コロナ禍を経て、半導体製品の安定確保がより重視されるようになっている。そうした中、同じ半導体製品を使い続けるためには、自社での保管を含め、在庫を長期間保管しなければならない状況が発生する。今回は半導体製品の長期保管に焦点を当て、その懸念点について前後編の2回で検証する。
プレスリリースS&Pグローバル、IHSマークイットとの合併を完了、将来の市場を支えるグローバルリーダーが誕生 新しい深みより大きな洞察力私たちは、様々な資本集約型産業・市場を網羅した、深い情報を集約しています。データを様々な要因に結び付けることで、アナリストや業界専門家はより豊富な視点をお客様に提供します。 「ニュー・インテリジェンス」は、原因と結果、リスクと機会を新しい方法で分離し、お客様が十分な情報に基づくより確かな意思決定を行うことを可能にします。 IHS マークイットは5千人以上のアナリスト、データ科学者、金融専門家、業界専門家を含むダイナミックなチームです。グローバルな情報・ノウハウを、金融、エネルギー、輸送業界をはじめ、多岐に渡る業界に提供しています。 先を見据えた思考 未来の成功「ニュー・インテリジェンス」は、意思決定において企業、金融機関、政府機関のリーダーの皆さんの組織に
実際、半導体業界全体で、多くの半導体製品(およびこれらの代替品を含む)の平均寿命は3~5年未満といわれ、製品群によっては約2年というようなケースも散見されている。このことからも、半導体の製造中止は非常に身近な問題であるといえる。ここでは、その対策について検討する。 半導体応用機器を製造している企業にとって、半導体製品の製造中止や廃品種は、とても身近なリスクになっていて、その対策が必要になる。 一般的に、産業/設備機器や社会インフラ装置など、製品寿命が長い製品に使用されている半導体製品や電子部品のうち約70%は、製品寿命に到達する前に、構成部品である半導体が、製造中止あるいは廃品種になるといわれている。これは避けられない事実であり、この製造中止や廃品種になる半導体への対策については、常に検討すべき問題になっている。 平均寿命3~5年、半導体製品のライフサイクル 検討するにあたり、半導体製品の
何を書いた記事か こんにちは。 みなさん、自分たちのシステムで使ってる製品・サービスの寿命(EOL)管理してますか? 大抵の場合気づいたころにはEOL迎えてたものが大量にあって何から手をつけたら・・という状態になっているのではないかと思います。 僕もそうだったので、今回大量の寿命切れに直面したときにどのように対応していくか、自分なりに考えたことをまとめていきます。 なぜEOL対応するのか そもそもEOLとは そのそも、EOLって何でしょうか。 EOLとは「End of Life」のことで、読んで字の如く、「寿命切れ」です。 (似た言葉にEOSやEOSLがありますが、ここではだいたい同じ意味として、代表的なEOLに記載を統一します。) じゃあなんの寿命切れか、と言われたら、いろいろです。 システムを構成するのに、全て自分たちで1からフルスクラッチで作ることは現代においてありえなくて、何かしら
上の写真は、Intelが1982年に発売したマイクロプロセッサ「80186」の68ピンPGAパッケージ品だ。組み込み用途向けに開発された製品で、さまざまなFA/産業機器をはじめ、軍事用途でも使用されたマイクロプロセッサ。発売以来、2007年9月まで20年以上にわたって生産され続けた、まさにロングセラー製品だ。チップには、「i」の文字をベースにした1982年当時のIntelのロゴが刻印されていて、歴史を感じる。 そして、下の写真を見てほしい。 最初に紹介した写真と同様「MG80186-8」という型番が刻印され、「INTEL」という文字や軍事グレード品であることを示す「Ⓜ」の刻印も確認できる。同じ64ピンPGAパッケージの80186と思われるが、Intelの「i」のロゴは見当たらず、代わりにパッケージ左上に見慣れないロゴらしきものがある。偽物なのだろうか……。 少なくとも見た目が違うという点で
誰もが嫌う“EOL品の供給”を使命にしている企業がある。Rochester Electronics(ロチェスター・エレクトロニクス)だ。70社以上の半導体メーカーから承認を得て、EOL品、またはEOL品を製造する権利を買い取り、メーカーや商社に成り代わってEOL品をユーザーに提供している。なぜ、EOL品の供給でビジネスが成り立つのか。どういったビジネス戦略を描いているのか。Rochester Electronicsの日本オフィス代表を務める藤川博之氏にインタビューした。 生産中止となった半導体製品、いわゆる「EOL(End Of Life)品」の供給(ないし、調達)は、誰が責任を負うべきなのだろうか。 半導体メーカーが責任を持って供給すべきなのか。それとも、半導体流通を担う商社が責任を取るべきか。はたまた、半導体ユーザーが生産中止時に必要な分だけ買い取るべきなのか――。 はっきりしているの
そのIT機器、まだ使えるのでは──公式サポート終了後の“その先”を作る「第三者保守」 世界標準の選択肢を日本でも 数年おきに必ず直面する、サーバをはじめとしたITインフラの保守サポート切れ。「せっかく安定稼働しているのに」――そんな現場と経営の悩みに応える、EOSL/EOL製品を延伸保守する「第三者保守」は欧米では選択肢の1つとして当たり前に存在するが、国内では認知が薄い。独立系事業者として市場拡大に取り組むデータライブに、品質と安全へのこだわりを聞く。 数年置きに必ず訪れる、サーバ、ストレージ、ネットワーク機器などハードウェアのEOSL(End Of Service Life:保守サポート終了)/EOL(End Of Life:販売終了)。システムの入れ替えは事業を続ける上では欠かせない投資だが、リスクやコストに悩む企業は少なくないだろう。 データライブは、ITインフラの「延伸」という視
富士通は、「富士通フォーラム2017 東京」において、人工知能技術を活用し、ディスコン部品の代替品などを簡単に発見できる設計支援システムを参考出品した。富士通の設計部門で実際に使用されているシステムで、外部からの反応が得られれば販売も検討するとしている。 富士通は2017年5月16日、同社のユーザーイベントである「富士通フォーラム2017 東京」(2017年5月18~19日、東京国際フォーラム)の内覧会を実施。人工知能(AI)技術を活用し、ディスコン部品の代替品などを簡単に発見できる設計支援システムを参考出品した。 ディスコン部品の代替品を簡単に見つけられる 富士通が今回出展したのは「AIを活用した部品情報共有システム」で設計者の設計作業を支援するものだ。既存モデルのマイナーチェンジなどの設計を行う場合、EOL(End of Life)部品の代替品を探すのに、1つ1つ型番やスペックなどで検
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