タグ

ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (38)

  • 「左翼」の対極的二義性 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    BUNTENさんが自分のつぶやきを自分でトギャっておられるので、それを引用しておきます(一つながりの文章なので、整形して)。 http://togetter.com/li/96973 >左翼悪玉説みたいなのこそ、現代の「恐いもの」のような気がする。障害児ではなかったが問題児だった俺は組合だの左派だのが強かった(はずの)炭坑街で育った。教師からのつるし上げも経験したが、それは他に仕事が無くて仕方なく教師になった手抜き派とでも言うべき人物からで、どうみても左派ではなかった。もし当時の左派が今ネットで言われているような教育をしていたならば、問題児・いじめられっ子の俺がネットで左翼を自称することはなかっただろう。 学校にはいい思い出はないが、少なくとも、「出る杭」として教師から叩かれた記憶はない。(BUNTENは馬鹿だから、出てると言うより引っ込んでたんじゃないのかという突っ込みは許可。) 俺とし

    「左翼」の対極的二義性 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • それは経団連用語の「主体性」を誤解していますね - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    朝日の記事に http://www.asahi.com/business/update/0207/TKY201102060293.html(「大学生は主体性が足りない」 経団連、企業アンケート) 山のようにぶくまがついていますが http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/business/update/0207/TKY201102060293.html 圧倒的多数のぶくまーのみなさんは、単純に日経団連用語としての「主体性」という言葉を誤解しているだけでしょうね。 これは、大学文学部の哲学科の教授が教えるような意味での、自立した「個」としての絶対的な主体性ではありません。 集団や組織に懐疑の目を向ける唯一者としての主体性ではありません。むしろ、集団や組織と一体化する主体性です。 これは、組織の一員として自分が組織を背負ったつもりで、地位は平社員であ

    それは経団連用語の「主体性」を誤解していますね - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2011/02/08
    "地位は平社員であっても社長になったつもりで…自分自身を組織の主体と考えて行動できる性質""島耕作的主体性""こういう「主体性」に一番遠いのが…一般職になりたいなどと腑抜けたことを抜かす男"
  • 日本型雇用システムと女性労働の葛藤 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    3日のエントリ「ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉を論ずるのなら・・・」の趣旨を理解していただくためには、今から四半世紀前の女性労働政策がどのような状況にあったかを振り返っていただく必要があるのかも知れません。 男女雇用機会均等法の制定作業が開始された頃の当時の労働省の女性官僚たちが共同執筆した高橋久子編『変わりゆく婦人労働』(有斐閣選書)というがあります。1983年4月の発行です。執筆者の中には佐藤ギン子、太田芳江、松原亘子等々という名前が連なっていますが、その序文を当時駐デンマーク大使だった高橋展子さんが書かれていて、当時の女性労働政策が置かれていた日独特の状況が明確に示されています。やや長いのですが、80年代半ばがいかなる時代状況であったかは、今の若い人々には意外と知られていないような気もするので、一つの時代の証言として、読んでいただきたいと思います。 >・・・私は日におけ

    日本型雇用システムと女性労働の葛藤 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉を論ずるのなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    新年の間に届いていた『學士會会報』には、なかなか面白い文章がいくつか載っています。そのうち、テーマとしてはいちばん面白いものであるのに、そのネタの扱い方があまりにも・・・という感を免れないのが、大嶽秀夫さんの「ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉」という文章です。 現代日の法政策史において、一般的には社会民主主義(アメリカで言う「リベラリズム」)に属すると考えられがちなフェミニズムが、むしろネオリベラリズムと手に手を取って展開してきたことは、かなりの人々が指摘している点であり、それがいかなるメカニズムによって実現されてきたのか、という社会科学的分析こそが、このタイトルから期待される内容であるはずなのですが、残念ながら、大嶽さんのこの文章は、ややもすると赤松良子という男女雇用機会均等法制定時の担当局長の個人的パーソナリティを縷々説明するばかりで、なぜそれがタイトルにある、一般的認識からは

    ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉を論ずるのなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2011/01/03
    "現代日本の法政策史において、一般的には社会民主主義…に属すると考えられがちなフェミニズムが、むしろネオリベラリズムと手に手を取って展開してきた"さっき読んだhttp://tinyurl.com/233545yを思い出させる。
  • 龍馬かぶれは要らない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日紹介した中野剛志編『成長なき時代の「国家」を構想する』ですが、やはり面白いのは、巻末の座談会です。萱野稔人さんはここでも大活躍で、先日の私との対談の後半で話題になった国家論が全面展開されています。 なのですが、ここではむしろその前で首都大学東京の谷口功一さんが穏やかな口調で皮肉たっぷりに語っておられるところを引用しておきましょう。 近ごろの政治家、政治評論家、新聞政治部記者によく読んでいただきたいところです。 >・・・それで、その天下国家ということで言えば、最近の政治的アリーナにおいては、明治維新や幕末の志士に絡めたスローガンが連呼されているのをよく耳にしますよね。もちろん私も、それがナショナルな国民の統合の物語として意義があるということを認めるにはやぶさかではありませんが、もう少し、そういう威勢のいいことばかりではなくて、国民の知的レベルにもっと信頼を置いて、原理的な話をして欲しいと

    龍馬かぶれは要らない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/12/17
    ”政策の各論なきカイカク原理主義は、失敗すればするほど「カイカクが足りなかったからだ」と無目的に自己展開していく傾向”
  • 政治部的感覚の末路 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いつも共感の意をもって読ませていただいているdongfang99さんの日記から、 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20101214 >一言でいうと、「何か変えてくれそう」といった、政策の理念や内容以前の判断基準が大きな比重をしめるようになり、結果としてどの政党も「何か変えてくれそう」な振りをすることを一生懸命になるばかりになっている。 >結果として当然ながら、政治家は真面目に政策を勉強したり理念を洗練させたりするのではなく、「何か変えてくれそう」「やる気がある」的な雰囲気が出るような振りをすることだけに、労力を使うようになる。 自民党政権が「構造改革なくして景気回復なし」とか「郵政民営化が一丁目一番地」などと「何か変えてくれそうなフリ」をしている間は、熱狂的に支持を盛り上げておいて、末期の麻生政権がもはやそういう「フリ」では持たないことを悟って、社会保障国

    政治部的感覚の末路 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 『POSSE』第9号から - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、『POSSE』第9号のブラック企業特集から、いくつか。 まず、わたくしと萱野さんの「これからの『労働』の話をしよう」という対談のうち、冒頭の私の発言部分を。これが、わたくしのブラック企業原論になります。 >「ブラック」だけど「ブラック」じゃなかった 濱口:日の企業ではもともと、目先で労働法が踏みにじられているからといって、ミクロな正義を労働者が追求することは、愚かなことだと思われていました。とはいえ、それは「ブラック」だったのかと言えば、そうではありません。これが、今日の柱のひとつになります。 戦後日で形づくられた雇用システムの中で、とりわけ大企業の正社員は、ずっとメンバーシップ型の雇用システムの中にいました。そこでは、会社の言うとおり際限なく働く代わり、定年までの雇用と生活を保障してもらうという一種の取引が成り立っていたのです。泥のように働けば、結婚して子供が大きくなっても生活

    『POSSE』第9号から - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 顧客が第2のボスになる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『季刊経済理論』の最新号は、「労働論の現代的位相」という特集を組んでいたので買ってみたのですが、なんだかよく分からない論文ばかりで、正直感心しなかったのですが、鈴木和雄氏の「接客労働の3極関係」はなかなか興味深いところを追求しているなと思いました。 http://www.sakurai-shoten.com/content/books/jspe/47_3.shtml [特集◎労働論の現代的位相] 特集にあたって 清水真志 労働概念の拡張とその現代的帰結:フェミニスト経済学の成立をめぐって 足立眞理子 自己の喪失としての労働:剰余労働=搾取論を超えて 小倉利丸 接客労働の3極関係 鈴木和雄 この鈴木論文ですが、 >接客労働過程には、製造業におけるような管理者-労働者の2極関係ではなく、管理者-労働者-顧客からなる3極関係が据えられる。 という観点からいろいろ分析しているのですが、とりわけ興味

    顧客が第2のボスになる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 「怠ける権利」より「ふつうに働く権利」を - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『若者の現在 労働』(日図書センター)は、いろんな方がいろんな論文を寄せていて、それなりに面白いものもあるのですが、 「若者の現在」 労働 (小谷敏/土井隆義/芳賀学/浅野智彦 編) I 格差社会の現状 第1章 若者にとって働くことはいかなる意味をもっているのか ―「能力発揮」という呪縛― 田由紀 第2章 階層社会のなかの若者たち ―もう一つのロスジェネ― 片瀬一男 第3章 高卒で働く若者をどのように支えていくか ―高卒就職の「自由化」をめぐって― 堀 有喜衣 II 再生産の文化的措置 第4章 「やりたいこと」の現在 久木元真吾 第5章 新しい「階級」文化への接続 ―「動物化」するわれわれは「社会」をつくっていけるのか?― 新谷周平 第6章 文化的措置としての学校 山田哲也 第7章 職場と居場所 ―居場所づくりの二類型― 阿部真大 III もっとスローな社会へ 第8章 貧乏人生活! 松

    「怠ける権利」より「ふつうに働く権利」を - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/11/08
    コメント欄も。
  • 全員有期契約の「対等な労使関係」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    吉田典史さんのルポは、目の付け所が面白くてためになります。今回は「ダマされてはいけない……“対等な労使関係”と言う社長に」というタイトルです。 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1009/24/news015.html いや、もちろん、労使関係研究者としては、あるべき姿が「労使対等」であることは確かですが、それはほっといてそうなるものではないから、少なくとも経営者に委ねてそうなるものではないからであって、自分からそういう(組合もない中小企業の)経営者の言葉には、やはり眉に唾を何回も付けて聞いた方がよさそうであるというお話です。 >中小企業やベンチャー企業を取材すると、ここ数年、意外な言葉を耳にする。それは、「対等の労使関係」というもの。特にコンサルティング会社に勤務したり、大企業の人事部に長く籍を置いていた40~50代の経営者が口にする。 わたしは、こ

    全員有期契約の「対等な労使関係」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/09/26
    世に不当な実態を隠蔽する美辞麗句は尽きないなあ…
  • 湯浅誠氏のとまどい - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    アジア太平洋資料センターの雑誌『オルタ』の9/10月号は、特集は「韓国併合100年」ですが、これではなく、湯浅誠氏の「反貧困日記」という新連載についてひと言だけ。 興味深いのは、湯浅氏が北欧は福祉国家だから人を働かせようなんてする国じゃないというイメージを持っていて、それが行ってみたらそうじゃなかったと、いささかとまどっているらしいところです。 >イギリスでもデンマークでも、訪問する先々で、私は「とにかく仕事」というメッセージを受け取り続けた。イギリスではすべての中高生の在籍データを行政機関が共有し、学校に来なくなった子どもなどの情報を地域の若者担当部局に提供、ソーシャルワーカーの家庭訪問やユースワーカーの人対応に結びつけていた。失業者は、日のハローワークに当たるジョブセンタープラスでの定期的面接を義務づけられており、若年者は一般失業者に比べてより厳しいプログラムへの参加を求められてい

    湯浅誠氏のとまどい - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 「ネーション共同体」をまともに論ずるのなら - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松尾匡さんが、そのエッセイで、わたくしと田中秀臣氏を「ナショナリズム容認度高」に分類したことについて、わざわざ撤回しておられます。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__100821.html わたくしは、そもそもナショナリズムという、簡単に論ずるためだけにでも三重か四重の理論的道具立てを必要とするような代物を安易にウンコ投げゲームの道具に持ち出すこと自体に疑問を感じますが、現在のこの問題をめぐる議論の水準があまりにも低すぎることもあり、渦中の松尾さんがこういう対応をされること自体については、諒と致します。 ウンコ投げゲームにのみ関心をお持ちの諸氏は、以下の記述は極めて面白くないと思われますので、お読みにならないことをお薦めいたします。 わたくしなりに、近代社会システムにおけるナショナリズムの意味を簡単にまとめた記述が、6年前に出版した『労働法政策』の冒頭の

    「ネーション共同体」をまともに論ずるのなら - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 渋谷望『ミドルクラスを問いなおす-格差社会の盲点』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    戦後日の労働史から住宅問題、アメリカのノワール映画、シカゴ学派による軍事的暴力等々と、さまざまな道具立てを使った格差社会論ですが、正直な感想としては、いささか平板な左翼史観になっているのではないか、もう少し、「ミドルクラス化した労働者たち」の共同主観に踏みいった分析が必要なのではないか、というものでした。 いや、その萌芽はけっこうあちこちに書かれています。とりわけ、最後のコモンズ論は、うまく使えば前半の議論を立体化する最適の道具立てだったはずです。しかしながら、渋谷氏は、「第6章 コモンズを取り戻せ!-ミドルクラス社会からの離脱」というコンテクストでしかこれを使っていません。大変もったいない! 渋谷氏の「ミドルクラス化した労働者たち」のイメージは、ブルデューだのホガートだのといった舶来社会学に基づき、「出身階級から切り離され「ヤツラ」の側にいった者」であり、連帯を求めず孤立して出世競争に

    渋谷望『ミドルクラスを問いなおす-格差社会の盲点』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 地方公務員に対する不当労働行為法制 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    阿久根市の仙波副市長が「労組脱退しなければ異動」と言ってるそうです。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100816-OYT1T00848.htm?from=top 政治学的には、警察の内部告発で「正義の味方」となった仙波氏が、「実態を相当超えるかたちで、社会の悪役にさせられている。一歩誤ればウヨクからもリベサヨからも非国民扱いである」(@黒川滋氏)自治労叩きという「正義」芝居に乗り出したということになるのでしょうが、各論なしの総論だけでものを考える政治学者や政治評論家や政治部記者程度の知性だけで事態が進むかどうかは、もう少し法務担当者(が阿久根市にいるかどうか知りませんが)と相談された方がよいようにも思われます。 ここでは、とりあえず法制的な観点から。 公務員には労働基権がないといわれますが、それでも警察と消防を除けば団結権はあるわけで、

    地方公務員に対する不当労働行為法制 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • やっと出た『労働経済白書』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    諸般の事情で発表が遅れていた『労働経済白書』が、日ようやく発表されました。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000iqmv.html ここ数年、経済財政白書の発表にぶつけて、「経財白書VS労働白書」で話題をつくるというのが定着しかかっていたのですが、今年はかなりずれてしまいました。 石水さんの白書執筆もこれで5冊目ですが、今回の異動でも動かなかったので、来年は前人未踏の6冊目でしょうか? 今年は、第2章が「産業社会の変化と勤労者生活」、第3章が「雇用・賃金の動向と勤労者生活」。前者が競争力を備えた産業構造と労働生産性向上の関係を分析しているのに対し、後者では非正規雇用の増加と賃金格差の拡大について分析するという構図になっています。 とりわけ第3章における次のような記述は、石水さんの基的な考え方が非常に明確に打ち出されています。(「概要

    やっと出た『労働経済白書』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • こういう求人にぴったりな組織形態 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    すでに1000件を超えるブックマークがついていることもあり、それ自体にコメントする必要はないと思います。 http://b.hatena.ne.jp/entry/gigazine.net/index.php?/news/comments/20100802_gigazine_job/(【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します - GIGAZINE) 雇用契約とは指揮命令下の労務提供と報酬の支払いの交換契約であって・・・という民法の大原則からすれば、これだけの全面的献身を要求して労働条件はすべて不明という求人はブラック以外の何者でもないですが、政治結社や宗教結社と同列の同志的結束に基づく組織のメンバーを求めるという趣旨からはこういうものもありでしょう。一種の「党員募集広告」なわけで。ここでいう「解雇」も、まさに「除名」なのでしょう。 ただ、問題はそこから。日型雇

    こういう求人にぴったりな組織形態 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/08/03
    "経営者であるとともに労働者でもあるという二律背反を実現しようという制度的枠組みが労働者協同組合をはじめとしたアソシエーション""もっとも聖なるものがもっともブラックでもあり得るというこのパラドックス"
  • 少し前のヨーロッパ左派の大家 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    雑件ですが・・・、 某つぶやきで、hamachanについてこういう評がされていたようです。 http://twitter.com/WARE_bluefield/status/19586543584 >それはそうとして、こないだやりとりになったhamachan先生ですが、先生みたいな思考法の持ち主をどっかで見たなぁと思っていたのですが、要は少し前のヨーロッパ左派の大家によく見られた思考ですよね。 http://twitter.com/WARE_bluefield/status/19586635314 >素朴な発達段階論に依拠して、ポランニーが大好き。自身の価値観なり理想を大衆に仮託して語ろうとする。例えば、アンゲロプロスの映画で描かれている歴史・社会観なんかとよく似ているわけです。伊達にEUを名乗ってない。 いやまあ、伊達にEU名乗ってますけど。 「少し前」というのがいつぐらいなのかよく分か

    少し前のヨーロッパ左派の大家 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/07/29
    ”新しいソーシャル ヨーロッパ みんなの未来の10原則”これすごくいいじゃん!
  • 白山ひめ神社事件最高裁逆転判決 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    一昨年4月、名古屋高裁金沢支部の判決に対し(まったく労働法政策とは関係ないけれども)いささか異議を述べたことがありましたが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_d553.html(白山ひめ神社御鎮座二千百年式年大祭) 一昨日最高裁は「神社の鎮座2100年を記念する大祭に係る諸事業の奉賛を目的とする団体の発会式に地元の市長が出席して祝辞を述べた行為が,憲法20条3項に違反しない」と、逆転判決を言い渡しました。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20100723103621.pdf 中身はリンク先をご覧下さい、ですが、一昨年のエントリの末尾に書いたこの一言は、いろんな意味でなおきわめて有効な言葉なのではないかと思います。何のための政教分離だったのかという歴史的意味を忘却した政教分離の

    白山ひめ神社事件最高裁逆転判決 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 白山ひめ神社御鎮座二千百年式年大祭 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これはまったく労働法政策とは関係ありませんが、ある政治的主張を通すために、一見使いやすい「正義」を持ち出した結果、それが暴走してとんでもない方向に走ってしまう一つの事例として。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080417102937.pdf 平成20年04月07日名古屋高等裁判所 金沢支部 白山ひめ神社御鎮座二千百年式年大祭奉賛会損害賠償請求控訴事件(平成19(行コ)11) >白山市長であるAが同市の職員を同行して白山ひめ神社御鎮座二千百年式年大祭の奉賛会発会式に出席し白山市長として祝辞を述べたところ,白山市の住民である控訴人が,上記行為は,特定の宗教を助長,援助,促進する効果があり,政教分離原則に違反し違憲であり,これに伴う公金支出は違憲・違法であるとして,地方自治法242条の2第1項4号文に基づき,白山市の執行機関である被控訴人に対し,Aに

    白山ひめ神社御鎮座二千百年式年大祭 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/07/24
    先日の最高裁の逆転合憲判決の原判決時(2008.4.18)の濱口氏のコメント。
  • これでもかこれでもか ワーキングプア120連発 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    連合総研より、『ワーキングプアに関する連合・連合総研共同調査研究報告書Ⅰ―ケースレポート編― ~困難な時代を生きる120人の仕事と生活の経歴~』をお送りいただきました。 http://rengo-soken.or.jp/report_db/pub/detail.php?uid=208 ここに文と概要が載っていますので、是非ざっとでも目を通してみてください。ここには、現代日のもう一つの姿が、これでもか、これでもか、とばかりに120ケース連ねられています。 この報告書は、連合と連合総研が共同して行った働く貧困層への聞き取り調査120例のケースレポートです。もう一つ、アンケート調査も加えて分析した報告書は近日公表ということですが、この120ケース、一つ一つの事例が結構重いです。どれが、というのも難しいのですが、そうですね、最近の相撲部屋と暴力団の話題に引っかけてというわけでもないですが、調査

    これでもかこれでもか ワーキングプア120連発 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    quagma
    quagma 2010/07/22
    1500円、安い、と思い、反射的に購入を申し込んでしまった。