「最近、”カケイザー”なる、自分の家系図を常に携帯している人が巷で増えていると噂で聞いていたんですが、うちの会社でも実際にいたんですよ。手帳にはさんで大事そうに持っている同僚が……」 こう話すのは、都内のメーカー勤務の男性Hさんだ。 カケイザーだけでなく、最近は、幕末の偉人の墓参りをする”墓マイラー”なる女性たちが急増しているという。これは2008年に出版された、『著名人のお墓を歩く』(風塵社)の出版が影響しているようで、その後も『一度は訪ねてみたい有名人のお墓』(明治書院)、『墓マイラーに送る 墓地散歩』(日刊スポーツ新聞社)など、類書が続々出ている。 カケイザーに墓マイラー……家系図やお墓といった「生と死の証」を見聞することで、先人たちの生き方に思いを馳せる。こうした人々が増えた背景と、昨今のにわかにブームの「終活」も関係があるのではないかと指摘する声もある。 「終活」とは、今夏以降、
匿名、仮名、無署名・・・。名無しがあふれる、こんな日本の新聞記事を信じられるか? イラク帰還兵のウソが暴かれたのは実名だからこそ アメリカで一時は反戦ヒーローとして有名になったイラク帰還兵、ジミー・マッセーをご存じだろうか。 2003年3月の開戦直後から海兵隊員として戦地に赴き、アメリカ軍による残虐行為を目の当たりにする。そのショックで「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を患い、数ヵ月後に海兵隊を除隊。その後、マスコミに頻繁に登場して自らの体験談を赤裸々に語る・・・。 以下、マッセーが語った話をいくつか紹介する。 ● 陥落直後のバグダッドで非武装のイラク人がデモ行進すると、海兵隊が無差別に発砲。多くが死亡する。 ● 検問所で止まらない車に向けてアメリカ兵が発砲。4歳のイラク人少女が頭を打ち抜かれ、即死する。 ● アメリカ軍の攻撃で死亡したイラク民間人の遺体を満載するトレーラーが走る。女性
中国の高速鉄道に乗ると、中国の急速な産業発展を体験できる。筆者は最近数人で、南京から上海まで高速鉄道で旅をした。ニューヨークからワシントンへ向かう米アムトラックのサービスが夢見ることしかできない速さだった。 鉄道の車両を造った企業、中国南車(CSR)の思い通りになれば、米国は今後10年間でこの技術を味わうことになる。 CSRは今週、独シーメンスや仏アルストムに対抗して、フロリダ、カリフォルニア両州向けの高速鉄道サービスに米ゼネラル・エレクトリック(GE)と共同入札することで合意した。 高速鉄道は経済転換の輝かしいシンボルだが・・・ 表面上、この高速鉄道は、世界の工場から高度な技術を持つ革新的な経済への転換を図る中国の輝かしいシンボルだ。中国はほかの分野でも力をつけている。今週は、上海の15歳の生徒は読解力、数学、科学の学力調査で、その他65カ国の生徒に勝ったことが明らかになった。 だが、高
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手の米フェイスブックの創業者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏が資産の大半を寄付する慈善活動に参加することになった。同氏は弱冠26歳だが、米経済誌フォーブスの長者番付では36位。その推定資産は69億ドル(約5800億円)とされ、この活動への参加で同氏はその大半を生前あるいは死後に寄付することになる。 ザッカーバーグCEOが大きな寄付を発表したのはこれが2度目。同氏は今年9月にテレビ番組に出演し、ニュージャージー州の公立学校に最大1億ドルを寄付すると約束していた。今回の活動については、「多くの人は現役時代の終わりに社会への還元を行う。しかし人生の早い段階で還元し、その成果を見ることができるという機会もある」と述べている。 ゲイツ氏とバフェット氏の「ギビング・プレッジ」とは
ビジネスが変わる 生活が変わる 国が変わる 人口は7000万人に/ 青森・島根・長崎などには子供がいなくなる/ 大阪・兵庫には高齢者が集中/ 水道は維持不可能に 鉄道は廃線 学校・病院はなくなる/ 韓国・中国でも同じ問題が あなたの住んでいる町に、最近少しずつ変化が現れてはいないだろうか。その変化が一時的なものかどうか、この記事を読んで考えてみてほしい。それは人口減少が始まった兆候かもしれない---。 発行部数160万部を誇る、伝統ある経済誌『The Economist』11月20日号では、「A special report on Japan」と題した日本特集が組まれた。同誌で日本特集が組まれるのは約5年ぶりのことで、その内容は「未来の日本はどうなるか」。読めば読むほど気持ちが沈みこむシリアスな分析が並んでいるが、そこに描かれた暗い未来は、すべて日本の「人口問題に起因している」と書かれてい
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