また、今年の2月24日の侵攻前からも、妨害を行っている。 GPS誘導兵器の弱点は、全地球測位衛星(測位衛星)から送られるGPS信号が妨害されたとき、機能が停止してしまうことだ。 米国宇宙軍によれば、「ロシア軍は、測地衛星への攻撃を実施していないが、ウクライナ国土内で、GPS信号に対して攻撃している」という。 ロシア軍は、ウクライナ軍にGPS信号を使わせたくないのだ。 民用のドローンが電子戦攻撃により墜落したという情報はあるが、軍用のGPS誘導兵器が撃墜されたという情報はほとんどない。 ロシア軍の妨害は、ウクライナ軍のGPS誘導兵器の機能を実際に妨害・停止させているのか。 現実のGPS妨害では、どのようなことが起きているのかについて分析する。 1.ウクライナ軍のGPS誘導兵器 「New King of Battle」 砲兵(Field Artillery)は、「King of Battle」
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