雨の日と晴れの日が交互にやってきます。 すると、なぜだか草木の放つにおいがいつもより強くなったように感じました。 割れたアスファルトのあたりを行ったり来たり、コロコロ丸まったりするダンゴムシを眺めながら短歌を詠みました。 短歌の目第5回7月のお題と投稿一覧です - はてな題詠「短歌の目」 ここが気に入った!ここはなぜだか気になる…そんなところに引用スターを頂けると、ダンゴムシのように丸まりながら、大変喜びます。 では、眺めて頂けると嬉しいですー。 *** 1.手帳 パラパラと 手帳をめくり 息を吐く 埋まらない文字 埋まらない距離 2.花火 宵闇に 湖面の花火たゆたりて 儚く散った あの日のわたし 3.虫 真夏の日 まとわりついた草いきれ 構うことなく虫を追いかけ 4.白 よういどん 熱気を帯びたアスファルト 蹴って駆けだす白いスニーカー 5.アイス 微笑んだキミに見惚れて動けずに アイス