拡大する新型コロナウイルス感染に国中のいら立ちが募っている。国民の多くは、政府と自治体の対応にも不満を醸成させてきた。対応が後手、後手、かつ生ぬるく映るからだ。ワイドショーがヒステリックに不平を連呼するので、人々はさらにあおられる。政府の対応が緩慢にならざるを得ない一つの要因は、網の目のように張り巡らされた法治国家の運営の難しさにもある。私権の制限を伴う政府施策は極めて限られ、憲法を源とする
経済同友会の桜田謙悟代表幹事は14日の記者会見で、政府が22日に始める国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンについて、開始時期を遅らせた場合は「不安をあおることになる」と述べた。その上で延期は「すべきではない」と強調した。 「Go To」では、新型コロナウイルス感染者が連日100人を超えている東京都などから各地に感染が広がることに懸念が出ている。桜田氏は「東京から人は来るなという事態に発展していくことは好ましいとは思っていない」と指摘。実施に際しては、政府や地方自治体が、どういう感染状況になった場合にどういう対応を取るのかなど「予見可能性を高めるような努力をすべきだ」と訴えた。
売り手市場を背景に複数の内定を持つ学生は珍しくない。この時期、学生にとって深刻なテーマが内定辞退だ。「人事担当者に早めに伝えなきゃ」と気にしながらも、つい先延ばしにしがち。しかも企業の人事担当者は「オワハラ」にならないように配慮しつつも、あの手この手で学生をつなぎとめる。内定辞退の上手な伝え方を探った。【関連記事】内定どう断る? 「就活の終活」は要注意「内定者の交流サイト(SNS)に登録させら
絶滅の恐れがあるニホンウナギなどのかば焼きが昨年、確認できただけで2.7トンも捨てられていたなどとする小売業者の販売実態アンケートの結果を4日、グリーンピース・ジャパンが発表した。土用の丑の日などに合わせて盛んに売り出す裏で、さばききれずに賞味期限切れなどで大量に廃棄している一端が明らかになった。 ニホンウナギとして売られていた製品の一部がアメリカウナギだったことも判明した。調査した小松原和恵さんは「稚魚のシラスウナギの漁獲から販売までの流通実態は極めて不透明。問題の多い販売や消費の見直しが急務だ」と指摘した。 アンケートは昨年9月から今年1月まで、イオンや西友、パルシステム生活協同組合連合会など18社を対象… この記事は有料記事です。 残り612文字(全文921文字)
東芝が国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを降板する方向で調整に入ったことが31日、分かった。1969年10月の放送開始から約48年にわたりCMを提供してきたが、綱渡りが続く経営状況から合理化が避けられないと判断し広告大手の電通に申し入れた。 サザエさんは日曜夜に家族がそろって視聴する人気番組で、宣伝効果は大きい。後継スポンサーが見つかれば、18年3月末にも切り替わる可能性がある。CM提供はもともと家電製品を浸透させるのが狙いだったが、白物家電事業を中国企業に売却、社会インフラ事業に注力する方針を掲げており、スポンサー継続の意味合いが薄れていた。
三重銀行(三重県四日市市)と第三銀行(同松阪市)は15日、来年4月に経営統合し、持ち株会社「三十三(さんじゅうさん)フィナンシャルグループ」を設けると発表した。社外を含む取締役は両行から6人ずつを出し合う。株式移転の比率は三重銀1に対して、第三銀0・7とする。 「三十三」の社名は両行に共通する「三」を「+(プラス)」でつないだ。県北部を中心に大企業や中堅企業に強い三重銀と、県中南部の中堅や個人事業主に強い第三銀の強みを持ち寄って相乗効果を発揮したい、としている。 両行は15日午前に取締役会を開いた。会長に第三銀の岩間弘頭取、社長に三重銀の渡辺三憲頭取が就く人事や、持ち株会社の機能を四日市市に、登記上の本店を松阪市に置くことも正式に決めた。両行の頭取が15日夕に名古屋市で記者会見する。 第三銀の預金残高は2017年3月末で1兆7970億円、三重銀は1兆6608億円。合計すると3兆4578億円
日本にもクレジットカードへの転換期が近づいている、夜明けは近い、と語るアメリカン・エキスプレス・インターナショナル 日本社長の清原正治氏 <カード決済がわずか16%と「現金主義」が根強く、法人でも請求書払いのために銀行に事務員が列をなすなど、非合理的な日本。日本開業100年を迎えたアメリカン・エキスプレス・インターナショナル 日本社長の清原正治氏と、金融・経済に詳しい評論家の加谷珪一氏が、日本人のクレジットカード利用について語り合った> なぜ日本では「現金主義」が根強いのか 加谷珪一氏(以下、加谷) 日本は、先進国の中では異例と言ってもいいほど「現金主義」が社会に根付いていて、欧米に比べると現金を好んで使う人が多いのが現状です。 民間消費支出に占めるカード決済の比率は、アメリカで40%、イギリスやスウェーデンでは50%を超えているのに対し、日本は16%未満(※)です。カードビジネスの観点か
大学も含めた歴史の古い日本的組織は,経験志向であることが多かろうと思う。 具体的には,Aさんはxという部門にt年在籍したから,経験豊富なベテランである,ということが前提になる。 「いや,Aさんはt年その部門に在籍したけれども,全然仕事をせず付加価値を生まなかった」ということや, 入ったばかりの新人がめちゃくちゃ優秀で3か月で前任者を超える結果を出す,ということも当然起こりうるし,現実に起こっているだろう。 期間でどれだけの結果を出したかが重要であるのに,経験,つまり蓄積した時間を,結果を評価するときの代理指標にしてしまうのである。 ではなぜ結果ではなく時間によって人材評価を下すのかといえば,それは歴史の古い日本的組織の人材評価方法が年功序列であることが多いからであろう。 年功序列というか,もっと直接的にいえば年齢給である。 年齢給というのは,時間を蓄積すると報酬も上がるというモデルなので,
2024/06/26Molecular Biology of the Cell SoloはPDZ-RhoGEFの細胞内局在と活性を制御することで、基質の硬さに応じたアクチン骨格の再構築に寄与する 2024/06/25Antimicrobial Agents and Chemotherapy 前立腺摘除術または腎部分摘除術を受けた患者におけるセファゾリンの総濃度および遊離型濃度を用いた母集団薬物動態解析および至適投与方法の探索 2024/06/25USACO News 6月のニュース(ユサコニュース第362号) 2024/06/24American Journal of Neuroradiology 3D-FIESTAを用いた嗅球測定のパーキンソン病と非典型パーキンソン症候群の鑑別における有用性 2024/06/24Journal of Bacteriology CPRバクテリアにおけるrR
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