参議院財政金融委員会で8月9日に、野田佳彦財務大臣、新任の白井さゆり、石田浩二日銀審議委員、白川方明日銀総裁と質疑を行いました。 野田財務大臣には、国債整理基金特別会計から現在繰り上げ償還に使われている資金の残金2兆円を、震災復興財源にすべきではないか、また、民主党代表選に向けての経済政策のあり方として不況下に増税はすべきではないことをお尋ねしました。 白井さゆり、石田浩二の両日銀審議委員に対しては、円高を軽視することなく現実の経済を踏まえて金融政策を展開していただきたいことをお願いし、白川方明日銀総裁に対しては、日銀が現在保有している約5兆円の外貨資産は22年度は円高差損が4810億円も出たことを指摘し、これを震災復興財源にまわすべきではないかと申し上げました。さらに、銀行券ルールについて尋ね、リーマンショック以降は各国とも銀行券ルールなどに拘われていないことを認めさせ、さらに円高対策と