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2008年7月25日のブックマーク (31件)

  • bp special ECOマネジメント/コラム - 次世代の明かりが照らす世界[後編] 政府に求められるリーダーシップ 蛍光灯化超えたLED化の流れを

    「LED照明」による二酸化炭素(CO2)削減効果はきわめて大きいが、蛍光灯と比べると初期コストが高いという難題があり、普及の障害になっている。だが、それは事実だろうか。IDEC執行役員の藤田俊弘さんは、「蛍光灯とLEDのコスト比較のグラフ」を見せてくれた。 まず初期投資額は、蛍光灯なら約1500万円前後ですむが、LED照明では3500万円前後かかったようだ。しかし、蛍光灯はLEDと比べると寿命が短く交換頻度が高いため、維持費は年月を経るにしたがって大きくなる。また、同じ明るさで比較すると、LEDは蛍光灯と比べてはるかに消費電力が小さい。これは、大きな電気料金の差になる。原油高騰で電気料金の値上げがアナウンスされたばかりだけに、電気料金の負担減は大きな魅力だ。 これらの初期投資額と維持費、電気料金の累積額でLEDが蛍光灯を下回るのは、施工から13年目という試算になる。 「13年もかかるのか」

    dombly
    dombly 2008/07/25
    『IDECの「全館LED照明システム」を見ると、LED化への転換を一気に政策にすべきではないか、と思う』
  • 不倫処理に見える企業倫理:日経ビジネスオンライン

    報道番組のキャスターが野球選手と不倫したとされ、責任をとって番組をとりあえずは降板した。 この一連の展開を裏付け、私たちがある種の納得をする背景に“倫理”というものがある。この倫理がある以上、守られるべきは家庭であり夫婦で、それを侵す独身女性のほうに非が偏りがちだ。 今回のケースでは男性は髪を切ることで世間に謝意を表明した。なら、女性だって髪を切って番組に出続けたらいいと、私なんかは思ってしまう。 それ以降のメディアでの解説では、もっぱら、その女性の性癖や酒癖みたいなものに帰着され、我々が共有する倫理を疑うところまでには至らない。 なぜ、野球選手が2軍に落ちず、キャスターが降板したか。職業がもつ社会的意味合いからか。なら、なぜ、このキャスターの一度目の不倫発覚の相手男性が議員であった時には、その意味合いにおいての処遇が機能しなかったのか。 キャスターはしょせん一企業が決めた人事だが、議員は

    不倫処理に見える企業倫理:日経ビジネスオンライン
  • 21:大回りして、けものみちを往く:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    新聞社に勤める知り合いが、たいへん憤っておられる。 私よりひとまわり近く年上で、それなりの役職に就いておられる。そのセクションの長だ。 彼が何に憤っておられるかというと、ありがたいことに今回は私にではない。そうそういつまでも叱られてばかりいてたまるか。では、昨今世間を騒がせる不条理な無差別殺人についてかというと、そうでもない。ジャーナリストとして人の命がいとも簡単に奪われる事件に心が痛まないわけがないのですが。 「しっかしよぉ、最近の若いもんはどうなってんだ、いったい」 最近の若い方々にえらくご立腹の様子なのである。 出ましたね、お馴染みのフレーズ。最近の若い者は。私はもう若い部類には入らないだろうから今日はお小言を頂戴しなくてすみそうだ、などと都合よく考えながら安心して彼の憤りに耳を傾けた。彼が勤務する新聞社の最上階にあるレストランでのことだ。その昔、尊敬する松清張がそのレストランを愛

    dombly
    dombly 2008/07/25
    『新しい試みが軌道に乗るまで時間を要するようなら従来のやり方で結果を出せ』確かにこういう圧力って多いよなぁ。
  • 「血出痔」はなんとかならないのか / SAFETY JAPAN [花岡 信昭氏] / 日経BP社

    2011年7月24日、地上デジタル放送への完全移行となる。ちょうど、あと3年後だ。この「地デジ」という略称はなんとかならないのか。「じでじ」ではなく「ちでじ」と発音するのが正しいのだそうだ。日語の響きからすると、なんとも汚らしい言葉で、筆者などは「血出痔」と聞こえてしまう。 在京キー局の女子アナウンサーたちが「地デジ推進大使」となってPRに努めているが、美女たちが声をそろえて「地デジ」とやるのは、なんともはやである。 いったい、この略称はだれが考え出したのか。総務省が所管しているから、そこのお役人か。それともテレビ関係者か。いずれにしろ、日語の美しさなどとは無縁の感覚を持った人なのであろう。あるいは、乱れた日語が横行する現状を踏まえて、こういう嫌な響きの略称のほうが効果的と判断したのか。 IT関係の用語に首を傾げたくなるような表現が多いのだが、理数系の頭では日語として美しいか

    dombly
    dombly 2008/07/25
    主旨はわからんでもないが、アナクロすぎて恐しい。(あへて七五調)
  • 第31回:「野茂」というブランドが日米で愛される理由:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    大リーグの「野茂」と、近鉄の「野茂」は別人 “悔いが残る”。そのひと言が野茂英雄選手の引退宣言を象徴している。私にはそう思えました。おそらく、多くの日人がいちばん辞めてほしくないスポーツ選手だったに違いありません。その証拠に、ほとんどすべてのマスメディアに大きく取り上げられていました。スポーツ紙では、星野ジャパン五輪代表選手決定のニュースを押しのけて、すべて一面スクープ。衝撃の大きさを物語っています。 野茂選手とは、一体、どんな人物なのでしょうか。 記事のヘッドラインは、こんな感じです。 「トルネード日米席巻」「侍メジャーのパイオニア」「トルネードが開いた道」「選手生命を延ばしてくれた」「ひとつの時代が終わった」「最後までスタイル貫き」「いまの自分は野茂さんのおかげ」「NO MORE NOMO」などなど。 このヘッドラインは、単に野球選手のパフォーマンスだけをたたえてはいません。それ以上

    dombly
    dombly 2008/07/25
    『ただ単に、パフォーマンスが優れているだけでは…多くの日本人選手がこぞって後に続くことはなかったに違いありません。野茂選手は彼らに、日本人としての誇りを与えたのです。』
  • bpspecial ITマネジメント

    20年ほど前、ある伝統的な大企業が大卒社員のリクルーティング広告を出した。全国紙での全面広告だったから記憶にある方もいるかもしれない。細かい部分までは覚えていないが、確か「我が社は、奇想天外なアイデアを持つ人を大切にしたい」というようなコピーだった。 広告の内容は、その会社で行ったある商品開発の会議でのエピソード。1人の若い社員が、ばかばかしいぐらいの“コペルニクス的転換”を持ったアイデアを発表したのだが、いくらなんでも「それはない」ということで、その提案は却下された。だが、そのエピソードを聞いた社長は、「そういう発想を持った若者こそ、我が社が求める人材だ」と感じた……という話である。 当時、僕は25歳だったと記憶しているが、この広告を見た率直な感想として、「この会社はだめだな」と思ったのを覚えている。というのは、広告に書かれていた若者のアイデアというのが、結構“いい線”をいっていたからだ

  • 次の内閣改造ではこの人を入れるべき - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    次の内閣改造ではこの人を入れるべき 7月の下旬、もしくは8月の頭には、自民党政府の内閣改造、三役の改造があるだろう。 この改造が福田康夫首相の支持率を上げるかどうか。 今の内閣は人事的には 「第二次安倍内閣」 実は、今の内閣は、福田内閣ではなく、“安倍内閣”なのだ。第二次安倍内閣をそのまま引き継ぎ、居抜きで福田さんが首相になった。 外務大臣の町村信孝さんを官房長官に、防衛大臣の高村正彦さんを外務大臣に、文部科学大臣の伊吹文明さんを幹事長にしたので、後任に渡海紀三朗さんを置いたくらいで、ほとんど変えていない。“安倍居抜き内閣”なのだ。 福田さんというのは、闘うことを良しとしない人だ。福田さんは、総裁選挙に一度も手を挙げたことはない。安倍晋三前首相が「先発完投型のピッチャー」として登場したのに、突然「4回の表」くらいにガタガタと崩れた。そして、総裁になる気がなかった福田さんがピ

    dombly
    dombly 2008/07/25
    『今度の内閣改造が、そのような迫力、インパクトのないものになれば、失敗だ』みごとな理想論。
  • 情報ライフサイクル管理のためのパーティション化の使用

  • ecomom[エコマム]

  • 安易なポピュリズム批判に屈するな - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    安易なポピュリズム批判に屈するな (田中 秀征=福山大学教授) “ポピュリズム批判”というものがある。この場合、ポピュリズムとは「大衆迎合主義」という意味らしい。近年、世論と結託しようとする政治手法に対してそのような批判が浴びせられる。しかも、その傾向が強まっているように見受けられる。 政治を世論の力で洗い直すこと 19世紀末の米国では、共和、民主両党が構造的に腐敗し政治が閉塞状況にあった。そこに「ポピュリスト」と呼ばれる第三勢力が出現し、ブライアンという若手を大統領に擁立した。彼らは勝利こそ得られなかったものの善戦する。これをきっかけに、民主党はじめ2大政党が危機感を強めて大きく変貌することになった。 だから、私はポピュリズムの特徴を、世論と乖離した政治を世論(民衆)の力によって洗い直すこととして肯定的に理解している。 ポピュリズム批判は、多くの場合、既得権益を護ろうとする側

    dombly
    dombly 2008/07/25
    『確かに世論はメディアの影響も強く受けるが、反面驚くほど冷めた目で見ている』
  • 中国に「フェアプレー」を / SAFETY JAPAN [日下公人氏] / 日経BP社

    北京オリンピック開催への不安は世界各国にある。冷凍品に毒物が混入した問題もいまだに解明されていない。中国国内のインターネット上には、次のようなジョークが書かれていた。 《 ある中国人が、中国の部品と日の部品を集めて製品を組み立てた。外形はよく出来たので、さぞもうかるだろうと思って売り出したら、中国部品が不良品なので、まったく売れなかった。 「もう死のう」と思って毒薬を買ってきて飲んだら、それは偽薬で効かなかった。生き返ったから、家族や親せきが大喜びして、みんなで集まってお祝いの酒を飲んだ。それがまた偽の酒で、実は毒だったからみんな死んだ。》 中国のインチキさを揶揄したジョークだが、これからオリンピックが始まるとジョークではなくなるかもしれない。 かつて日はソウルオリンピックでもひどい目に遭った。北京オリンピックでも、もう既にチラホラとそういう話が出ているが、これからもっと多くなる

  • ブッシュ大統領がイラクでしたこと、アフガンでやったこと / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社

    第138回 ブッシュ大統領がイラクでしたこと、アフガンでやったこと 経営コンサルタント 大前 研一氏 2008年7月23日 米国ブッシュ大統領がその任期を終えるのも、余すところあと半年である。ブッシュ政権にはいつも戦争がついて回った。思い返せば6年前、一般教書演説で「悪の枢軸」としてイラン、イラク、北朝鮮を名指しして非難していたものだ。 今回は、ブッシュ大統領と、この三つの国について考察してみよう。 2001年9月11日、ニューヨークの世界貿易センタービルに、ハイジャックされた2機の旅客機が突っ込んで多数の死者を出した。この、いわゆる9.11事件に端を発してアフガニスタン侵攻が始まった。この同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏を捕らえるために米国は、彼を支援するタリバンが治めるアフガニスタンに兵を進めたのである。 続いて起こったのは、イラク戦争だ。米国が悪の枢軸の一つ

  • 行き過ぎた原油高騰はそろそろ収束へ - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    行き過ぎた原油高騰はそろそろ収束へ 原油高騰に「投機マネー」はどの程度の影響を与えているのだろうか。 日のマスメディアはものごとを単純化することにしか興味がないようで、原油高騰もすべて「投機マネー」で片付けたがる。きまってやり玉にあげられるのがWTI先物だ。 WTIとは「ウエスト・テキサス・インターミディエイト」の略で、テキサス州で産出される原油の先物を売り買いする市場だが、その産出量はきわめて少ない。米国国内の原油産出量の6%程度。世界全体の産出量からみればわずか1〜2%程度にすぎない。だがWTIはまぎれもなく、世界の原油価格にもっとも大きな影響力をもつ指標銘柄である。 “投機マネーが犯人”には冷静な判断が必要 そこでいまこんな論理立てがあたりまえのように語られるようになった。 「昨年夏、米国でサブプライム問題が勃発して以来、金融市場が崩壊。有り余ったマネーがWTIに流れこ

  • 夕張に派遣した都職員の奮闘 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    夕張に派遣した都職員の奮闘〜財政再建を学び、そのDNAを持ち込んでほしい 北海道夕張市に東京都の若手職員が派遣されていることをご存じだろうか。 財政破綻した夕張市は、353億円の借金を18年かけて返さなくてはいけない。2006年には269人いた職員も、相次ぐ退職で111人にまで激減した。そこへ“義勇軍”として、2人の都庁職員を今年1月21日から2年間の予定で派遣している。 派遣されているのは、29歳の百澤俊平君と27歳の鈴木直道君だ。百澤君は夕張市総務課税務管財グループ、鈴木君は夕張市市民課市民保険グループに勤務している。 2人が派遣されたのは真冬だったが、財政難の夕張市役所では、夕方5時になると暖房が切られてしまう。しかし、マイナス10度になることもある極寒の地で、彼らはコートを着込みながら夜10時まで働いた。財政再建団体がどれだけ厳しい状況に置かれているかということを、身をもっ

  • http://www.davide-hide.com/2008/07/14/317/

  • 【17】テレビマンのインタビュー技術を飛び込み営業に使う:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    テレビの世界も、技術革新の成果で機材すべてが小さくなった。一昔前、ロケだといえば、カメラマンに加えてVE(ビデオエンジニア)、音声、照明、ドライバー、AD(アシスタント・ディレクター)、ディレクターそしてインタビュアーと、1チーム8人もの人出が要った。 この連中がそれぞれ、何10kgもの重い機材を担いで町中を走り回る。この異様な集団はいやでも目立つ。迷惑な話だが、町の人たちは「テレビが町にやって来た!」という非日常を楽しもうという気分があったように思う。人々は抵抗なくインタビューにも応じてくれた。 今はせいぜい3人もいればロケはできる。その一方で、テレビに対する無条件のあこがれは、すっかり減衰した。 むしろ人々はテレビに対し警戒的になっている。肖像権やプライバシーへの配慮が強く求められる時代。テレビに出ればネットでアップされる可能性もある。街頭でカメラを回し話を聞くことは、容易ではない。

  • 自分を満足させるために他人や他人の成果に点数をつけない:日経ビジネスオンライン

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  • 洞爺湖サミット、首脳宣言文から資源問題を抹殺してしまった新聞報道:日経ビジネスオンライン

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    洞爺湖サミット、首脳宣言文から資源問題を抹殺してしまった新聞報道:日経ビジネスオンライン
  • ある女性社員が涙した「本音」の話し合いとは:日経ビジネスオンライン

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    ある女性社員が涙した「本音」の話し合いとは:日経ビジネスオンライン
  • 個人情報とエコに配慮した最新文具:日経ビジネスオンライン

    文房具はどう進化しているのか。アジア最大の文具の展示会「第19回国際文具・紙製品展」で、文具の最新トレンドを探った。7月初旬に東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開かれた同展には、20カ国から600社が出展した。 今年のトレンドは、「個人情報を保護する文具」と「環境にやさしい文具」、そして「ユニバーサルデザインの文具」の3点だ。 個人情報を保護する文具の代表例が、シヤチハタの「セキュアスタンパー」と「セキュアマーカー」だ。「セキュアスタンパー」は、隠したい情報の上に押すことでプライバシーを保護する。「セキュアマーカー」は、より隠蔽性の高い特殊顔料インキにより文字が見えにくくなる。 環境にもやさしい文具がフォーラムアート(横浜市)の「ハンカチで出来た御祝儀袋」だ。紙の祝儀袋だと、1回の使用で後は捨ててしまう。しかし、この商品は1枚の大きなハンカチを折りたたんでつくっているため、ご祝儀をいただ

    個人情報とエコに配慮した最新文具:日経ビジネスオンライン
  • 小麦が日本人にもたらしたもの:日経ビジネスオンライン

    「それまでは、小麦、甜菜、でんぷん用ジャガイモ、大豆、それぞれの品目ごとに補助金が付いていた。それを完全になくして、農家の規模とやる気のある営農者に限って補助金を出そうというわけでしょう。それで収入が変わらなければいいが、フタを開けてみれば2割近くも落ち込む結果になった。どうしてこうなるわけ…。なんの落ち度もない、しかも肥料も農薬も燃料も高騰しているじゃないですか」 去年施行された品目横断的経営安定対策に対して、農協も行政も異論を唱えた。道庁に出向き、苦境を訴えた。農業収入の減少は町の歳入に関わること、「それに6月11日にはヒョウの被害が出た。被害額は5億円にのぼります。陳情する私たちは必死でした」と小清水町長の林直樹氏は語る。 日農業の担い手を育てるという大前提 そもそも、品目横断的経営安定対策とは何か。日ごろ農業問題に関心の薄い人には、皆目、分からないかもしれない。筆者も似たような1

    小麦が日本人にもたらしたもの:日経ビジネスオンライン
  • オフィスづくりはまず掃除から:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 風水は自然のエネルギーや気の流れを促す環境開運術ですが、「吉」となる方角を鑑定しさえすれば自然とよい気で満たされるわけではありません。 風水の前に必要なことがあります。快適な自宅やオフィスづくりの基中の基、掃除です。使わない物で溢れている部屋やほこりだらけのオフィスでは、よい気で満たされることはありません。 オフィスづくりの基は掃除 いつ使うか分からない物や不要な物を取っておくのは限りあるスペースの無駄です。日のように狭い国土にひしめき合って建っている空間では、物が少ない方が自分の動き回れるスペースが多くなり、部屋全体に開放感が感じられます。 空間の開放感が得られることにより視野の広がりから、心地よさや自由な発想が得られます。狭いオフ

    オフィスづくりはまず掃除から:日経ビジネスオンライン
  • チームと都市のパワーゲーム(中):日経ビジネスオンライン

    前回のコラムでは、米国プロスポーツ界では球団移転が球団経営の効率性を高めるための手段になっている実態をご紹介しました。ロサンゼルス・ドジャースやワシントン・ナショナルズ、シアトル・マリナーズなどの例を用いながら解説したように、多くの球団が自治体から最新スタジアムの提供を受けたうえ、年間数千万ドル(約数十億円)もの収益が懐に転がり込む有利なリース契約を結んでいます。 では、球団移転プロセスで、球団はなぜ都市に対して大きな交渉力を発揮することができるのでしょうか。当然、球団移転の過程における交渉力は、球団を誘致したい都市(需要側)と球団数(供給側)の「需給バランス」によって決まることになります。結論から先に言ってしまうと、米国プロスポーツは、2つの「独占」を巧妙に仕組むことによって、球団移転プロセスにおいて必ず供給側の球団が有利に交渉を進めることができるポジションを手にしているのです。 都市の

    チームと都市のパワーゲーム(中):日経ビジネスオンライン
  • 【第35回】つき合いが面倒な友人は 「知人」と思えば楽になる:日経ビジネスオンライン

    前回までは、友人との人間関係のメンテナンスについて考えてきました。今回から、知人、そして他人とのメンテナンスを考えます。 そもそも、「友人」か「知人」かという区別は難しいものです。一度どこかで会って挨拶をしただけでも「知人」と言う人もいますし、仕事相手のことを「友人」と言う人もいます。その一方で、「1回会っただけなのに知人?」「仕事相手なのに友人?」と違和感を覚える人もいるでしょう。 あるいは、「私は友人だと思っているのに、向こうは知人としか思ってくれてない」と悩んでしまったり。 私の場合は、仕事上の人間関係でも、お互いにあまり利害が発生しないような場合は「知人」と呼ぶことが多いです。利害関係がはっきりある、仕事関係の人間関係は「仕事関係の人」であって、「友人」でもありません。 そして、「友人友人」「彼氏(夫)の友人」「友人の彼氏(夫)」も、自分にとっては友人ではなく、知人です(友人にな

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  • 第四回:優れた人格の中尾、巧まずして部下の士気を鼓舞

    中尾哲二郎が備えていた重要なコンピテンシー(思考行動特性)の一つは、「人格による統率」である。巧まずして部下の士気を鼓舞したその人間味は、明に暗にと松下電器のモノづくりを支え続けた。松下幸之助をして「中尾に反感を持つ人は誤った人」とまで言わせた中尾の人格力はどんなものか。個人の才能を引き出し、チームの結束を促した中尾の「統率の妙味」を探ってみよう。 人格力から生まれた中尾のリーダーシップ 1967(昭和42)年、中尾は松下電器の副社長に就任した。丹羽正治(元松下電工社長・会長)は副社長就任を祝うべく駆けつけた。 「中尾さん、今回は副社長におなりあそばしておめでとうございます」 「ええ、だけど僕には不向きでねえ。おわかりでしょう」 「そうおっしゃられたら、正直なところ。でも今日はお祝いを申し上げようと思って」 「そりゃどうもありがとう」 ほのぼのとした会話の中に物静かで温和な中尾の人間性が感

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  • 米ドル、息を吹き返したか?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Stanley Reed (BusinessWeek誌、ロンドン支局長) 米国時間2008年7月16日更新 「A Twitch of Life for the U.S. Dollar」 7月15日、米ドルは欧州市場で全面安となった。対ユーロでは、4月22日に付けた最安値1ユーロ=1.6020ドルを更新、一時1ユーロ=1.6040ドルまで下落した。対英ポンドでも、3カ月ぶりの安値を付けた。 この日のドル安は、当然の流れだった。米政府は前週末、政府系住宅金融機関(GSE)の米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ、FNM)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック、FRE)に対する支援策を発表。世界の投資家の間に衝撃が走った。 「GSEが経営難に陥るのは由

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  • 【第1回】うつ病は必ず治りますか?:日経ビジネスオンライン

    どんな病気であれ、絶対に治ると言い切るのは難しいものです。高血圧症の治療薬でも、100パーセント治癒ではないのです。虫垂炎(盲腸)の手術でも、お医者さんは絶対に安全で治りますとは説明しないでしょう。どんなに簡単な手術であっても、常に危険が伴うからです。 これだけ医学が進んできても、原則として大人になったら、脳の神経細胞は再生しませんから、神経細胞自体がなんらかの原因で壊れていってしまう神経の難病では、治療が難しいのが現状です。 ところが、うつ病というのは、おおざっぱに言えば、治療によって、8割の人が治ってしまうか症状の改善があります。いろいろな病気から考えると、うつ病というのは、非常に治しやすい病気だと考えるべきです。 うつ病は社会的な問題として大きく取り上げられますが、それはネガティブな部分を拡大したものであって、実際にはうつ病が治っている人が多いのです。 もちろん難治性のうつ病もあるの

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  • JAL、海外航空と連携強化へ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「所属する航空企業連合(アライアンス)は異なるが、今後も幅広く協力していこう」 日航空(JAL)の西松遙社長は6月初め、イスタンブールでエールフランスのスピネッタ会長と会談し、こんな約束を交わした。両社はもともと旅客部門で提携している間柄。ただ、JALが2007年にブリティッシュ・エアウェイズなどが参加するアライアンス、「ワンワールド」に加盟したため、「スカイチーム」に所属するエールフランスとの提携がねじれた状態になっていた。会談ではこの2社間提携を今後も継続し、深耕する方向で一致したという。 西松社長は7月初めにはソウルで、大韓航空のジョンヒ・リー社長兼COO(最高執行責任者)とも面会。大韓航空もスカイチームのメンバーで、エールフランス同

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  • レジ袋は“悪者”か? エコバッグ礼賛に異議あり:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「レジ袋削減について取材している」と話すと、「あれって、実は便利よね。完全になくなったら困るわ」という反応をする人が少なからずいる。 軽くてかさばらず、水に強く柔軟で、何でも入れやすいという利便性が受け入れられ、1970年代後半以降、レジ袋は暮らしの中に定着してきた。しかし今、レジ袋使用を減らそうという風潮がかつてないほど盛り上がっている。資源節約とゴミ減量化のシンボルとして、国を挙げてレジ袋削減が推進されているのだ。 やみくもにレジ袋をもらい、簡単に捨てるという習慣を見直すのはいいことだと思う。一方では、「レジ袋の削減で当にゴミやCO2(二酸化炭素)は減るのか?」との見方もある。レジ袋がなくなったら、生活者はほかの袋を買うことになるだろう

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    dombly
    dombly 2008/07/25
  • 使うのはオフィスソフトとメールだけ?:日経ビジネスオンライン

    「労働生産性は米国の7割」 内閣府の試算によると、時間当たり労働生産性は米国を100とすると、日はわずか71.1。欧州と比較しても低く、OECD平均を下回った(2005年)。この差を生んだ要因の1つがIT活用。米国では流通や金融がITで業務を効率化しているのに対し、日は遅れを取っている。しかし、職場を見れば、社員1人にパソコン1台は当たり前。パソコンを保有していても、使いこなして生産性を高めているわけではなさそうだ。まずは、ここから「日IT自給率」の考察を始めてみよう。 ワープロや表計算などオフィスソフトで書類を作成して、メールで取引先と連絡を取る――。パソコンのおかけで、作業はずいぶんとはかどるようになった。書き直しの手間は省けるし、相手が不在でも要件を残しておける。 ここで質問。「この10年間、あなたはオフィスソフトとメール以外のIT(情報技術)を仕事で使いこなしていますか?」

    使うのはオフィスソフトとメールだけ?:日経ビジネスオンライン
  • 失敗だらけの現代ニッポン、安全社会という落とし穴:日経ビジネスオンライン

    このコラムでは、自然科学、社会学、文学、芸術…など、それぞれの学問領域で活躍をしている研究者や専門家に、各分野の先端知から見た「ストレス」をおおいに語っていただく。また、「ストレス」に対して人はどう対処したらよいのか、といった実学的知見もうかがう。 第1回は工学博士にして失敗学の草分けである畑村洋太郎さん。六木ヒルズの回転ドア、JR福知山線の脱線事故などでは、調査依頼を受けるより前に腕まくりして現場に飛び込んで、責任追及ではなく、その失敗の原因をとことん探究してきた。 一昔前は「失敗はあってはならぬもの」という考えがあった。いまもその風潮は確かにある。だが、その一方で、畑村洋太郎さんが“失敗学”を始めてからは、「不可避な失敗もある」「失敗を次に生かす」などの考え方も論じられるようになった。ストレスと関係する失敗の“その先”に何があるだろう。 --現代社会は、失敗を強いる社会構造でありなが

    失敗だらけの現代ニッポン、安全社会という落とし穴:日経ビジネスオンライン