HTMLにはさまざまなタグが使われており、それらを扱うためのDOMオブジェクトも多くの種類が用意されています。これらは「エレメント」というオブジェクトです。 HTMLのDOMオブジェクトは、「Element(エレメント)」というオブジェクトをベースとして、それを継承して作成されています。例えば、<p>タグならば、HTMLParagraphElementというオブジェクトですし、<div>タグならば、HTMLDivElementというオブジェクト、といった具合です。これらのエレメントは、すべてElementを継承していますから、基本的なプロパティやメソッドは共通しています。ベースとなるElementに、それぞれのタグ特有の機能を追加してあるわけです。 JavaScriptでWebページを操作するということは、この「さまざまなエレメントをいかにして操作するか」ということだ、といってよいでしょう