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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kentakata (13)

  • フランスのクリスマス : 巴里のデタラメ雑記

    facet
    facet 2009/12/24
  • フランスの幼児教育 : 巴里のデタラメ雑記

    今年の9月から息子が幼稚園(ecole maternelle)に通い出しました。フランスらしく、水曜日はなし/2ヶ月ごとに約2週間の休みがあって、親としてはなかなか大変です。 基的に幼稚園対応はにまかせっきりなのですが、先日娘が入院したこともあり、私の方がちょこっと顔を出したり幼稚園で行われている活動に触れる機会がありました。で、ビックリしたのは、幼稚園の教育レベルの高さです。というか、まだ2歳か3歳の幼児たちしかいないクラスでまさに教育が行われているのです。しかも、ここは特別な幼稚園でも何もない、近所の公立幼稚園(無料)です。 その後、人に聞いたり何か記事を読んだりして知ったのですが、フランスの幼児教育というのは世界的にも有名で、Célestin Freinetという先駆的な幼児教育者が20世紀前半に様々な手法を創り出して、それが教育機関でも積極的に取り入れられたそうです。曰く、幼児

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    facet
    facet 2009/12/24
  • 俺はダッチ(オランダ人) : 巴里のデタラメ雑記

    久しぶりにオランダ人の同僚(というか上司)のマーク先輩と働いている。 彼は相変わらずのフレーズを連呼している。 「俺はダッチ(オランダ人)だから、、、」 それを聞くたびに懐かしさが込み上げてきて嬉しくなる。(成長がねーなとは露ほども思っていません、念のため。) 基的には、「貴方様も知ってのとおり自分は粗雑で飾ることの知らない下品なオランダ人なので、然るべき前置きや言い回し、美辞麗句を抜きに核心だけ語る無礼を許して欲しい。」という意で使う。あまりに懐かしく面白いので、知らずのうちにどんなところで使うのだろうか注意していると、実に便利なフレーズであることが分かった。 例えば、クライアント先で、いきなり「コンサルチックな戦略論はもういい、各グループ子会社のトップを動かすために何をしたらいいのかを聞きたい。」と振られれば、 「俺はダッチだ。(ここでタメつつ、頭の中で考える時間稼ぎをしながら)結局

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    facet 2009/11/14
  • 「うんこ野郎」 : 巴里のデタラメ雑記

    息子の通う幼稚園では30分置きにクラスの子供全員でトイレに行くらしい。今年3歳になる子供たちのクラスでは、うちの息子を含めてまだ2歳の子もいるので、そうもしないとお漏らしする子が出てくるのかも知れない。 そんな話を聞いて、何故か、ふと自分の小学校時代を思い出した。 今から考えると全く妙な話だが、少なくとも男子生徒の間では小学校のトイレでうんこは完全にタブーだった。うんこをしている子がいると、必ず、上から覗いたり、ほうきで突っつき出す奴がいたものだ。で、うんこをしてしまった可哀想なその子の噂は一瞬にして同学年の間に広まり、その日から彼のあだ名は「うんこ野郎」。。 当時の自分は、運動も勉強もトップクラスで、強い子組にいながらも苛められっ子や弱い奴を正々堂々とかばうような優良児だった。でも学校でうんこはできなかった。放課後、人知れず漏れそうになりながら猛ダッシュで家に帰ったこともある。トイレでう

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    facet 2009/11/14
  • 「ごめんなさい」に弱いフランス人 : 巴里のデタラメ雑記

    少し前の話だが、2人目のチビが産まれた時の話である。 フランスでは、赤ん坊が産まれて3日以内に出生の届出をしなければいけないため、確か日曜日だったと思うが、チビが産まれた翌日に病院のエリア管轄の区役所に届出に行った。区役所の近くに駐車スペースが見つからなかったので、仕方なくLivraison(配達の車)用のスペースに駐車した。これは正式には違反なのだが、日曜日や夜は通常配達の車がないため、そこに駐車しても違反切符と切られることは少ない。が、一応ハザードはつけておいた。 届出にかかった時間は正味15分。2歳半の息子と一緒に来てくれていた義母と車に戻ってくると警察官が2人いてうちの車のナンバーを控えているではないか?これはなんという悪運と思いつつ「すいません」と駆け寄った。婦人警官の方(どうでもいいことだが、とっても美人!)が淡々と「これは貴方の車ですね。貴方は配達をしに来たのではないですよね

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    facet 2009/11/14
  • 逆 "真似" 現象 : 巴里のデタラメ雑記

    昔から、日人は真似ばっかり上手くて、と言われてきたように思う。だが実は、私は生で外国人がそう言っているのを聞いたことはない。恐らく自動車が日米貿易摩擦の焦点になっていた頃に米国メディアがそう書きたてたのを、自虐的な日人が勝手にその後も引きずっているという側面もあるのだろう。残念ながら、こういう感覚は一般的な日人に染み付いてしまっているような気がする。 しかし、周りをよくよく見てみればむしろ逆の例が多くて、真似しているどころか真似されっ放しではないかとさえ思う。さらには、日人の多くが海外に出てこないのを良いことに、海外では赤の他人が我が物顔にして利用しているものも多い。 例えば、ゲームはその最たる例だ。現時点で世界に6千万人(フランスの総人口並み)以上のアクティブユーザーがいると言われるFarmVilleは、日で10年前に流行った「牧場物語」のコピー簡易版に過ぎない。他にも色々なタ

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    facet 2009/11/14
  • 特許ビジネスの波 : 巴里のデタラメ雑記

    昨日、フランスの大手特許事務所に日人として単騎で乗り込まれ奮闘されている友人とOECD出向中の特許庁の方によるセミナーに出席してきた。このお2人の、猿でも分かる+最先端の事情を盛り込んだプレゼンは非常に勉強になり有意義だった。 さて、これは大変なことになりそうだ。昨日学んだことをベースにポイントを簡単にまとめると、 ・日の特許数は非常に多いが、大部分がメーカー系企業に蔓延る特許数ノルマの文化によるもので、「千三つ」と言われるほど使える(カネにつながる)特許は少ない ・日企業の海外特許取得数は米国が圧倒的に多いが、それは非常に金のかかる米国での訴訟リスクを回避するという防御策がメイン ・一方、特許をベースとした知的財産(IP)ライセンシングマーケットは世界的に急速に拡大しており、米国を主にIPアグリゲーターなど様々なプレイヤーが竹の子のように出現中 ・そうした中には、莫大な資金をバック

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    facet
    facet 2009/11/14
  • 未だにマクロ経済政策? : 巴里のデタラメ雑記

    面白い記事を読んだ。こういう話にスポットライトが当たって記事になるというのも政権が交代したからのことなのだろう。 カツマーの教祖Vs菅副総理 デフレ対策で通貨大量発行?(産経) 勝間さんって働く女性の間で教祖なんですか?であれば、うちの会社(勝間さんがおられたマッキンゼーの競合)にいる素敵で優秀な女性陣たちにも十分に目があるかも、ですね。 さて、こちらが資料である。要は、貨幣発行量を増やしてデフレから抜け出しましょう、ということのようだ。今さら調整インフラかよ・・・というのが正直な感想。金融・財政施策とは程遠い私の出身母体(運輸省)でも10年以上も前に諸先輩や同僚達と熱い議論を繰り広げていたのを思い出す。そして、グルーグマンのようなマクロ経済学者が日でも引っ張りだこになって『調整インフラ論』が賑わい、当然のことながら頭の良い大蔵や日銀の人たちだって入念に勉強した筈である。案の定、速攻でご

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    facet
    facet 2009/11/14
  • 日仏カップル : 巴里のデタラメ雑記

    今一緒に色々と仕掛けようとしているフランス人の同志が3月から一つの新規ビジネスを始めている。内容は日の業者と組んだeyewearブランドの立上げ。あまり知られていないが、eyewear製造技術は世界でもNo.1。そこにフランス発のデザインをパッケージングしたという訳だ。 米国、英国、フランス、イタリアと各地で売り込み/ファッション展示会への出展をしているようだが、Retailerの受けは非常に良く、引く手も数多らしい。昨日、「慣れない売り込みをどうやって上手くやったの?」と聞いてみた。彼はもともとコンピュータエンジニアで、最近はゲーム関連の会社で働いていたので、売り込みなぞは経験がない。答えはシンプル「プロダクトが良いから非常に楽なんだよ。」 日のごく一部の元気な中小企業は既に似たようなことをやっている。価格こそ少々高くつくものの、製品へのこだわりと他国プレイヤーには類を見ない完成度、

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    facet 2009/11/14
    『日本(モノ・クオリティー)+フランス(ブランド・デザイン)』
  • 脱不況ビジネスを考える(4)〜食の輸出 : 巴里のデタラメ雑記

    フランスは空前の日ブームだ。2000年にはパリ近郊に100件足らずしかなかった寿司屋が今や10倍以上の1,200件もあるという話である。先日、木曜日だったが夜8時頃にオペラ近辺の"日"街を通ったのだが、寿司屋以外にもラーメン屋もうどん屋もどこもかしこも店外まで少なくとも10メートルの列が出来ていて、びっくり仰天した。 このブームは一過性のものではないと思う。みのもんたの番組で「痩せる」と取り上げられたら翌日からココアが1ヶ月以上売り切れという話とは全く違う。日を知らなかった人たちが「こんなものが世の中に存在したのか?」と純粋に感動し、病みつきになっているのだ。うちの会社でも若者が深夜まで仕事をしているが、夜デリバリーのダントツの人気No.1は寿司である。 イギリスで国民人気No.1の料理が何かご存知だろうか?ここ数年ずっとカレーである。歴史的に、インドなど南アジア系の移民が多

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    facet 2009/11/14
  • 脱不況ビジネスを考える(3)〜大学におけるホリエモン量産計画 : 巴里のデタラメ雑記

    具体的なビジネスではないが、ホリエモンこと堀江氏のような起業家を数百人の規模で量産できれば、日は間違いなく不況から脱していくだろう。 もちろん、堀江氏のような行動力のある人間がごろごろしている訳はなく、大学在学中にバイトに明け暮れ、その中での学びと出会いを活かして起業に持ち込み、そのまま中退してしまうというパスは、そうそう凡人に真似できるものではない。しかしながら、そこには重要なヒントがあると思う。つまり、自由自在な学生時代だからこそ、学問のみではなくて色々な実務経験やネットワークを通じて起業のアイディアを産み出すことができ、そのまま事業に突入するというモメンタムを作れるのかも知れないということだ。 しかしながら、日の大学のカリキュラムというのは、おおよそホリエモンを量産するのとは逆の方向にある。まあ単位取得が楽な部分は、バイトに明け暮れる大学生活を可能にするという意味で良い面もあるの

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    facet 2009/11/14
  • 脱不況ビジネスを考える(1)〜国内レジデンス型バカンス : 巴里のデタラメ雑記

    勝間さんのデフレ対策プレゼンに対して、マクロ経済学的な見地から色々と反論が進化しているようだ。特に下の記事はとても面白く勉強になった。 金融日記:勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか? 解決策はやはり「国内の生産性を高めるしかない」ということだが、噛み砕くと、まだ国民が満たされていない・見たことのない「幸せ」を与える新たなモノやサービスを作り続けていくことだと思う。(加えてグローバルには日発で売れるべきのものをしっかりと輸出して売っていく。) これは言うは易しだが難しい。なぜなら、高度成長とともに我々の生活は急激に便利になり、今時点で平均的な日人にとって必要なものやちょっとした贅沢は大概身の回りに揃っている(ように感じられる)からである。そうした中で、新たな需要を掻き立てるようなモノやサービスをどんどん生み出そうと言っても、そうそう簡単にアイディアが湧くものでもない。 しかし

    脱不況ビジネスを考える(1)〜国内レジデンス型バカンス : 巴里のデタラメ雑記
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    facet 2009/11/14
  • 脱不況ビジネスを考える(2)〜Artisanat(ハンディクラフト)の復権 : 巴里のデタラメ雑記

    長引く不況の中で、フランスではArtisanatが脚光を浴びている。厳密に言えばArtisanat d'art(日語で言えば職人手工芸術という感じか?)。全てが、という訳ではないのだろうが、不況の波を受けることなく逆に売れ行きが伸びているというのだ。もっとも確かな数量データもなくテレビや新聞などの報道や特集で見聞きしただけなのでレベル感などは全く分からない。 具体的は、ほんの一例に過ぎないが、下のようなモノである。これらの共通点は、どれも職人が伝統的な工法を使いながらワザを駆使し、ものによっては現代的な要素も取り入れつつ、手作りで作られているということである。 ・Laguiole〜職人手作りのソムリエナイフ、柄の部分は木材だったり、鹿の骨や角が使われたりする。デザインの他、そのSexyなシェイプ、握ったときのフィット感、ナイフ開閉時のカチっがフランス男の心をくすぐるらしい。 ・Céram

    脱不況ビジネスを考える(2)〜Artisanat(ハンディクラフト)の復権 : 巴里のデタラメ雑記
    facet
    facet 2009/11/14
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