地味ながらもお茶の間になくてはならない存在になっている。 そのリモコンが大きく変わろうとしている。先月から今月にかけ、赤外線リモコンのリプレースを狙う無線方式(RF)リモコンに関する発表が続いた。1つは、ソニーなど4社の家電メーカーが中心になって設立した「RF4CE」(Radio Frequency for Consumer Electronics)、もう1つはPCや携帯電話でお馴染みのBluetoothから派生した「低エネルギーBluetooth規格」だ。「ワイヤレスジャパン2008」の関連する団体や企業のブースで話を聞いた。 RF4CEは、ソニー、パナソ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く