鉢呂氏は大臣失格=「死の町」発言批判−自公 鉢呂氏は大臣失格=「死の町」発言批判−自公 自民、公明両党は9日、鉢呂吉雄経済産業相が放射能漏れ事故を起こした福島第1原発周辺は「死の町」と発言したことに対し、「大臣として失格」(大島理森自民党副総裁)などと批判した。臨時国会で野田佳彦首相の任命責任を含めて追及していく構えだ。 大島氏は自民党本部で記者団に、鉢呂氏の発言について「撤回し、深く反省しなければいけない」と非難。同党の逢沢一郎国対委員長は記者団に「暴言としか言いようがない。任命した首相の責任を問わざるを得ない」と語った。 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は取材に対し「避難住民にとって、あまりにもむごい言葉だ。住民ができるだけ早く帰宅できるように全力を挙げることこそが政府の仕事ではないのか」と述べた。(2011/09/09-15:36)