13日に死去した漫画家松本零士さんは、現在の三重県明和町にあった斎宮で暮らし伊勢神宮に仕えた皇女「斎王」をモチーフにしたキャラクターを監修していた。同県伊勢市の皇学館大現代日本社会学部の千田良仁教授(46)らが企画し、同町産の米を使った日本酒造りのPRのために作成されたが、表に出ることがなかった。千田教授らは「何らかの形で斎宮や斎王を知ってもらうために役立てたい」と幻のキャラクターの活用に意欲を示す。 (高橋信) 華やかな冠をかぶった十二単(ひとえ)姿で、ハナショウブを手にしたキャラクターは、切れ長の目元に、美しく長い髪。松本さんの代表作「銀河鉄道999」の登場人物「メーテル」をほうふつさせ...
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