総務省は国内携帯電話3位のソフトバンクによる同4位のイー・アクセスの買収をめぐり、これまでの両社への電波の割り当てが再編後も妥当かどうかを調査する。10日の電波監理審議会(総務相の諮問機関)が同省に調査を指示した。割当時の審査の前提となったイー・アクセスの設備計画に変化がないかなどを確認
2011/3/1723:28 放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」 八代嘉美 3月17日の午前中、twitterのタイムライン上で、今回の福島第一原子力発電所の事故に対して、『「放射線は危なくない」キャンペーン』がネットワークメディア上ではじまっているのではないか、という発言を目にした。発言者が「キャンペーン」と評した言説がどの程度の規模なのかは分からないが、「危なくない」と発言している人たちの論拠のひとつに、被曝対策として、「花粉対策」のアナロジーを用いるものがあるのではないかと考えた。 だが、実際に我々の健康に与える脅威は「花粉程度」のものではない。思えば、「この線量は東京ニューヨーク間の飛行機内で浴びる放射線の被曝量と同じ」たとか「X線撮影での線量と同じ」というような報道は見かけるようになったが、実際に生体内で何が起こっているのかをまとめているものは、新聞などでは見かけなかった。
司会 それでは、基調講演に移ります。「安定ヨウ素剤予防服用の考え方と実際」と題しまして、放射線医学総合研究所の明石真言先生にお願いいたします。座長は、前川和彦先生にお願いいたします。 前川先生は、東京大学医学部医学科を卒業され、現在は公立学校共済組合関東中央病院病院長、財団法人原子力安全研究協会研究参与でいらっしゃいます。また、原子力安全委員会の被ばく医療分科会及び緊急被ばく医療のあり方に関する検討会の主査をされています。それでは前川先生、よろしくお願いします。 ●前川 それでは、早速基調講演に入ります。今日の基調講演のテーマは、「安定ヨウ素剤予防服用の考え方と実際」です。この後にありますシンポジウムの前座として、総括的なお話をしていただくことになっています。 慣例によりまして、演者の明石先生の略歴を簡単に紹介させていただきます。先生は山形大学医学部を卒業後自治医科大学でレジデント(研修医
「エコナ成分、発がん性物質に変化 動物実験で」というタイトル(見出し)の記事を共同通信が8月26日、配信した(47Newsの記事)。エコナに高濃度で含まれるとされるグリシドール脂肪酸エステルが、ラットの体内で発がん物質、グリシドールに変化したという実験結果を、厚労省が食品安全委員会に報告したという。「食安委は今後、人体に影響があるかどうかを審議、最終的な結論を出す」と書かれているが、見出しのインパクトは強い。「やっぱり、エコナを食べたらがんになるんだ」と受け止めた人も多かったかもしれない。 これは、26日に開かれた食品安全委員会での配布資料と委員による議論を基にした記事らしい。だが、配布資料を読むと、共同通信の記事とは印象がかなり異なる。ヒトでのリスク評価という視点から言えば、「エコナで懸念された発がん性が、ヒトでは問題ないかもしれない可能性が浮上した」というのが、今回のもっとも重要なポイ
ホメオパシー療法、信じる前に疑いを [10/08/03] 東京本社科学医療グループ 長野 剛 「私はホメオパシーを使っています。実際に良さも悪さも実感しています」 そんなお便りを頂きました。7月31日付の朝日新聞土曜別刷り「be」に書いた「問われる真偽 ホメオパシー療法」に対してです。 ホメオパシーとは、欧州生まれの代替医療で、最近、国内でも流行りつつあります。記事は「効かない」ことを示す報告や、効くと信じて使った結果、重大な健康被害を受けた例があるとみられることを報じたものです。 ですが、お便りをくださった方のように「実際に使った。効いた」という意見は、インターネットでもよく見ます。 あえて言います。あなたが自身の経験で「効いた」というのは、客観的な根拠には全くなりません。実は、放っておいても治ったかもしれない。ホメオパシー以外で受けている通常治療のおかげかもしれません。 実際に「効
何やら怪しげなものが、科学的に妥当であるとか、効果が認められた、などと主張されていた場合に、タイトルのようなツッコミがされるのをよく見かけます。 そのツッコミ、かなりクリティカルなものですが、注意を要するものでもあると思うのです。 と言うのも、「既にやっている」場合もあるから、なんですね。 たとえば、先日紹介した「水」の話。なんちゃら水の効果を臨床的に確かめるために一重盲検(通常は単盲検と言う気がするけど)だの二重盲検だのを行った、と言い張っています。少なくとも、「やっている」とは言える。そういうものに対して「二重盲検はやってるの?」と突っ込むと、「やっていますが?」と返される。 盲検というのは、あるものに特異的な効果を確かめるために、実験者あるいは被験者(や他の人)に心理社会的バイアスが掛からないよう行われる操作です。噛み砕いて言えば、「思い込みの影響をなるべく避ける」ために行うこと。で
英語版はこちら。 A Superstorm for Global Warming Research -- Der Spiegel online http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,687259,00.html 日経新聞の池辺豊さんが、学術会議のシンポジウムで、クライメイトゲート事件のよいまとめだと紹介されていたので、そのうち読もうと思っていたものです。いえ、実際に読んだのは日本語訳なのですが。 地球温暖化研究を襲った超大型暴風雨 http://www.21ppi.org/pdf/sawa/100427.pdf この記事、日経 ecolomy のこちらの記事で紹介されていました。翻訳を担当された経団連、21世紀政策研究所の研究主幹である澤昭裕さんが書かれています。 クライメイトゲートから何を学ぶか独シュピーゲル誌の調査報道を読む
「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」と題したシンポジウムが 4/30 に開かれました。私も以前ちょっとだけ記事を書いています。 http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100419/1271677905 私は参加していません。どんなだったか、ウェブをさまよってみるのですが、この手の情報で信頼できるのは、やっぱり masudako さんのブログです。 IPCCに関する日本学術会議主催のシンポジウム (出席後の覚え書き) -- macroscope http://d.hatena.ne.jp/masudako/20100502/1272792593 同時に masudako さんのこちらのコメントも http://d.hatena.ne.jp/masudako/20100415/1271344226#c1272794762 ということで
私の知り合いである原子力技術者「へぼ担当」さんに無理を言ってお願いし、mixi日記からの転載を許可して頂きました。 【以下、本文】 ---団藤保晴氏 「日経電子版の客寄せ特ダネ、いただけない素人騙し」の言説を検証する--- 団藤保晴氏による 「日経電子版の客寄せ特ダネ、いただけない素人騙し」 http://blog.dandoweb.com/?eid=91592 であるが、以下見過ごせない点が多い。個人的には趣味ではないが、事実誤認などがあまりに酷いため、その間違いを以下に指摘し、団藤保晴氏の言説を検証することとする。 >「ゲイツ、原発挑戦の真相」へと読み進ませて、原子力分野の素人さんには大変な原発が出来ると大いなる幻想を持たせたと思います。 『原子力分野の素人さん』とは我々専門従事者が絶対に口にしない禁句であり、まかり間違っても、そのような失言を行えば、団藤氏のような新聞記者によって、『
ある特定の対立遺伝子Aを持つ人は、将来、癌に罹る可能性が高いとしよう。ある人が遺伝子Aを持っているという理由だけで、就職を断られることがあってもよいだろうか?新入社員を採用する際に、遺伝子Aを持っているかどうかを調べることを義務付けている会社があってもよいだろうか?これは、ほとんどの人が、遺伝子差別であり、許容できないと考えるであろう。では、このような遺伝子差別がある社会において、酒の席で「そういや、お前、遺伝子Aは持っているの?」と尋ねることは許容できるか?「私は差別するつもりは毛頭ない」と断った上でなら、遺伝子Aについての雑談を公的な場で発表することは許容できるであろうか? エントリーのタイトルを見たら、私が何を言いたいのか、読者の方々はわかっておられると思う。血液型が性格と強い関連を持つとする仮説は既に否定されているが、よしんば血液型と性格に関連があったとしても、血液型について安易な
Ywcafe.net This Page Is Under Construction - Coming Soon! Why am I seeing this 'Under Construction' page? Related Searches: fashion trends Free Credit Report music videos Top Smart Phones Health Insurance Trademark Free Notice Review our Privacy Policy Service Agreement Legal Notice Privacy Policy|Do Not Sell or Share My Personal Information
いわゆる「情報商材」であるが、■癌が改善されなければ全額返金!井上俊彦のメディカル・イーティング(ガン篇)〜癌克服への道〜*1を読んでみて、たいそう感心した。「ガン患者専用の食事療法」を約3万円を販売しているのだが、普通に考えれば、こんな怪しいものは誰も買わない。しかし、こうしてページをつくっているところからみて、購入する人もそれなりにいると推測できる。どのような工夫がなされているのか、考察してみた。 断言する 力強い断言に消費者は心ひかれる。標準的な医療を行う立場からは、なかなか断言できない。悪化する可能性についても医師は説明する義務を負っている。標準的医療との差別化を図るには、断定的な説明が有効なのだ。 断言します! 「ニセ科学は断言してくれる」と菊池誠は指摘した(■ 視点・論点「まん延するニセ科学」 - うしとみ!)。心地よいニセ科学の断言に魅かれてしまう人が、情報商材のターゲットな
昨日、twitter上でこちらのページが話題になっていました。これは、独立行政法人 国立健康・栄養研究所が「健康食品の基礎知識」として公開している情報の1つです。 科学的根拠のある情報とは?Q1 「科学的根拠のある情報」とはどういうものですか?Q2 再現性とは何ですか?Q3 テレビ、新聞、雑誌などで取り上げられていたのですが…?Q4 「専門家」「博士」「研究者」が言っていたのですが…?Q5 細胞や動物の実験で効果が証明されているようですが…?Q6 特許番号は科学的根拠ではないのですか?Q7 「体験談」は科学的根拠にはならないのですか?Q8 「学会発表」と「学術論文」の違いがよく分からないのですが。Q9 専門誌に掲載になった学術論文ならば信頼できますか?Q10 インターネットなどで情報を調べる場合、どんな点に注意すればよいですか?Q11 情報がどれくらい信頼できるか、どうやって見分けられます
ものすごく面白いので、一応チェック(「亀井内閣府特命担当大臣繰上げ閣議後記者会見の概要(雑誌・フリー等の記者):金融庁」)。 リンク切れ対策として、面白そうなところをチェック。この会見は雑誌記者やフリージャーナリストなど、記者クラブとは違う人々を相手にしたもので、大新聞批判があちらこちらにちりばめられている。具体的に言うと、読売・朝日・毎日・産経の諸新聞がやり玉に上がっている。 まずは普天間基地問題に関する大新聞批判。 フリーの岩上記者の「アメリカの感触を含めて、この問題がこれから先どのように決着していきそうか、どうするべきか、その辺りの見通しも含めてお話し願えますか。」という質問に対する亀井大臣の答え。 皆さん方は別だけれども、基本は、特に日刊紙ですよ。朝毎読(朝日新聞、毎日新聞、読売新聞)とか産経も含めて、日刊紙が、今、国益を損なうようなことばかり言っているのですよ。前政権が、13年間
「スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術」という本を読んだ。 「プロパガンダ」みたいな心理操作の技法を期待して読んだんだけれど、印象操作それ自体よりも、 むしろ「マスコミの人たちもご飯食べないといけないんだな」なんて、変なところに感心した。 怪物はいなかった 「報道する側もご飯を食べないといけない」という文脈で読み解くと、「陰謀」に見えるものが、案外そうでもなく思えてきた。 飛ばし記事だとか、スクープ争いみたいな印象とは逆に、報道機関というものは、「怪しい」記事は書けないんだという。 記事を書くにも、それを雑誌に載せて流通させるのにもお金がかかるし、出版社はお金を稼がないと続けられない。 それがどれだけ衝撃的な記事であったところで、「裏」が取りにくい、相手から訴えられたら言い訳のできないような記事だったなら、 訴えられた時点で「赤字」になってしまう。こういうのはリス
池田先生がまたなんか小躍りしてられますなぁ、と思っていたらコロンビア大学の統計と政治学教授アンドリュー・ゲルマンのブログで物理学者のPhilという方(プロフがなくて、詳しい事はわかりません)がクライメートゲートへの感想を書いてられました。タイミングも良かったし、書いていることも同意できるので訳してみました。で、気候変動についての文章を訳してはいるんですが、人為的気候変動の問題について深い興味があると言うわけではありません。それ関係の学界が人為的気候変動が起こっているということでまとまっているのなら、専門家ではない人間としてはそう考えるのが妥当なんだろう、というぐらいです。実はこの問題についての個人的な興味は、その気候変動の問題そのものよりも、専門家でもないのに学界での主流派は間違っている、間違っているはずだ、と断言できる人たちの方に興味があります。なぜ彼らはそう信じるのか?それ関係について
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