3日に行われる内閣改造・自民党役員人事では、岸田文雄外相が希望していた党三役ポストを手にし、閣僚ポストも岸田派が要所を押さえる。加計学園問題などで内閣支持率の急落した安倍晋三首相が政権維持のため岸田派の協力を必要とした結果、政権内で岸田氏の存在感が急上昇し、「ポスト安倍」へ向け足場を築く形になった。首相の出身派閥・細田派は自重し、他派閥を立てることによって挙党態勢づくりに腐心した「脱1強」人事と言えそうだ。 【疑惑隠し?】国会での証言が実現していない人たち 自民党政調会長に内定した岸田氏は2日、首相官邸で記者団に「宏池会(岸田派)として政権を支える」と述べ、安倍首相を支える主流派閥としての存在感をアピールした。 2012年末の第2次安倍内閣発足当初から外相を務める岸田氏は、オバマ前米大統領の広島訪問実現など成果を上げる一方、首相の掲げる「地球儀俯瞰(ふかん)外交」の黒衣役に埋没しがちで
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