2009年8月13日の日本経済新聞朝刊は、「太陽熱発電の実用化実験、コスモ石油など、豪で来年にも」という見出しで、オーストラリアに太陽熱発電の実証プラントを建設する日本企業の動向を報じた。 国内では大きな動きが聞こえてこない太陽熱の活用だが、欧米では大規模な計画が打ち立てられ、なかでもアフリカ北部のサハラ砂漠で発電し、欧州へ送電をするという「デザーテック」プロジェクトの報道(2009年7月14日の日経新聞朝刊)は大きな話題を呼んだ。 過去には日本でも実証実験を行ったが、大きな成果を挙げることはできなかった。しかし、技術開発を踏まえたうえでの再検討も必要だろう。 「太陽熱発電の実用化実験、コスモ石油など、豪で来年にも」(2009年8月13日日本経済新聞朝刊)、「三井造船、太陽熱発電設備に参入」(2009年8月14日日経新聞朝刊)など、このところ太陽熱発電に関する新聞記事が目に付いた。太陽光の