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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (37)

  • インディアスの破壊についての簡潔な報告 : 池田信夫 blog

    2014年01月19日16:04 カテゴリ インディアスの破壊についての簡潔な報告 ケネディ大使はアメリカ大陸の歴史をご存じないようだから、貴重な一次資料を紹介しよう。書はドミニコ修道会の宣教師が1552年に発表した現地報告である。英訳もあるので、大使館の職員が大使に教えて、イルカ漁とどっちが残虐か考えてほしい。キリスト教徒は馬にまたがり、剣と槍を構え、インディオを相手に前代未聞の殺戮や残虐な振る舞いにひたり始めた。彼らは村々に闖入し、子供や老人だけでなく、身重な女性や産後間もない女性までも、見つけ次第、その腹を切り裂き、体をズタズタに切り刻んだ。キリスト教徒はインディオの身体を一刀両断にしたり、一太刀で首を斬り落としたり、内蔵を破裂させたりしてその腕を競い合い、それを賭け事にして楽しんだ。母親から乳飲み子を奪い取り、その子の足をつかんで岩に頭を叩きつけたキリスト教徒たちもいた。また、

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  • 「東京裁判史観」を批判する平和ボケ : 池田信夫 blog

    2013年12月31日01:12 カテゴリ法/政治 「東京裁判史観」を批判する平和ボケ 右翼の平和ボケは、自覚してないだけ左翼より重症だ。「東京裁判史観」がけしからんとかいう話は、その最たるものだ。東京裁判は敗戦国の指導者を殺すための政治的儀式であり、不公平もへったくれもない。国際法には、法の支配はないのだ。 そもそも戦犯裁判なんか、第一次大戦までなかった。昔の戦争では、敗戦国の王はもちろん、戦争を指導した貴族も皆殺しにされるのが当たり前で、それが彼らの特権の理由づけだった。貴族には戦争になったら真っ先に志願する義務があり、これがnoblesse oblige(高貴なる義務)の来の意味である。 どこかで必ず戦争が起こっていた中世ヨーロッパでは、これはフェアなしくみだった。民衆は「戦争になったらあの人たちが死んでくれるんだからしょうがない」と思って税を負担したのだ。おかげで中世の都市国家の

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  • 環境省の法的根拠なきCO2規制 : 池田信夫 blog

    2013年02月06日09:32 カテゴリエネルギー 環境省の法的根拠なきCO2規制 東電が予定している火力発電所の入札に、環境省が待ったをかけた。石原環境相は「(石炭火力は)CO2の削減には非常にネガティブな発電装置だ」と記者会見で懸念を表明したが、日にはCO2の排出量を制限する法律はない。原発で法的根拠なき稼働停止が国民経済に多大な損害を与えたのに、こんどは環境省が恣意的に介入するのだろうか。 マスコミでは「石炭火力の入札」と報じているが、これは正確ではない。東電の入札条件は「260万kWのベース電源について、9.53円/kWhを上限とする価格で募集する」というもので、この条件に合うのは石炭火力か原子力しかない。LNGの価格は世界的には下がっているが、日は供給源が限られているので10円/kWh以上になってしまうのだ。他方、CO2で見ると、LNGの約500g/kWhに対して、石炭は約

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  • スマートメーターについてのまとめ : 池田信夫 blog

    2012年04月03日16:59 カテゴリIT スマートメーターについてのまとめ 昨年8月から私が指摘してきた東電のスマートメーター問題が、ようやく動き始めた。河野太郎氏も言うように、値上げの影に隠された東京電力の罪、スマートメーター問題で、自民党エネルギー政策議連で経産大臣にアポイントを申し込む。これも開いた口がふさがらない大きな問題だ。私も、ここまでひどい仕様が出てくるとは思わなかった。JBpressで問題にしたときはスマートメーター制度検討会でまとまった仕様でメーターの標準化が決まらないことを批判したが、実際に東電の「国際入札」で出てきたのは、検針のおばさんの代わりに電力使用量を東電に送信するだけの「ダム・メーター」で、通信網とも家電ともつながらない。 検討会のメンバーである村上憲郎氏も指摘するように、これは意図的に拡張性をなくして地域独占を維持するだけではなく、東電がスマメを中心と

    スマートメーターについてのまとめ : 池田信夫 blog
    ruletheworld
    ruletheworld 2012/04/07
    変革を断行する政治家の発言のどうでもいいところには食い付くのに、犯罪企業が更に罪を重ねようとしている点にはまったく無関心な衆愚の度し難さよ
  • 物のインターネット : 池田信夫 blog

    2012年03月21日21:45 カテゴリIT 物のインターネット ARMがCortex-M0+という省電力CPUを発表した。これはバッテリー駆動の家電製品に搭載して消費電力などを制御する物のインターネット(IOT=Internet of Things)のコアとなるものだ。 家庭内で省電力のスマートセンサーやスマート家電を結ぶネットワークの中心になるのは、スマートメーターである。たとえば夏場に電気料金が上がったら、スマメからWi-Fiなどで家電に信号を送り、空調の温度を上げたり照明を切ったりすることができる。 このようなIOTにつながる機器は、2020年には全世界で500億個に達すると予想される。一時期はやった「ユビキタス・コンピューティング」は幻に終わったが、電力供給に不安のある日では、電力消費を数十%減らせるHEMS(住宅エネルギー管理システム)の需要は大きいだろう。 ところが先日の

    物のインターネット : 池田信夫 blog
    ruletheworld
    ruletheworld 2012/03/22
    ユビキタス化はこれから来るんじゃないの?とか本筋でない点はさておき、スマートメーターに関する東電の企てへの指摘はまっとうなもの。信夫なのにこれは支持せざるを得ない。
  • スマートメーターのゼネコン構造 : 池田信夫 blog

    2012年03月15日09:34 カテゴリテクニカルエネルギー スマートメーターのゼネコン構造 昨夜のJBpressのスマートメーターについての記事には、早くもたくさんのコメントが専門家から来た。専門用語を避けたためにかえってわかりにくくなった点があるが、私の勘違いもあったようなので、補足しておく。 まず、スマートメーター制度検討会で決まった仕様が各社バラバラになることについては、関係者から次のような回答があった:関西・中国・四国・沖縄の4社は最低料金制で、アンペアに応じて課金していないため、リアルタイムの電流を計測する機能は不要(関電のメーターにはない)。したがって最低料金制の会社とアンペア制の会社が同じスマメを使用することは、コスト面から得策でない。 スマメでは一般的に、30分間ごとの消費電力量を測定してデータを通信回線で送る。その目的であるデマンドレスポンス(需要応答)は、30分ごと

    スマートメーターのゼネコン構造 : 池田信夫 blog
    ruletheworld
    ruletheworld 2012/03/16
    まったく正しい。各電力会社で瑣末な差異化を未だに狙ってるとか狂気。この国の電力業界は国民を食い物にする事しか考えてないから国民が監視しないと
  • モラルハザードと勤勉革命 : 池田信夫 blog

    2012年02月23日11:27 カテゴリ経済 モラルハザードと勤勉革命 ちょっとおもしろいブログ記事があったのでメモ。 ゴムホース大學で、ワタミの話を取り上げている。この事件そのものはよくある過労死(過労自殺)だが、それについての渡辺美樹会長のコメントが原因でツイッターで炎上している。過労自殺の起こる原因を、この記事はこう分析する:自分が諸外国の低賃金労働と日ブラック企業が違う生態系の生物だと考えるのは、労働者使い捨ての部分ではない(使い捨ては途上国も酷い)。それは低賃金、長期労働なのに現場の労働のモラルハザードが起きていない点である。それどころか賃金低下、サービスの価格低下に反比例するかのように神経症的にサービスを特化させている印象すらある。これはわが国外産業で象徴的だ。このモラルハザードの使い方は正しい。それは「倫理の欠如」ではなく、情報の非対称性を利用した合理的行動である。不

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    ruletheworld 2012/02/23
    奴隷が嫌なら起業すればいいじゃない
  • 武田邦彦氏の哀しいウソ : 池田信夫 blog

    2011年10月14日20:12 カテゴリエネルギー 武田邦彦氏の哀しいウソ ちょっとむずかしい話が続いたので、息抜きにきのうの世田谷の放射能騒動を取り上げよう。武田邦彦氏は、13日8時40分のブログ記事でこう書いた:哀しい事実と、国や自治体のウソがまだ続いています。[・・・] 世田谷で1時間あたり2.7ミリシーベルトが観測されましたが、道路の脇の藪の傍で、当然、死の灰の性質からいって予想されることです。毒物が飛散した場合、「どこに毒物があるか」というスタンスで毒物の多いところを探して、そこを警戒するのに、「できるだけ事故を小さく見せたい」ということで公園の真ん中など意味のないところを測定していたのです。ところが現在(14日19時30分)では大幅に訂正されているので、差分を取ってみた:哀しい事実と、国や自治体のウソがまだ続いています。[・・・] 世田谷で1時間あたり2.7ミリシーベルトが観

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  • 稲葉振一郎氏の逃亡 : 池田信夫 blog

    2011年08月13日21:16 カテゴリその他 稲葉振一郎氏の逃亡 こういうことはしたくなかったが、研究者がツイッターで他人を罵倒して、それに反論されたらログを削除して逃げるという卑怯な行動をとったので、記録を残しておく。 明治学院大学教授の稲葉振一郎氏は、「アゴラ」の記事で私が「リフレ派は『一般物価は中央銀行の出す通貨量で決まる』という素朴な貨幣数量説を主張する」と書いたことについて、7月25日にこういうつぶやきをRTした:shinichiroinaba: いったいいくつの嘘が含まれているんだろう。数えきれない。「リフレ派は…素朴な貨幣数量説を主張する」完全な嘘。また、長期的な貨幣中立性を、短期的にもデフレが無害であるかのように意図的に(?)混同している。これは、もとは前田敦司という素人のつぶやきで、稲葉氏の真意がわからないので、私はこう質問した。@shinichiroinaba 研究

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  • 脱原発派のよくある錯覚 : 池田信夫 blog

    2011年07月30日16:20 カテゴリエネルギー 脱原発派のよくある錯覚 私がツイッターで中島聡氏のブログ記事を批判したら、さっそくご人から反論があったので、きちんとお答えしたい。私もエネルギー問題には素人だが、最近はいろいろなシンポジウムや勉強会に呼ばれて、業界の状況がわかってきた。その最大の特徴は、プロとアマの意見がまったく違うということだ。 プロ(電力業界や官庁)は、電力不足や料金の上昇を心配していて、原発の安全対策はそれとは別の問題と考え、再生可能エネルギーは環境対策と割り切っている。ところがアマは逆に安全問題で頭がいっぱいで、まず「脱原発」という結論が決まっていて、なぜか再生可能エネルギーがその代わりになると信じている。残念ながら、中島氏の記事も後者のバイアスをまぬがれていない。 きのうの記事の賠償問題については私も異論はないが、以前の記事には、いわば「良心的な脱原発派」の

    脱原発派のよくある錯覚 : 池田信夫 blog
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    ruletheworld 2011/07/30
    『プロ(電力業界や官庁)は、電力不足や料金の上昇を心配して』プロって半年で500円 http://goo.gl/Qbcb8 も化石燃料代の負担を増加させるうすらバカの事か? 『硬直化したフレーミング』つ 鏡
  • 賠償スキームの謎 : 池田信夫 blog

    2011年05月17日01:46 カテゴリエネルギー 賠償スキームの謎 きのう次期リーダーのナンバーワンに選ばれた河野太郎氏に、BLOGOSチャンネルでインタビューした。最大の話題は、もちろん先週出てきた「賠償スキーム」だ。東電を丸ごと救済して株主を守る一方、債権放棄を求める政府の方針は支離滅裂だが、なぜこんな案が出てきたのだろうか。 Video streaming by Ustream河野氏の見立ては「一般会計からビタ一文も出したくない財務省の仕掛け」だが、私の聞いた話は「(メインバンクの)三井住友の持ち回ったパワーポイントとそっくり」というものだ。初期に三井住友の流した案は、政府の設立する「原発賠償機構」が賠償を立て替え、その請求する賠償金を(今のまま存続する)東電が支払うというものだったが、閣僚会議で決まったスキームでは、賠償を行なうのは東電で、賠償機構はそこに出資するだけだ。 いず

    賠償スキームの謎 : 池田信夫 blog
  • 浜岡原発の「停止要請」は非科学的だ : 池田信夫 blog

    2011年05月06日22:19 カテゴリエネルギー 浜岡原発の「停止要請」は非科学的だ 菅首相は突然、記者会見で中部電力の浜岡原発の運転停止を要請した。その理由は これから30年以内にマグニチュード8程度の想定の東海地震が発生する可能性は87%と極めて切迫しています。こうした浜岡原子力発電所の置かれた特別な状況を考慮するならば、想定される東海地震に十分対応できるよう防潮堤の設置など中長期の対策を確実に実施することが大切です。ということだが、この理由は非科学的である。今までに判明している福島第一原発の事故の経緯は、次のようなものだ:地震によって原子炉は緊急停止し、核燃料の連鎖反応は止まった 受電鉄塔が倒壊して外部電源が供給できず、ECCSが作動しなかった 予備電源が津波で浸水して給水ポンプが作動しなかった 原子炉(GE製)の電圧が440Vで、電源車と合わなかった浜岡が危険だといわれたのは、

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    ruletheworld 2011/05/06
    安全対策のポーズを示すために原子力ムラで決めた生贄に当たっただけで、この要請の儀式がプロレスなんだからそんなガチな事やる訳なかろうw
  • 「自然エネルギー」の幻想 : 池田信夫 blog

    2011年04月29日12:20 カテゴリエネルギー 「自然エネルギー」の幻想 ここ1ヶ月でエネルギー問題を勉強したにわかエコロジストは「原発は反自然エネルギーだから凶悪で、太陽光は地球にやさしい自然エネルギーだ」と思っているのだろうが、太陽電池はきわめて人工的な技術であり、風力発電は環境破壊がひどい。上の写真はパームスプリングスの風力発電機だが、これが「自然」な風景だろうか。 ニューズウィークにも書いたことだが、「自然エネルギー」という言葉を使うのは、エネルギー問題を理解していない人の特徴である。化石燃料はもちろん原子力も、太陽を見ればわかるように自然のエネルギーである。人工のエネルギーなんかありえないのだから、自然か反自然かということは意味をもたない。 再生可能エネルギーが化石燃料と違うのは、資源が枯渇する心配がないことと環境汚染が少ないことだ。しかし埋蔵量でいえば、石炭も天然ガスもウ

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    ruletheworld 2011/04/29
    平常運転
  • 東電をどう処理するか : 池田信夫 blog

    2011年04月15日11:07 カテゴリエネルギー 東電をどう処理するか 福島第一原発の事故処理をめぐって激しい情報戦が展開されている。まず問題は原子力損害賠償法の「天災地変」の規定を適用して国が賠償するかどうかだが、無理があるという意見が多いようだ。福島第二も女川も問題がないのに、福島第一だけで事故が起きたのは、東電の設計に不備があったと考えざるをえない。東電は「国の安全基準に従った」と主張し、経団連の米倉会長まで「国の責任だ」とオール財界で応援しているが、霞ヶ関は冷たい。 重要なのは、今回の損害(廃炉と賠償)を東電が自力で処理できるかどうかである。事故で退避した10万人に各300万円を払うとしても3000億円、農畜産物の被害を入れると1兆円を上回る。廃炉のコストも大きく、1基4000億円ともいわれるので、1~4号機の合計で1兆6000億円。ざっくり考えてトータルで3兆円は下らないだろ

    東電をどう処理するか : 池田信夫 blog
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    ruletheworld 2011/04/16
    資本主義国の定義からして負担は東電株主の100%減資を第一にする以外ありえない訳だが
  • 「復興特区」の提案 : 池田信夫 blog

    2011年03月25日21:29 カテゴリ法/政治 「復興特区」の提案 朝まで生テレビで「日復活」の提案というお題をもらったので、考えてみた(special thanks to offshore_fun)。前にも紹介したローマ-のcharter cityの考え方を被災地に適用し、岩手県・宮城県・福島県に復興特区をつくるのだ。その域内では、次のような特別法を施行する:法人税の廃止(国税も含めて) 負の所得税(あるいはベーシック・インカム) 公的年金の廃止(年金財源を負の所得税に充当) 解雇規制・最低賃金の撤廃 教育バウチャー すべての電波の開放(オークションあるいはホワイトスペース)このうち一つだけでも実現すれば、日は元気になると思う。また大前研一氏の指摘するように、被災地を元のように「復旧」するのはよくない。津波で死ぬことがわかっている地域に人々をふたたび住ませることは、将来のリスクの

    「復興特区」の提案 : 池田信夫 blog
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    ruletheworld 2011/03/26
    羅列はスルー。 『津波で死ぬことがわかっている地域に人々をふたたび住ませることは、将来のリスクのもとになる。土地の所有権を特別法で制限してゼロベースで都市計画を立て、効率的で災害に強い都市を建設』
  • 政府は東電を救済するな : 池田信夫 blog

    2011年03月23日08:43 カテゴリエネルギー 政府は東電を救済するな 福島第一原発事故による損害と補償で、東電が企業として存続できるかどうか疑問になってきた。銀行は1兆円以上の協調融資をする予定で、政府も援助を検討している。原子力損害賠償法では、電力会社の賠償の限度額を1200億円と定め、それ以上の損害については政府が一部を補助することになっているが、今回のような巨額の賠償は想定されていない。1兆円を超えるともいわれる損害を納税者が負担することは、国会の同意を得られないだろう。 福島第二や女川などの原発が無傷だったのに、福島第一だけが致命的な事故を起こしたのは明らかに東電の過失である。特にJBpressにも書いたように、1号機と3号機の原子炉建屋が破壊されて大量の放射能を外気に放出したのは、経営陣の失敗である。また4号機の使用ずみ核燃料が火災を起こしてから冷却水の停止に気づくなど、

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    ruletheworld 2011/03/24
    絶対当然背負いきれない賠償額になるので破産させるしかない。超えた額だけ政府が別で払う。代わりに資産を接収した上で、安全性を確保した送電事業の継続を他電力会社からの支援で第二東京電力として作る
  • 「ネット革命」の幻想 : 池田信夫 blog

    2011年02月24日11:06 カテゴリ法/政治 「ネット革命」の幻想 中東で起こっている一連の出来事は、1989年に起こった東欧の事態を思い起こさせる。あのときも最終的にすべての国で社会主義が崩壊するまで止まらなかったので、カダフィの運命も決まったようなものだ。 当時、私はNHKで環境問題の番組を取材しており、私のチームがアメリカ、もう一つのチームがルーマニアを回ってロンドンで合流する予定だったが、ちょうどその時チャウシェスク政権に対する反乱が起こり、彼らがルーマニアから出られなくなった。しかも反乱が起きたティミショアラのすぐ近くにいたため、彼らは世界に先駆けてルーマニア革命を取材する結果になった。 今回のエジプトの事態は、そのときのルーマニアに似ている。民衆が組織的な武装蜂起を行なったわけではなく、各地で一斉に起こった街頭デモが政権を追い詰めた。しかし大きな違いは、エジプトの「宗主国

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    ruletheworld 2011/02/26
    相変わらず日本語が不自由だな。『ネットが”革命”を起こした』とは『重要な役割を果たす』メディアがネットという意味以外あるのかよ?ネットが自意識もって革命を指導する主張をしてるとでも思ったのか?w
  • 三菱電機とテレビ局の八百長 : 池田信夫 blog

    2011年02月10日21:31 カテゴリIT 三菱電機とテレビ局の八百長 読売新聞によれば、三菱電機と東芝がDVR(デジタル録画機)でCMをカットする機能をなくす方針だという。三菱については他社も確認したようだ。これはつまらない事件だが、日の会社がなぜだめになるかをよく示している。 欧米では、テレビはすでにオンデマンドで見るものだ。ケーブルTVやISPがテレビ番組をサーバに蓄積するネットワークDVRのサービスをしており、DVRはもう絶滅危惧種である。ところが日では、最高裁が「自分の機材で自分が見るだけでも自動公衆送信だ」という判決を出して、個人のDVRで録画するサービスも禁止してしまった。 録画するとCMがスキップされるのはVTRのころからあった現象で、今に始まったことではない。CMカット機能をなくしても、視聴者がCMを見るようにはならない。いちいちCMをスキップする手間が増えるだけ

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    ruletheworld 2011/02/10
    『日本の電機メーカーはレコード会社に遠慮してネット配信を制限し、アップルに敗れた。ユーザーを不便にして競争に勝つことはできない。変えなければならないのはDVRの仕様ではなく、民放のビジネスモデルである』
  • 嘘と錯誤と詭弁 : 池田信夫 blog

    2011年01月16日13:26 カテゴリその他 嘘と錯誤と詭弁 安藤至大氏のTogetterに、小倉秀夫弁護士に対して多くの人々が続けている涙ぐましい説得工作がまとめられている。しかし彼を論理的に説得するのは不可能である。当ブログの読者はご存じのように、私を含めて多くの人が試みてあきらめた。 安藤氏はこの弁護士を詭弁のスペシャリストとほめているが、彼の議論は詭弁ではなく、単なる嘘である。彼のいう「エブリデー賃金オークション」なるものはどこにも存在しない。彼にとっては「雇用規制を強化することが善だ」という結論が最初から決まっていて、それを導くためには嘘でもデタラメでもいいのだ。 ここまで愚劣なのは珍しいが、詭弁や錯誤の例には事欠かない。岩田規久男氏の新刊『経済学的思考のすすめ』には「帰納法で議論するのはトンデモ経済学で、当の経済学は演繹法で議論する」と書かれている。そこで彼は帰納法の一つ

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  • 大統領への手紙 : 池田信夫 blog

    2011年01月09日22:05 カテゴリ経済 大統領への手紙 NYタイムズでMankiwがオバマ大統領の「内閣改造」に注文をつけている。日の民主党にも当てはまるので、紹介しておこう。 長期の問題に重点を置け:カーター政権のCEA委員長だったチャールズ・シュルツは、リベラルと保守を判別するテストとして、次の文を示し、それぞれを"long"と"short"のいずれかの単語で埋める問題を出した: “Take care of the ____ run and the ____ run will take care of itself.” リベラルは前者に"short"、後者に"long"を入れる。あなたの景気刺激策もそうだったが、これは失敗に終わり、財政危機が深刻化して、短期の問題も長期の問題も悪化した。まず長期の財政再建に努力すべきだ。そうすれば、短期の景気もよくなるだろう。 限界税率を上げ

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