読者が毎月のように誌面に登場したりする「読者参加型」の雑誌では、一読者が高い支持を得て“カリスマ読者”になるということは、よくあることです。「ESSE」も同様で、いまやカリスマ主婦として大人気の若松美穂さんは、その代表格。埼玉県在住の36歳の専業主婦で、夫と2人の娘さんとの4人暮らし。プロフィルだけ読めば、それこそどこにでもいる“普通の主婦”です。しかし、お金をかけずに素敵(すてき)に暮らすライフスタイルが読者の圧倒的な支持を得て、ESSEはもちろん、ほかの雑誌にもたびたび登場し、単行本も4冊出していずれもヒットするほどの人気者になっているのです。 その若松さんの最新刊『私と家族のしあわせ時間』(扶桑社)は、初の書き下ろしエッセー。タイトルのとおり、若松さんと家族の、さりげない日常風景が描かれています。私ももちろん読みましたが、ページを読み進めるうちに、「大切なのは、何気ない日々を丁寧に過
≪二つの事例の共通項≫ 麻生政権下で起きた中山成彬前国土交通相の辞任と、田母神俊雄前航空幕僚長の更迭という一連の大騒動を見ていて、連想して思いだしたことがある。それは、安倍晋三元首相が首相就任前、記者と雑談しているときなどによく言っていたこんな言葉だ。 「左派勢力は、自分たちの思想をオブラートに包み隠して政府の審議会などに委員となって潜り込み、自分たちの考えを政策に反映させている。それに対し保守勢力は、正面から意見、主張をぶつけてはつぶされている。そこのところをよく考えないといけない」 中山氏は、「日教組は解体しなければいけない」などと発言したことを「失言」とされ、在任わずか5日間で大臣の職を去った。田母神氏は「日本だけが侵略国家だといわれる筋合いはない」などと意見を表明し、政府見解(日本による植民地支配と侵略を謝罪した「村山談話」)と異なるとして更迭、定年退職させられた。 前者は報道各社
TwitterやFacebookなどソーシャルメディアを中心に、3年後のインターネットの姿を考えるブログです。私たちのライフスタイルやワークスタイルの未来を先取りしましょう。 ニュースサイトのCNETに、実に興味深い記事が載っていた。「Twitterが生き残るために--ビジネスモデル10案」という記事なのだが、勝手にTwitterの収益モデルについて考えたものだ。ここで挙げたビジネスモデルのどれがTwitterにとって有益なのかアンケートも実施しているので、投票してみるのも面白い。 私は、「企業バージョン」に投票した。最近の企業情報システムはいわゆるWeb2.0の機能を取り込んでいる。社内SNSや社内ブログといった、社員同士が情報を発信し共有するというスタイルがどんどん普及している。昔はグループウエアで情報共有をしていた、ちょっと前は社内情報ポータルだった。そして今度は社内SNSで情報共有
このところ「大麻汚染」についてのニュースが多いが、大麻の種を10粒もっていたぐらいで逮捕する国は、先進国にはない。アメリカの大統領選挙と一緒に行なわれた住民投票では、多くの州で大麻は合法化されるかきわめて軽微な罰則になった。 もちろん大麻に問題がないわけではない。しかし、その毒性も依存性も、アルコールやタバコより低い。大麻にこれほど大騒ぎするなら、日本も禁酒法をつくり、喫煙者を逮捕しなければ論理的におかしい。こんにゃくゼリーを禁止するなら、餅の販売も禁止すべきだ。ついでに、あなたを殺す最大のリスクである自動車も禁止すべきだ。 世の中にはさまざまなリスクがあり、それをゼロにすることは必要でも可能でもない。タバコの社会的コストは5兆6000億円という推定もあり、大麻とは比較にならない。タバコのリスクを「自己責任」で認めるなら、同じ理由で大麻も合法化すべきだ。フリードマン以来、指摘されてきた
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