ネット検索への生成AIの導入については、マイクロソフトが「Bing Chat」で先行した。グーグルはBard(バード)を提供することでようやく追いつき始めたところだ。 なぜグーグルはマイクロソフトやOpenAIの先行を許したのか? この点について、ピチャイCEOはそもそも「遅れている」という見方自体を否定した。 「グーグルはユーザーの課題を解決するため、AIを長く開発してきた。この破壊的な技術をさまざまな場所で利用している。 多くの基礎的な技術を構築し、AIを前進させる一翼を担ってきた。(他社が)最初の1カ月の成果だけで未来を決定づけた、という考え方もありますが、私はそのような考え方に同意しない。 私たちはAIネイティブの企業として活動しており、最新のテクノロジーを使ってAIをより良いものにするために、会社中のすべてのチームが深く考えている最中だ」(ピチャイCEO) グーグルが生成系AIの