1.エネルギー基本計画で日本は完全にエネルギー後進国へ 4月11日にエネルギー基本計画が閣議決定される予定です。まだ、正式な最終バージョンはありませんが、内々に入手した最終案を見て、本当に悲しくなりました。 この基本計画の要旨を私なりにまとめると以下のとおりです。官僚と族議員の「利権の章典」です。 ・原発はこれまでどおり続けます。何があっても止めません。 ・核燃料サイクルもこれまでどおり続けます。 ・「もんじゅ」も、いつでも元に戻せるようにしながら続けます。 ・核のゴミの処理はめどをつけないままどんどんゴミを貯めこみます。 ・地元が反対してもそれは無視して最終処分場の場所を国が決めます。 ・原発の事故やゴミ処理のコストは、電力会社の負担にするのは最小限として、殆どを国民の税金と消費者の負担に付け替えます。 ・エネルギー安全保障の名の下に壮大な利権の仕組みを拡大します ・原発事故の最大の責任