妊娠中のハーブ製品*1の自己判断による摂取に注意して下さい ハーブは香草や香料として料理にも使われ、通常の食品として摂取する量であれば妊娠中に摂取しても害はないと考えられます。しかし、料理に使われるハーブであっても、大量に、あるいは濃縮された形態で摂取すると、母体や胎児に思わぬ被害を与える可能性は否定できません。ハーブ製品は医薬品に比べると、自然で安全なものと誤解されがちですが、安全性が未検証であったり、医薬品成分として規制されている素材(材料、成分)もあります。ハーブの中には毒性成分や、子宮刺激作用のような妊娠中に適さない薬理作用をもつ成分を含むものもあります。 医薬品においても、妊娠中に安全に利用できることが確認されているものは限られています。そのため医薬品は一般に、母体や胎児にとって治療効果が危険性を上回ると判断されるとき以外は使用しないように、医師や薬剤師によって安全に利用できる環