八重山教科書:玉津氏「多数決には屈しない」 教科書採択ドキュメント [画像を拡大] 社会 2011年9月9日 09時52分Tweet(2時間35分前に更新) 「玉津さん出てきて下さい」。石垣市、竹富町、与那国町の全教育委員が中学公民教科書の採択をやり直した8日の協議。多数決に反発し、玉津博克石垣市教育長と崎原用能与那国町教育長が退席する一幕も。混乱の中で「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版の不採択が決まった瞬間、詰め掛けた市民からは歓声が上がった。(渡慶次佐和) 石垣市教育委員会の会議室で午後2時に始まった総会は採択に至るまで6時間を要した。玉津教育長、崎原教育長は「何のためにやるんだ」「意味がわからない」と反発、議論は平行線をたどった。 育鵬社版に反対が過半数を占めた新聞社の世論調査を提示しながら、合意を図ろうとする委員に対し、玉津教育長は「大事なのは世論じゃなくて法律です」と譲ら