インターネットを日常的に使い、またPC向けを中心としたいくつかの動画配信サービスを見ていると、どうしてもインターネットを通じた放送、あるいはコンテンツのダウンロード購入といった流通モデルが、今まさに目の前に迫っているように思えてならない。 とくにPCやインターネットを専門としている人からすれば、光ディスクという物理的な媒体をわざわざ流通させるなど非効率的で不便なものに見える。これは当然のことだろう。筆者は映像にしても音楽にしても、ただ一時的に消費するように再生させるのではなく、優れた作品を何度でも楽しみたいと思う方だが、その私でも儀式的ともいえる円盤のセッティングと再生というプロセスより、ネットワークで効率的にコンテンツを引き出せる方が良いと思っているぐらいだ。コンテンツ消費型のユーザーにとって、現在の映像の流通形態は古すぎるというのは充分に理解できる。 しかしコンテンツ業界、とくに映画業
eiga.comの記事 によれば、CGクリエイターのFROGMAN氏によるフラッシュアニメ2本が 映画館で公開されることとなった。 公開されるのは「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE/総統は二度死ぬ」 と「古墳ギャルのコフィー/桶狭間の戦い」の2作品で、今年3月に新館オープンする TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ流山おおたかの森などで、3月17日より公開の予定。 同氏のアニメはテレビ朝日のTHE FROGMAN SHOWで深夜放送されていた。 FROGMAN氏が作成するアニメ作品は、原作・監督・脚本・キャラクターデザイン・声優などをほぼ1人で行っている(男性の声はほとんどFROGMAN氏が声色を変えたもの)。 アニメといえば多人数かつ、相応の制作費がかかるという常識があるが、 それに対し個人で果敢に挑むという点で新海誠氏と共通するものがある。 ただしフラッシュアニメを利用し
20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパンは、ユーザーが見たいコンテンツにだけ料金を支払うペイパービュー(PPV)機能を搭載した低価格DVDを12月20日より販売する。米国の人気ドラマシリーズである「24」のシーズンI、II、IIIのDVDをそれぞれ1490円で、コンビニエンスストアを通じて売り出す。年末年始の連休に向け、これまで24シリーズを見たことがない層にアピールする狙いだ。 ヴィジョネアが開発した「DVDMAGIC」という技術を利用した。これはDVDに収録された映像にロックをかけ、視聴期間などをインターネットを使って映像供給側が自由に設定できる技術だ。これまでに無料DVDの「codeNEO」や雑誌「ゼクシィ」の付録などで採用された実績があるが、今回のように映画作品の全国販売に採用されたのは初という。 それぞれのDVDパッケージは6枚組で第1話から第24話までが収録されて
サイバーエージェントは11月6日、サイバーエージェントの連結子会社であるサイバー・バズとクロスワープが共同で、新作映画のクチコミマーケティングサービス「BuzzMovie(バズ・ムービー)」を開始すると発表した。 バズ・ムービーは、映画配給会社の新作映画の感想を、“インフルエンサー”と呼ばれる影響力の高い人気ブロガーが紹介することにより、話題作りとクチコミ効果を狙うマーケティングサービス。 インフルエンサーとなるブロガーは、サイバー・バズの運営するクチコミマーケティングサービス「CyberBuzz(サイバー・バズ)」の会員が対象で、一般公開前にオンライン試写を行い、作品の感想をブログ上で紹介する仕組みだ。 オンライン試写は、クロスワープの保有する著作権保護配信システムを用いることで、二次利用などができない環境を作り、コンテンツが不正に流通されない状況下で実施する。 クロスワープが開発したバ
「T-Mobile G1」は中身で勝負--初の「Android」携帯が持つ可能性 米国時間9月23日に発表されたGoogleの「Android」を搭載した携帯は、外観はほかの携帯電話と大差はないが、これまでの携帯電話にはないユーザーエクスペリエンスを提供するソフトウェアが搭載されている。 2008/09/26 07:00 [スペシャルレポート] 新「MacBook」筐体、プラスチックからアルミニウムへ--AppleInsider報道 新しい「MacBook」と「MacBook Pro」を見た業界関係者らによると、それらの外観は予測どおり、アルミニウムベースのものになるとAppleInsiderが報じている。 2008/09/26 09:15 [パーソナルテクノロジー] ユニバーサルミュージック、ビデオポータルを計画か--情報筋から明らかに ユニバーサルミュージックグループに近い
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
草の根の「トレンドセッター」 10月のとある日曜の晩、テキサス州オースチン郊外の射撃練習場に続く砂利道を、ほろよい機嫌の映画ファンたちが、蛇行しながら進んでいく・・・。 射撃練習場の駐車場は、映画「ドミノ」の試写会から流れてきた人々の車でほぼ埋め尽くされていた。試写会場には脚本家も姿を見せた。映画会社はHarry Knowlesの強い勧めに従って、来場者に飲み物をふるまい、試写を観た後は射撃遊びに興じることができるよう取りはからった。Harry Knowlesはうわさ話、レビュー、業界ゴシップなどを満載し、「おたく」から業界人まで、幅広い層の支持を集めている人気サイト「Ain't It Cool News」の運営者だ。 異例の試写会だった。しかし、映画会社には責任訴訟専門の弁護士を雇ってでも、Knowlesの気に入る試写会を開催する必要があった。米国の好みを決定しているのは、事実上、彼のよ
コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は6月1日、同機構が促進する著作権保護への取り組みとコンテンツビジネスについての中長期ビジョンを発表、2004年から導入した「CJマーク」を利用しての海賊版対策も強化していくことも明らかにした。 CODAは海賊版対策を柱に、海外におけるコンテンツビジネスを促進するため2003年に設立された民間組織で、音楽/映像/アニメ/ゲームなどの製作および流通業者など20団体22社で構成されている。代表幹事は日本映像ソフト協会 会長の角川歴彦氏。 発表された中長期ビジョンでは、2010年年度末までの中期目標として「アジア市場の開拓、欧米市場へのさらなる拡大展開」、2015年度末までの長期目標には「海外において日本のコンテンツを安定的に流通・保護・活用できるビジネスモデルを構築する」を挙げている。 具体的な活動は、コンテンツ著作権についての啓蒙活動や日本製コンテンツの
米国メジャースタジオがついにインターネットでの新作映画のダウンロード販売を開始する。これまで、インターネットでの配信に本腰を入れてきたとはとても言えない立場を貫いてきたハリウッドメジャーがなぜ今となって方向転換をしたのだろうか? 日本未公開映画を自宅で? 3月31日。14年前に封切られて、米国だけではなく日本でも話題になったシャロン・ストーンとマイケル・ダグラス主演の「氷の微笑」の続編「Basic Instinct 2」が全米で封切られた。前作に引き続きシャロン・ストーン主演の全世界一斉封切り映画ということで、様々なメディアで取り上げられてはいるものの、日本では「公開予定なし」という。 Basic Instinct 2は日本の男性誌などでは「2006年、見たい映画ランキング」の上位に入っているが、ハリウッドで聞いた話だと、春休み恒例の「まんが祭り」と相変わらずの韓流ブームに押されて上映館を
New York Times紙(電子版)が米国時間3月9日に報じたところによると、Amazon.comが新しい動画コンテンツの販売サービスを検討しているという。この有料サービスでは、ユーザーがオンラインからダウンロードした映画やテレビ番組を、自分でDVDに記録することが可能になる。 Amazonでは、Paramount Pictures、Universal Studios、Warner Brothersの大手映画会社3社に対して、このサービスの概要をすでに説明しているが、まだ各社との交渉が残されており、サービスの開始時期や価格設定などについてははっきりしていない。 米国市場ではすでに、Walt DisneyのスピンオフであるMovieBeam(Cisco SystemsとIntelが支援)や、Paramount、Universal、Warnerの各社と提携するMovielink、AOLのI
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