町家が立ち並ぶ「ならまち」界隈。ミニ博物館や雑貨店なども軒を連ねる人気エリアの片隅に、かつて陰陽師たちが暮らした一角が残っている。 陰陽師と聞けば、平安京のスーパースター・安倍晴明を思い出す人が多いだろう。彼の活躍はあくまで創作だが、そのことを差し引いても、平城京の陰陽師たちの仕事は実に地味だ。律令制下の役所の一つ・陰陽寮に所属して天文、暦、時刻を司り、また卜筮(ぼくぜい・占い)も担当したが、重要だった“神の祟り”の認定は当時は神祇官の独占だったわけで、今イメージする姿とはかなりの隔たりがある。 陰陽寮が置かれていたのが陰陽町。住居表示「陰陽町」を目にすると、静かな住宅街が突然違った景色に見えてくる。とはいえ、読みは「おんみょう」ではなく「いんよう」ちょう。平城京を見下ろす高台にあり、通りからは眼下に町並みが見渡せて、とても気持ちがいい。明治の中頃までは、陰陽師の末裔により「南都暦(奈良暦
陰陽道(おんみょうどう)に基づいて生活に必要な知識を書き記した戦国時代の貴重な書物が、福島県只見町の個人宅から見つかった。 同町と国立歴史民俗博物館が18日、会見して明らかにした。 見つかったのは、陰陽道の指南書「陰陽雑書抜書」と占いの書「●▼(ほき)傳」の写本で、それぞれ永禄6年(1563年)、元亀3年(1572年)頃に写されたものとみられる。現存する写本のうち、「陰陽雑書抜書(おんみょうざっしょぬきがき)」が2番目、「●▼傳」が3番目に古いものという。(●はたけかんむりの下に甫・皿、▼はたけかんむりの下に艮・皿) 両書は、田に水を引く日や山で木を切る日など、日時や方角の吉凶を記しており、節分など現代に残る風習についても書かれている。「布を裁つのに良い日」「元亀三年壬申(じんしん)十月五日の夜灰降る」などと読める、原本にはない書き込みが漢字とカタカナでされており、生活に根付くものとして長
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