三木谷氏。コンテンツのラインアップについては「だいたいあると全部ある、はまったくレベルが違う」とカンファレンスに参加した出版社などに協力を訴えた 「世界に通用する電子書籍のビジネスモデルを」――4月21日、楽天Koboが国内の出版各社と書店向けに開催した「楽天Koboカンファレンス 2014 Spring」で楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長はこう話し、同社の電子書籍事業の展望を示した。 Koboが運営する電子書店事業が日本での事業を開始してまもなく2年。楽天が創業して今年で17年目。三木谷氏は、発展を支える技術の進化をムーアの法則を引き合いに出しながら紹介し「今起こっていることは変化や進化でなく革命」と話す。 すべてのものがインターネットにつながるInternet of Things(モノのインターネット。三木谷氏は“有機インターネット”と訳を当てた)の時代にあって、爆発的に増え続ける