今週のお題「2014年のお別れ」〈2014年をふりかえる 3〉 今年、友人が亡くなった。 その人の仕事に対する姿勢や、考えかたがとても好きだった。自分の思っていることを、きちんと伝えようとする姿勢。それは、誰にでも、どんなときにも揺るぎなかったと思う。 お世辞を言ったり、心にもないことを言ったりすることはなかったと思う。厳しいことも必要であれば言ったと思う。遠慮なく、たくさん、裏表なく。その分、その厳しさが必要でないときにはとても優しかった。優しい人だった。そしてたくさんの人に愛された。 亡くなる直前までネットでやりとりをしたり、お見舞いに行った。 「また来週来ますね」 と、手を振って帰ってきた。 そして2日後、訃報が舞い込んだ。 それから、何度も夢を見た。 喪失感で気持ちが落ち込んだりした。 親しい間柄というには語弊があるような関係で、好意は持ってくれていたと思うけど、その人にとってわた