維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)が公示日(2日)の第一声で「イシンノミクス」の第一点として掲げていた1人10万円の商品券のバラマキ策が早くもフェードアウト(次第に消えていくこと)しつつあります。 当初こそ「(公共工事に使う)5兆円があれば5千万人に渡せる」「新しい究極の景気対策だ」と豪語していましたが、党のマニフェストにも書かれていないバラマキの評判は散々だったようです。 6日、大阪府吹田市での街頭演説では「『橋下はもう狂ったのか』『あいつ選挙目当てにとんでもないことを言いだした』とよく言われる」と語りました。 その上で「僕が言いたいのは、何もみなさんにすぐに配りますよということじゃない、いままでの自民党政権の景気対策がいかに馬鹿(ばか)げていることなのか(だ)」などと釈明。最近の演説では商品券バラマキにほとんどふれなくなっています。
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