Slackは社内コミュニケーションツールとして広く使われているものの、メールと比較するとサイバー攻撃に対する警戒が薄い。気軽な会話だけでなく重要な情報も流れているため危険だ。 社内のコミュニケーションツールとして、「Slack」が人気を集めている。2023年時点で全世界に約2000万人のアクティブユーザーがいるほどだ。電子メールと比較すると、迅速にコミュニケーションを取ることができるため、関係者からのフィードバックを得やすく、ビジネスが円滑に進みやすい。多様な働き方にも適したコミュニケーションツールで、テレワークとの相性も良い。 企業組織の内外でのコミュニケーションを円滑にできる「Slack Connect」によって、ベンダーやパートナーともチャットで情報をやりとりできる。 Slackはおいしい標的 だが、Slackの会話には企業の財務や製品、経営に関する内容などビジネスの重要な部分が含ま