【読売新聞】 2012~17年度に労災認定された過労自殺者497人のうち半数が、自殺の原因となるうつ病などの精神疾患発症から6日以内に死亡していたことが、厚生労働省の調査でわかった。精神科などの受診歴がない人も目立ち、長時間労働など
【読売新聞】 2012~17年度に労災認定された過労自殺者497人のうち半数が、自殺の原因となるうつ病などの精神疾患発症から6日以内に死亡していたことが、厚生労働省の調査でわかった。精神科などの受診歴がない人も目立ち、長時間労働など
なぜずっと薬を飲んでいても治らないのか 私のクリニックは、メンタルの不調によって休職を余儀なくされた人たちのリワーク(職場復帰)支援を専門とする心療内科です。当クリニックには、長期間症状が改善せず職場復帰できない患者さんが数多く転院してきます。 ほとんどの患者さんが前院で「うつ病」や「抑うつ状態」などと診断され、抗うつ薬や睡眠薬を飲み続けている人たちです。長期の服薬にもかかわらず、なぜ、改善しないのでしょうか。 理由を述べる前に「うつ」について簡単に解説しておきます。憂うつ、落ち込むといった気分が強く、かつ持続していることを、日常的には「うつ」「うつ状態」と表現されますが、精神医学では「抑うつ状態」という用語を使います。一時的な気分の落ち込みのような病的でないものと、認知症に起因する症状を除くと、抑うつ状態を示す病気は次の6種類程度に分類されます。
中国語で“官員”とは、「任命を経て一定の職務を担当する政府職員」を意味する。その官員に関するネット上の不完全な統計によれば、中国では2012年11月から2016年7月末までの間に1235件の“党(中国共産党)”“政(中国政府)”“軍(中国人民解放軍)”の官員による自殺事件が発生し、782人が死亡した。そのうち、広東省、江蘇省、北京市、遼寧省、安徽省の5省・市では自殺で死亡した官員が100人を上回った。 2012年11月とは、中国共産党第18期全国代表大会(以下「党18期全国大会」)で“習近平”が選出されて“中央委員会”総書記に就任した時期である。要するに、習近平が中国共産党の最高指導者である総書記に就任してから3年8カ月の間に782人の官員が自殺で死亡したということである。 官員の自殺は年を追うごとに増大 一方、香港の英字紙「サウスチャイナモーニングポスト」は2016年6月20日付の記事で
・診察には事前に予約が必要になります。 ・開院時間・受付は各診療時間の30分前です。 ・日曜、祝日ともにお休みです。
「うつなどメンタルな病にかかる人は他産業の10倍にもなる」。日立ソフトウェアエンジニアリングで健康管理統括センタ長を務める医師の辻正弘氏は、日本のソフト業界がメンタル・ヘルス問題に真剣に取り組む必要性を説く。 辻氏が4年前に日立ソフトで産業医を務め始めて分かったのは、ソフト産業の特殊性からメンタル問題を抱える人が増えていること。理由の1つは、技術者を増やしても生産性が上がらないこと。プロジェクトの遅れが発生すると、投入する技術者を増やすが、それが逆に生産性を下げることもある。なので、そのプロジェクトに当初から従事する技術者だけでやり遂げる。結果、過重労働に陥り、長時間残業で解決せざるを得なくなり、常態化してしまう。 2つ目は、パソコンによるテクノストレス。光による、睡眠リズムの障害が出やすくなり、夜型を助長させる。3つ目は、人間関係の苦手な人が多いこと。「プログラムを組んでいる間は元気なの
筆者は,10月11日付けのこの欄で,9月26日から10月2日にかけて実施した「ITエンジニアのメンタルヘルスに関するアンケート」の調査結果を報告した(3割弱が「こころの病と診断されたことがある」)。アンケートでは,「こころの病」に関するご自身の悩みや会社の体制など,ITエンジニアのこころの病に関する意見を自由に記入していただいた。このコメント数は406件にも上った。 今回は,アンケート回答者に記入していただいたコメントを基に,こころの病にかかる原因や背景,会社のサポート体制の現状,エンジニアに必要な心構えなどを探っていきたい。まずは,「最近,こころの病が急増している」と指摘するコメントを紹介しよう。 ■周囲を見ると非常に多いです。異様に多いです。自分の部下も複数人追い込んでしまった経験がありますが,プロジェクトで独立して活動していますので,人事上の上司ができることも限られます。それどころか
うつ病の被害を最小限で食い止めるには,初期症状を見過ごさず,早期の治療を施すことが必要だ。では,どうすればうつ病の兆候を見つけることができるのか。そのポイントを解説する。 「ITエンジニアはいつも納期に追われて仕事をしている。普段の労働時間も長いようだし,孤独感を感じることも多い。色々な利害関係があり,ストレッサーが多い職種だと感じる」。 ITエンジニアのメンタルヘルスに詳しいピースマインドの渡辺真里子氏(臨床心理士)は,こう指摘する。 社会経済生産性本部の調査によると,7割以上の企業で心の病による1カ月以上の休職者が存在しており,この割合は年ごとに増えている。職種別に見ると,4人に1人が技術者で占められており,最も割合が高い。 今回の取材からは,システム開発の現場にあるストレッサーがたくさん浮かび上がってきた(表1)。まずは,心の病でITエンジニアが開発現場を離脱していった事例を見てみよ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン その患者にとって、日の出が誰よりも暗く見え、夕焼けが誰よりも美しく見えるといわれる病気があります。 病気の名前は双極性障害(bipolar disorder)といいます。一般的には躁うつ病と呼ばれています。厳密にいうと分裂病などのような精神病ではなく、気分障害に分類されるものです。常にこの人は病気であるという明確な症状や痛みがあるわけではないので、外から見て病気だとわかりにくい病気です。 しかし、躁うつ病患者の鬱状態と躁状態の行動は、家族あるいは近しい周りの人にとっては、まったく別人のように映ります。骨が折れていると同様に、感情が壊れてしまっているからです。本人にとっては、両方の気分がまったく違うと感じることはできても、両方が自分の一面である
前編で紹介した「ドクターショッピングが続くケース」は、自分が病気であると(自己診断で)思い込んでいることもあり、また自らを意識的に病気状態に置いている可能性もありました。問題なのは、うつを経験してきた延長線上にある気分変調症が遷延しているなど、この自律神経の失調状態とうつ気分を引き起こしている背景を鑑別するがとても難しいことでしょう。 「体調が悪い、気分はもっと良くなるはずである」と、健康に関する要求度が高く、「これではまともに仕事もできない」と考えるのはうつの治りかけ、あるいはうつは治ったのに、本人がその気になれない場合、あるいはその状態にとどまることが楽であると判断した時の、患者さんご自身の選択によるのです。しかし、これをはっきりと言い切るのは難しく、患者さんとして受診してくる以上、医師としては受け入れていかなければなりません。 社会復帰へのメッセージを送りながらの診療が続くのです。人
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