◆村山保健所が具体的なケア紹介 高齢者施設での看取り(みと)を浸透させようと、県村山保健所は「看取りに関する手引き」を作成した。「ついの住み家」として施設の役割が大きくなる中、本人や家族の意思に基づいて穏やかな最期を迎えられるように、慣れない職員らのために具体的な対応を盛り込んだ。 2011年に県内で死亡したのは1万4880人。このうち8割近い1万1462人は病院で死亡し、特別養護老人ホームなど施設で死亡したのは1143人と1割に満たない。国立社会保障・人口問題研究所の試算では、40年頃まで死亡者数は増え続けるとみられるが、県内の病床は徐々に減っているのが現状だ。 同保健所の山口一郎所長は「単身世帯や高齢世帯が増えていて、一昔前の自宅での看取りは難しい場合が多い。限られた病床数の中で受け入れる病院の負担も大きく、施設で最期を迎える人は今後ますます増えていくだろう」と指摘する。 ただ現実には
こんにちは。 看護プロの吉場です。 本日のニュースは、緩和ケアに関してです。 がん等を患った際、どこで療養生活をし、最後を迎えたいか。 約4割の方が自宅を希望しているのに対し、 実際9割以上が病院で亡くなっているという現実をご存知の方も多いかもしれません。 今回、がん患者への緩和ケアを推進する取り組みで、 地域の患者さんの自宅死亡率が1.9倍になったというニュースがあったのでご紹介いたします。 2008年から5年間、山形県鶴岡市や千葉県柏市など、4つの地域で 「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」が行われました。 実際に行われたことは、 地域の人、患者、家族向けに・・・ ・緩和ケアに関する相談窓口を開設 ・緩和ケアや在宅ケアに関する地域住民の方が参加できる講演会を地域で企画 ・主治医と緩和ケアの専門家とが相談できる体制の整備 医療福祉従事者向けに・・・ ・医師、看護師、薬剤師、社会福祉士
県内の昨年度の高齢者虐待に関する県の調査で、本人の合意なしに財産や金銭を使用するといった「経済的虐待」が過去最多の38件に上ったことが分かった。県長寿社会課は、「介護サービスを受けさせないなどの深刻な事例があり、対策の強化が求められる」としている。 調査は、県内の市町村が昨年度、通報や相談を受けるなどして新たに虐待を受けているのが確認された65歳以上の高齢者についてまとめた。 それによると、虐待されていた高齢者は164人で、前年度に比べ、4人増加した。このうち、75歳以上が134人(約82%)、128人(約78%)が女性だった。 虐待の種別(複数回答)は、身体的虐待が94件、心理的虐待が60件、介護世話の放棄・放任が41件だった。経済的虐待は38件で、前年度に比べて11件増加し、調査を始めた2006年以降最多となった。 経済的虐待の内容としては、「客観的に介護サービスが必要な妻の年金を夫が
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