「焼肉酒家えびす」に生肉を納入した食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)の役員とみられる人物がインターネットで「ユッケ用」として牛肉を通信販売していたことが8日、分かった。 サイトによると、通信販売会社の所在地とファクス番号が同商店と同一で、担当者として役員とみられる人物の名前と写真が掲載されている。 商品のうち「交雑種/外モモ/B2」と記された商品では「どこにでもある商品ですが価格で勝負します。赤身率が高くユッケやロースで使用できます」と説明。1キロ当たり1350円とし8日現在「品切れ中」となっていた。サイトは同日付で削除された。 集団食中毒に絡み、同商店は「生食用として出荷していない」としていた。