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ブックマーク / tonmanaangler.hatenablog.com (34)

  • 内田樹の正体はロールシャッハ・テストである - 国家鮟鱇

    ⇒八紘一宇−田中智学−北一輝−岸信介−安倍晋三の「ギミック」の連鎖を切れ - kojitakenの日記 まず言いたいのは、リベラルが自分達と違う立ち位置(とされている)人物を持ち上げるのは、自分達と違った見方をしている人の意見を聞いて自分達の考えを深めようというようなものではさらさらなくて「自分達と違う立ち位置にいる人も自分達と同じ又は近い考えをしている」というアピールをしたいからに他ならないと俺は思う。またこの記事で取り上げられている(自称)右翼の人をなぜリベラルが持ち上げるかといえば、上の目的に加え「自分達と対立している右翼でさえこの問題に関しては反対している」ということを宣伝し、「ネット右翼は物の右翼ではない」などと主張して彼らに揺さぶりをかけ、あるいは社会に訴えることを目的の一つとしているのであろうと俺は思う。そしてそれさえできればいいのだから「細かいことは気にしない」ってことに

    内田樹の正体はロールシャッハ・テストである - 国家鮟鱇
  • なぜ共産主義は独裁者を生むのか? - 国家鮟鱇

    独裁を生む要素は 1.理性崇拝 この世界を支配する絶対的な法則があると確信している。しかし仮にそのようなものがあったとしても、実験などで確認できるものならばともかく、そうでないものを確定させるのは困難。にもかかわらず理性の力で「正しいもの」と「間違ったもの」を見分けることができると信じている。よって自分と異なる意見は「異論」ではなくて「間違ったもの」として糾弾することが容易。 2.一般意志 個人の意志である「特殊意志」の総和の「全体意志」と異なる「一般意志」というものがあると考えている。ところが上と同じく「一般意志」なるものが何であるかを確定させることは困難。にもかかわらずそれがわかるという信念がある。そしてその一般意志「それが当に人民が望んでいるものだ」という理屈によって人民を支配することが可能となる。 以上のように元から思想的に独裁を生みやすい(共産主義だけではないけど)。 ここから

    なぜ共産主義は独裁者を生むのか? - 国家鮟鱇
  • アーノルド・トインビーの言葉 - 国家鮟鱇

    ⇒ちょっと信じがたい引用をみつけました。 どなたか出典や真偽をご存知の方がいらっ... - Yahoo!知恵袋 12,3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる 俺はアーノルド・トインビーについて名前を聞いたことがある程度の知識しかないんだけれど。 常識的に考えて「民族の神話」を(生きたものとして)持っている民族ってどれだけあるんんだって思う。 たとえば中国神話 中国語には来「神話」という概念はない。 神という概念はあったが、実のところ歴史時代の前に神話時代があったという世界観ではない。 むしろ、人と神と仙人とが混然としたカオスをなしていると言ったほうがよい。 このあたりが、日神話やギリシャ神話などとの大きな違いである。 ⇒中国神話 (ちゅうごくしんわ)とは【ピクシブ百科事典】 あるいはギリシャ・ローマ神話はヨーロッパに住む人々の「民族の神話」と言えるだろうか?

    アーノルド・トインビーの言葉 - 国家鮟鱇
  • 異なる歴史認識と共通認識 - 国家鮟鱇

    歴史記述について (内田樹の研究室) 内田樹という人間は、少し考えればおかしいことが明瞭な話を、小難しくて、それでいてどこかで聞いたことのあるようなもっともらしい主張を織り交ぜて語り、よく意味はわからないが結局のところ我々の味方なんだろうと思わせ(今回は反グローバル化、反橋下か)人々を魅了する「天才」である。「天才」といっても「頭が良い」ということではない。こんなことをまともな思考力のある人間が意識的に継続してやっていたら精神が崩壊するであろう。内田先生の場合は、偶然が産み出した様々な要因が組み合わされて形成された「天然の才」であろう。 誰もが嘘をついている。私もついているが、お前たちもついている。だから、誰もその嘘を咎める権利はない。 「この世に絶対的な正しさはない」とか「ポストモダンは何でもあり」とかいった系統の話だが、万人がそれぞれ別の歴史認識を持っていて各自がその独自の歴史認識を

    異なる歴史認識と共通認識 - 国家鮟鱇
  • 個人主義が全体主義とつながっていることの実例 - 国家鮟鱇

    ⇒Life is beautiful: 福島で作られつつある異様な「空気」 自分の子供がいつ癌や白血病になるか心配しながら生きて行くような生活を地元の人に押し付け、かつ、その心配を口に出す事すらはばかれるような「空気」を作る政府。まるで戦時中の日だ。 ① 政府が「空気」を作り出している。そうでなければ批判者など出てくるはずがない。 だからと言って事故前には立ち入り禁止になっていたような放射線量を持つ地域にまで「ただちに健康に影響はない」から戻れと言っても、まったく安心はできないのが親の心情である。 ② 個人が「自分の頭」で考えればまったく安心できないに決まっている。 「絶対的に正しい答」があって、「空気」に染まっていなければ、その答にたどり着くのが「当たり前」だという論理の元では、それ以外の答にたどり着いてしまった人間は「空気」に染まってしまった愚かな人間であり、そんな奴の意見は排除して

    個人主義が全体主義とつながっていることの実例 - 国家鮟鱇
  • バカをバカと言うことの無意味さ - 国家鮟鱇

    ⇒「上から目線」ということの無意味さ :: Archives こういうの見るとつい言っちゃいたくなるんだよね。何しろ俺も「上から目線」が気になるバカだから。 AがBを「上から目線」だと評した場合、Aはバカなのである。その通りだ。少なくとも(1)の場合は、それを自覚しているのである。Aは自分がバカであることを自ら表明しているのである。Aは自分がバカであることを百も承知の上で、バカだからといってバカにしないでほしいと言っているのである。それを批判するということは、「バカをバカにして何が悪いのだ」と言っているのと同義である。バカをバカにすることが悪いかといえば悪いことではないかもしれない。しかし無意味である。 … どういう語り方をすれば、「上から目線」で語られていると感じられてしまうかというと、それは語られた側の受け取り方次第なので、長い付き合いのある相手ならともかく、良く知らない相手だったら、

    バカをバカと言うことの無意味さ - 国家鮟鱇
  • 非言論の不自由 - 国家鮟鱇

    ⇒池田信夫 blog : 言論の自由を圧殺する「自由報道協会」 - ライブドアブログ この手の行為を見て「言論の自由を圧殺する」ものだというのは、原発肯定・否定に関わらず多くの人が抱く感情だろう。俺もそう感じる。 この手のことがしばしば起きるのはなぜなのか? 一つの考えとしては「彼は(自己の考える)正義のためには言論を圧殺しても止むを得ないと思っている」というものだろう。 しかし、それよりも「彼には言論を圧殺しているという自覚がない」という可能性の方が高いのではないかと思う。 すなわち、彼が圧殺しようとしているのは彼の中では「言論ではないもの(非言論)」なのであるという可能性。 ここでいう「非言論」とは、「最低限の知能を持つ者が自由な意思によって考察した結論としてはありえない発言」という意味であり、そのような発言がは「無知に基づく妄想・精神を異常をきたした者の意味不明な発言・嘘であることを

    非言論の不自由 - 国家鮟鱇
    vitamincba
    vitamincba 2011/07/22
    「彼らは無知な人は教育施設、精神に障害のある者は病院に収容させてあげているだけなのだ。もちろん罰ではなくて福祉である」
  • 革命と復古(韓国の場合) - 国家鮟鱇

    前回「革命と復古」という記事を書いた。フランス革命について詳しくないと前置きして書いたもので、自分でも確信があるわけではない。 今回、さらに韓国について全く詳しくなく、その上明治維新でさえ詳しくないにもかかわらず、またちょっと書いてみる。 きっかけは、この記事を読んだから。 ⇒フランスのJapan Expo2011がヤバイ:ハムスター速報 この手の話は良く2ちゃんねるのまとめサイトで目にする。なんとウィキペディアにも記事があった。 ⇒韓国起源説 - Wikipedia 「日に対する韓国起源説の発生理由」として「事大主義・小中華思想・儒教・属国史」と書かれている。そうなのかもしれないけれど、俺は「革命と復古」という側面から考えてみる必要性もあるんじゃないかと思う。 前回、フランス革命は中世の伝統や慣習を徹底的に破壊したと書いた。そして新古典主義はギリシャ・ローマに回帰した。これは無関係なこ

    革命と復古(韓国の場合) - 国家鮟鱇
  • 内田樹の支離滅裂 - 国家鮟鱇

    書くつもりはなかったんだけれど、とてつもなくひどい話なのに批判らしき批判が出てこないので少し書く。 ⇒弁慶のデインジャー対応について (内田樹の研究室) 何が一番ひどいかというと、これ。 私たちがもし幸運にも破局的事態を生き延びることがあったとしたら、私たちはそのつど「なぜ私は生き残ったのか?」と自問しなければならない。 「他ならぬ私が生き残ったことには理由がなければ済まされない」という断定は誇大妄想でもオカルトでもなく、人間的意味を「これから」構築するための必須条件なのである。 だから、WTCをテロの直前に離れた人が「なんだか『厭なこと』が起こりそうな気がして」というふうに事後的に自分の「異能」を発見するようになるのは当然のことなのである。 そうすべきなのである。 私が生き残ったことには意味があると思わなければ、死んだ人間が浮かばれないからである。 これは菊池誠教授の宝くじの話に少し似て

    内田樹の支離滅裂 - 国家鮟鱇
  • アメリカの公教育の目的 - 国家鮟鱇

    ところで、内田先生の記事 ⇒教育のコストは誰が負担するのか? (内田樹の研究室) それに対して、公教育制度の導入を求める教育学者たちはこう反論した。 いやいや、それは短見というものでしょう。 ここでみなさんの税金を学校に投じると、どうなりますか。 文字が読め、算数ができ、社会的ルールに従うことのできる労働者が組織的に生み出されるのです。 その労働者たちがあなたがたの工場で働いたときに、どれくらい作業能率が上がると思いますか。それがどれくらいみなさんの収入を増やすと思いますか。 つまり、これはきわめて率のよい「投資」なんです。 公教育に税金を投じることで、最終的に得をするのはお金持ちのみなさんなんですよ。 「他人の教育を支援することは、最終的には投資した人の利益を増大させる」というこのロジックにアメリカのブルジョワたちは同意した。 そして、世界に先駆けて公教育制度の整備が進んだのである。

    アメリカの公教育の目的 - 国家鮟鱇
  • 内田樹先生の利用法 - 国家鮟鱇

    「内田樹が面白い情報を提供したときは疑え。十中八九間違っている」というのが俺のポリシー。 ということは前に書いた。 ⇒患者様 - 国家鮟鱇 さて内田樹先生の最新エントリー。 ⇒公共性と痩我慢について (内田樹の研究室) 福沢諭吉の『痩我慢の説』が紹介されている。なかなか面白そうだ。 ということは、疑うべきだということだ。 検索すると全文掲載しているところがあった。 ⇒痩我慢の説(言葉 言葉 言葉) 「やっぱりね」って感じ(それについては後ほど書くかもしれない)(書かないかもしれない)。 しかし、まあ、こうやって俺は『痩我慢の説』を読むことができたってことだ。ってことは、それなりに役に立ったってことだ。

    内田樹先生の利用法 - 国家鮟鱇
  • 内田樹先生は今日も平常運転 - 国家鮟鱇

    ⇒内田 樹 「腐ったマスメディアの方程式」 君たちは自滅していくだろう | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社] テレビは見ない。新聞もも読まない。マスメディアは世の中の急激な変化に戸惑うばかり。なぜ見なくなったのか。なぜ読まなくなったのか。内田教授はその理由を「作り手の劣化」と断じる。 たとえば、「かつての売れっ子歌手が最近売れなくなったのはなぜか」という問いがあったとする。それの答えが「音痴だから」というのは適切な答えだろうか。俺にはそう思えない。なぜならその歌手は昔だって音痴だったのだ。それにもかかわらず昔は売れていたのだ。「昔は音痴という短所を上回る魅力があったが今はただの音痴にすぎない」という話ならわかるけれど。 似たような話はよく見かける。たとえば、ファストフード会社の売り上げがなぜ落ちたのかという問いに、「あんな豚の餌みたいのべられるか」みたいな答えとか。そういう考え

    内田樹先生は今日も平常運転 - 国家鮟鱇
    vitamincba
    vitamincba 2010/10/07
    「昔からそうだったものを原因とするならば、それがなぜ最近になって受け入れられなくなったのかということが重要な点だ。単に「欠点」を上げただけでは答えになっていないのだ」
  • 共存不可能な価値観にどう対処するのかという現代の大問題 - 国家鮟鱇

    ⇒朝日新聞社説 たばこ値上げ―喫煙者のためにもなる : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記 朝日新聞社説 たばこ値上げ―喫煙者のためにもなる : asahi.com(朝日新聞社):社説 私はこの発想、「喫煙者のためにもなる」はファシズムへの小さな一歩だと思う。 喫煙者は値上げを望んではいない、がその健康には役立つ。つまり、おまえの幸せは私(国家)が知っているという構図だ。ろくでもない。 誰のためになるかといえば「公」である。公が所定のルールでマイノリティーを抑圧しているだけのことだ。ルールの背後にあるのは、国家の保障の限界や公として他を守るため、とはいえタバコを密室で一人吸う分にはどうということでもない。 一方にタバコを吸いたい人がいる。もう一方にタバコを毛嫌いする人がいる。 さらには近くで吸われるだけでなく、吸っている人が存在すること自体が気にわない人

    共存不可能な価値観にどう対処するのかという現代の大問題 - 国家鮟鱇
  • 相容れない意見を「間違っている」とすることについて - 国家鮟鱇

    ネットの話題は目まぐるしい。この話題はもう鎮静化しちゃたんですかね。ここが肝心なことだと思うのだけれど、田母神氏の更迭理由は「政府見解に反する」からですよね。「間違っている」からじゃありませんよね。 そもそも「間違っている」という判断を誰が下すことができるのだろうか?個人的見解であればそれは可能だし、実際多くの人が間違いだと言っているけれど。 俺は、思想・信条の自由だとか、言論の自由をとかを肯定しておきながら、「間違っている」からという理由で安易に意見を排除するような行為は、とても危険だと思っているんですね。それならば、相容れない意見を排除する行為の方がはるかにましであると。 なぜなら、後者は相容れない意見を意見であると認めた上で、相容れないという理由で排除しようとしているのに対し、前者はその意見をそもそも意見であると認めていないから。「間違っている」とはそういうことでしょう。 そのことに

    相容れない意見を「間違っている」とすることについて - 国家鮟鱇
  • ゼロ年代の日本歴史研究における有力説の盛衰 - 国家鮟鱇

    なんてタイトルをつけると大層な話みたいだが、素人の俺が書くんだからそんな大したことはない。要は俺がネットを始めてから目にした日掲示板などで盛んに言われていたけれど、今はそれほどでもなさそうな説について。 (1) 信長馬揃え朝廷威嚇説・三職推任信長意向説 ⇒京都御馬揃え ⇒三職推任問題 2001年にネットを初めてから、信長関係のホームページや掲示板をよく巡回していたが、これらの説は非常に有力視されていたと記憶している。その後、堀新氏などの否定勢力が盛り返した。今でも根強く残っているみたいだが、かつてほどではなさそう。 (2) 聖徳太子はいなかった説 ⇒聖徳太子 - Wikipedia 大山誠一氏の唱えた説。「学界の大勢」と書いた新聞社もあったほど。しかし「学界の大勢」は既に距離を取っていると思われ、マイルドに消えていくだろうと予想。 って二つしか思い浮かばなかった… ついでだから、一般的

    ゼロ年代の日本歴史研究における有力説の盛衰 - 国家鮟鱇
  • 「インテリは左たらざるをえない」 - 国家鮟鱇

    ⇒ウヨクはバカに見える - 今日の雑談 これってごく単純に「インテリは左翼だ」ってのが流行や一種のモードだったということだけなんじゃないかな。反体制即カッコイイの感覚。それが今でもまだ続いてる。 いや、そういうことではないです。そもそも俺の見るところ、保守主義者の多くは、左翼を理性主義者と認識しています。ドラッカーもその一人です。 啓蒙思想は人間の理性が絶対であることを発見した。この発見から、その後のあらゆるリベラルの信条が生まれ、さらにはルソーに始まるあらゆる種類の全体主義の信条が生まれた。(中略)理性主義の真髄は、絶対理性の完成を生身の人間に行なわせるところにある。 そして、「インテリは左たらざるをえない」の部分を、少し長く引用すれば、 彼らは自らの教義が理性的であるとする。理性的な手段によって、自らの教義に意味のある働きをさせることができると主張する。彼らは、自らの教義の正しさは理性

    「インテリは左たらざるをえない」 - 国家鮟鱇
  • 言霊とミカン - 国家鮟鱇

    はてなブックマークで良記事だと評価が高い ⇒25時:言霊とミカン /宮崎 - 毎日jp(毎日新聞) ミカンに「ありがとう」「死ね」と話し掛け、変化の有無を観察する「言霊(ことだま)大実験」が昨秋、県南地域の中学校であった。言葉の大切さを考える道徳学習だという。 対象はビンに入れた3個のミカン。約2カ月後、生徒から悪い意味の言葉を掛けられた方が腐り始めた。良い言葉の方は変化なし。発案した教諭、そして多くの生徒が「言葉が伝わったのでは」と思ったという。 だが俺はへそが曲がっているので素直に同意できない。 まず、言いたいのは、この「記事」は「25時」という「コラム」だということ。今日23日の「コラム」は、 冬季五輪フィギュアスケート・ペアのフリー演技で、川口悠子選手が4位になった。日国籍を捨て、ロシア国籍を取得して挑んだ五輪だった。 ⇒25時:五輪と国籍 /宮崎 - 毎日jp(毎日新聞) 「川

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  • 昨今の状況を幕末(鎌倉幕府の)になぞらえる - 国家鮟鱇

    ⇒明治維新のときも当にこんな感じだったのかもな - Dancin’ in the Dark 現在の状況を歴史上のある時代にたとえるというのはよくある話。ま、面白いんだけど。 俺も昨今の状況は、幕末に似ていると思う。幕末といっても鎌倉幕府の幕末だけど。 鎌倉幕府滅亡の原因の一つとして以下のようなものがあげられる。 鎌倉幕府は御家人を大量動員して応戦したが新恩給与するための土地が得られず、彼らに対して恩賞として与える物はほとんど無かった。さらには加持祈祷によって戦争に勝てたとする公家方により、領安堵と保障されていた土地すらも旧神領は寺社に返すよう命じられてしまった。これらが永仁の徳政令の実施へとつながり、さらには鎌倉幕府滅亡へと至ってしまったのである。 ⇒元寇とは - はてなキーワード これは良く聞く話。子供の時の俺が思ったのは、加持祈祷なんか何の効果もないのに、そんなもののために、当に

    昨今の状況を幕末(鎌倉幕府の)になぞらえる - 国家鮟鱇
  • 子供手当てが「諸条件の平等」? - 国家鮟鱇

    歴史的政権交代から約一ヶ月が過ぎ矢継ぎ早にマニフェスト、実行に向けて政策議論を活発化させています。自民党政権が左翼化して以来、自民党的「大きな政府論」と民主党的「巨大な政府論」との審判に国民は「巨大な政府」を選択しましたが、私はそのマニフェストの中の「子供手当て」を中心とする社会保障政策と「地方分権(主権)などの統治権の問題を勘案しますと、近代市民権が確立して以来、かつてない危険な政権が誕生しつつあると思っています。 フランスの思想家で政治家でもあるトクヴィルは「諸条件の平等を追求すると専制政治を生む」といっています。平等を追求することは中央集権的政治体制による「政治的専制」を呼び、それを回避するために「地方自治」が必要であると、彼はアメリカ合衆国への旅行後に著した「アメリカのデモクラシー」で言及しています。そして「諸条件の自由こそ必要であり、究極はその両方の衡平、バランスが重要である」と

    子供手当てが「諸条件の平等」? - 国家鮟鱇
  • 内田樹先生がなんか言ってますけど(パート2) - 国家鮟鱇

    ⇒増子化対策 (内田樹の研究室) ⇒はてなブックマーク - 増子化対策 (内田樹の研究室) 現在はてなで266件もブックマークされてる。その割に言及ブログが少ない。つっこみどころの多い「おいしい」記事なのに… どうして?いつものことだから?つっこんだら負けだと思ってるから? 前々から思っていたんだけれど、内田樹氏の記事に付くコメントに「釣りでしょ」とか「先生はわざとやっている」的なものを良く見かける(今回ほとんど見かけないけれど)。ありゃなんなんだと?俺は「釣り」だとは全く思わないし、万に一つ人が「釣り」のつもりで書いているのだとしても、「つっこんだら負け」なんてことは全くないし、それで「ネタにマジレスかっこ悪い」みたいなこと言うやつがいたら、そいつの方がおかしいと思う。 あまりにもつっこみどころが多いと、つっこむ気力が萎えるってのもあるかもしれないけれど。「一個のボケは総ツッコミを受け

    内田樹先生がなんか言ってますけど(パート2) - 国家鮟鱇