エンブラエルは、次世代リージョナルジェット機「E2」シリーズのうち最も小さい機体サイズのE175-E2について、現地時間12月12日に初飛行に成功した。今後、試験機3機を投入し、型式証明(TC)の取得を目指す。 E175-E2の飛行試験機(登録記号PR-ZXM)は、エンブラエル本社のあるブラジルのサンジョゼ・ドス・カンポスを、現地時間午前11時7分に出発。2時間18分飛行した。今後は、試験機3機で型式証明の取得を目指す。1号機と2号機は空力と性能、システム試験に投入し、内装を設置した3号機ではメンテナンス作業を検証する。 E2シリーズは、現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195で構成する「Eジェット」の後継機。E175-E2のほか、E190-E2とE195-E2の3機種で構成する。エンジンは、三菱航空機が開発を進める三菱スペースジェット(Mitsubishi Sp