タグ

化石と研究に関するhz5599のブックマーク (56)

  • 3万年前のオーストラリアに存在した巨大なサンダーバード、その完全な頭蓋骨の化石が発見される

    この画像を大きなサイズで見る およそ3万年前まで、オーストラリアには「ゲニオルニス」という飛べない巨鳥が生息していた。 身の丈2m、体重230kgもの巨体で「サンダーバード(雷鳥)」とも呼ばれるこの鳥が発見されたのは、1800年代後半のこと。だが保存状態のいい化石がなかったことから、ゲニオルニスのくわしい姿は謎に包まれてきた。 このほど南オーストラリア州北東部の塩湖から、完全な頭骨など、新たなゲニオルニスの化石が発見され、巨鳥の姿や生態が徐々に明らかになってきた。 最新の研究から明らかになった古代の雷鳥の姿とはどのようなものだったのだろうか? 意外にも現代のカモの親戚であるという。 3万年前に絶滅した巨大な飛べない鳥「ゲニオルニス」 ゲニオルニス(Genyornis newtoni)は「ドロモルニス科」の鳥で、今から3万年前に絶滅したと考えられている。背丈は2mに達し、体重は230kgもあ

    3万年前のオーストラリアに存在した巨大なサンダーバード、その完全な頭蓋骨の化石が発見される
  • 全長2.7mの怪物サーモン!特徴的な牙を持つ古代の巨大鮭の謎 - ナゾロジー

    現在、地球上で最も大きな鮭である「キングサーモン」は、全長1.5メートル・体重60キロの巨体を誇ります。 ところが過去の地球には、これをはるかに上回る怪物サーモンがいたのです。 約500万年前まで北米の海に存在していた「オンコリンクス・ラストロスス(Oncorhynchus rastrosus)」はサケ科の中で最大の魚種であり、最大全長は約2.7メートルに達しました。 また米フィラデルフィア・カレッジ・オブ・オステオパシック・メディスン(PCOM)の最新研究で、種は口先の左右にイノシシのような一対の牙を生やしていたことが明らかになったのです。 研究の詳細は2024年4月24日付で科学雑誌『PLOS ONE』に掲載されています。 ‘SABER’ NO MORE: A GIANT PREHISTORIC SALMON HAD SPIKE TEETH https://www.pcom.edu/

    全長2.7mの怪物サーモン!特徴的な牙を持つ古代の巨大鮭の謎 - ナゾロジー
  • イングランドの海岸で世界最古「3億9千万年前の樹木」の化石が発見される - ナゾロジー

    森林は、酸素を供給するだけでなく、豊かな資源を生み出し、様々な生物の生態系を築く基盤となる場所です。 そのため、遥かな太古の森林がどんな場所だったのか? という問題は科学者たちの興味の対象です。 そして最近、イギリスのケンブリッジ大学(University of Cambridge)地球科学部に所属するニール・S・デイビス氏ら研究チームは、同じくイギリスのカーディフ大学(Cardiff University)の研究者たちと共に、イングランド南西部に位置するサマセット州とデボン州の北海岸から3億9000万年前の樹木の化石を発見しました。 これは、これまでに発見された樹木の化石としては最も古く、「最古の森林」の記録だといいます。 研究の詳細は、2024年2月23日付の学術誌『Journal of the Geological Society』に掲載されました。 Earth’s earliest

    イングランドの海岸で世界最古「3億9千万年前の樹木」の化石が発見される - ナゾロジー
  • 皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明

    うろこ状の皮膚などの軟組織の痕跡を残し、恐竜出現前の初期の爬虫(はちゅう)類の姿を現代に伝える大変貴重な標とされてきた古生物の化石が、「岩を掘ってから焼いた骨で作った塗料を塗ったねつ造品」だということが判明しました。保存状態はよくないものの、塗料の下の骨格の一部は物の可能性があることから、科学者らは最新技術を使った化石の分析に望みをかけています。 Forged soft tissues revealed in the oldest fossil reptile from the early Permian of the Alps - Rossi - 2024 - Palaeontology - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pala.12690 Latest News and Views

    皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明
  • メガロドンはこれまで考えられていたよりも細長かったことが新たな研究で示唆される

    メガロトンは確かに存在した。だがどんな姿をしていたのかは未だ明確にわかっていない。歯と脊椎の化石しか残されていないからだ。 メガロドンが史上最大の海の捕動物だったことは間違いないだろう。だが、その脊椎を改めて検証したところ、想像以上に細長かったことが示されたのだ。 これまでメガロドンは、丸くてがっしりとしたホホジロザメと比べられることが多かったが、むしろアオザメに近い体型をしていた可能性があるという。 この意外な新事実は、メガロドンの生態やそれが当時の海に与えた影響について、これまでとは違う物語を伝えているかもしれない。 メガロトンの真実の姿は? 史上最大の海洋捕動物とされるメガロドンは、体長は少なくとも15m、場合によっては20mを超える怪物のような姿で描かれることもある。 史上最大という点が強調されがちだが、じつはメガロドンの当の大きさはよくわかっていない。なぜなら化石がほとんど

    メガロドンはこれまで考えられていたよりも細長かったことが新たな研究で示唆される
  • 「史上最古の皮膚化石」を発見!哺乳類の登場以前の約3億年前の爬虫類のもの - ナゾロジー

    米オクラホマ州で見つかった化石が”史上最古の皮膚”であることが判明しました。 この皮膚化石は約2億9000万年前に存在した初期の爬虫類のものとカナダ・トロント大学(University of Toronto)により報告されています。 これまでの最古の皮膚化石より数千万年単位で古く、陸上に進出した生物が、体を守るための皮膚をいかに進化させたかを理解する貴重な試料となります。 研究の詳細は2024年1月11日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されました。 This Tiny Texture on Rock Is The Earliest Known Fossil of Skin. It’s 290 Million Years Old. https://www.sciencealert.com/this-tiny-texture-on-rock-is-the-earliest-

    「史上最古の皮膚化石」を発見!哺乳類の登場以前の約3億年前の爬虫類のもの - ナゾロジー
  • 人類のルーツに迫る。1200万年前の類人猿の頭蓋骨をバーチャル復元

    人類のルーツに迫る。1200万年前の類人猿の頭蓋骨をバーチャル復元2023.10.21 15:00 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( たもり ) ある古人類学者のグループが、ピエロラピテクス・カタラウニクス(Pierolapithecus catalaunicus)という絶滅した類人猿の現存する唯一の頭蓋をバーチャル復元し、古今東西のヒト科と比較しました。 ピエロラピテクスとは、部分的な骨格と顔面頭蓋がスペイン・バルセロナ郊外の埋め立て地で発見され、2004年に初めて報告された類人猿です。 その標は1200万年以上前のもので、ドリオピテクス(Dryopithecus)とアノイアピテクス(Anoiapithecus)という絶滅した類人猿の2つの属と共に出土したとのこと。 当時の研究チームはピエロラピテクスの“原始的な猿のような”特徴と、直立した姿勢を取るこ

    人類のルーツに迫る。1200万年前の類人猿の頭蓋骨をバーチャル復元
  • 米で発見された人類の足跡を再び分析、約2万1000年前のものだと判明

    アメリカで発見された足跡の化石の分析が進められ、はるか以前からアメリカ大陸に人類が存在していた可能性が高まった。 ニューメキシコ州の国立公園で発見 その足跡の化石は以前、ニューメキシコ州にあるホワイトサンズ国立公園の、古代の湖底の端で発見されたという。 足跡の推定年代は2021年に「サイエンス」誌で初めて報告されたが、一部の研究者は測定に使われた水生植物の種子が、古代の炭素を吸収した可能性があると主張。 放射性炭素年代測定では、数千年異なる可能性があると指摘されてきたそうだ。 このため再び分析が行われ、その結果が10月5日に再び「サイエンス」誌に発表されて、足跡の化石が2万1000年から2万3000年前のものであると結論付けられた。 Science 従来の説より前に米大陸に人類 実はこれまで、人類がアメリカ大陸に到達したのは、海面上昇によってロシアとアラスカを結ぶベーリング陸橋が、海で覆わ

    米で発見された人類の足跡を再び分析、約2万1000年前のものだと判明
  • 人類の祖先は約90万年前に約98.7%減少し絶滅しかけていたことが明らかに

    現在地球上で暮らす我々人間は「ホモ・サピエンス」と呼ばれる、約20万年~10万年前に誕生したヒト属の一種です。しかし現代から約90万年前に、人類の祖先となる種がわずか1280頭にまで激減し、絶滅の危機にひんしていた可能性があることが報告されています。 Genomic inference of a severe human bottleneck during the Early to Middle Pleistocene transition | Science https://www.science.org/doi/10.1126/science.abq7487 Human ancestors nearly went extinct 900,000 years ago https://www.nature.com/articles/d41586-023-02712-4 これまでの研究では、

    人類の祖先は約90万年前に約98.7%減少し絶滅しかけていたことが明らかに
  • 化石発見の巨大クジラ、史上最も重い動物か 推定体重85~340トン

    (CNN) 南米ペルーで化石が発見された太古の巨大クジラについて、史上最も重い動物だった可能性があるとの研究結果が2日、科学誌ネイチャーに発表された。 この生物は絶滅した「ペルケトゥス・コロッスス」。論文の筆頭著者ジオバンニ・ビアヌッチ氏によると、推定体重は85~340トンに上り、これまで紛れもなく世界最大の動物と考えられていたシロナガスクジラと同等か、それ以上の水準だという。 発見されたペルケトゥスの部分骨格は13の椎(つい)骨、4のろっ骨、1の寛骨からなり、体長は推定17~20メートル。シロナガスクジラの体長25メートルには及ばないものの、骨格の質量では既知のどんな哺乳類や海生脊椎(せきつい)動物をもしのぐ可能性があるという。 しかも、ペルケトゥスの体重はシロナガスクジラの2~3倍に上っていた可能性が高い。現生のシロナガスクジラの体重は最大149.6トン。

    化石発見の巨大クジラ、史上最も重い動物か 推定体重85~340トン
  • 哺乳類が「恐竜を捕食する瞬間」を捉えた完璧な化石を発見! - ナゾロジー

    恐竜と哺乳類はともに約2億3000万年前の三畳紀に出現しています。 しかしその後、長期にわたり覇権を握ったのは体格や攻撃力に優る恐竜たちでした。 哺乳類はどう猛な恐竜の陰で肩身の狭い思いをしていたでしょう。 ところが哺乳類たちも常にやられっぱなしではなかったようです。 カナダ自然博物館(CMN)、中国・海南科技職業大学(HVUST)はこのほど、オポッサムのような哺乳類が自分の倍もある恐竜を捕していた化石証拠を発見したと報告しました。 完璧に保存されたバトル真っ最中の化石を見ると、きっと驚きますよ。 研究の詳細は、2023年7月18日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。 Fossil: Mammal attacks dinosaur https://nature.ca/en/about-the-museum/media-centre/fossil-mam

    哺乳類が「恐竜を捕食する瞬間」を捉えた完璧な化石を発見! - ナゾロジー
  • 「恐竜VSほ乳類」の瞬間を記録した化石が見つかる、意外にもほ乳類が優勢だった可能性

    約1億2500万年前に起きた「恐竜VSほ乳類」の戦いの様子を保存した化石についての論文が、学術誌のScientific Reportsに掲載されました。恐竜が生息していた中生代のほ乳類については、「捕者である恐竜から隠れるように生きていた被捕者」というイメージがあるかもしれませんが、意外にもこの戦いはほ乳類が優勢だったことが化石から示唆されています。 An extraordinary fossil captures the struggle for existence during the Mesozoic | Scientific Reports https://doi.org/10.1038/s41598-023-37545-8 Unusual fossil shows rare evidence of a mamma | EurekAlert! https://www.eurek

    「恐竜VSほ乳類」の瞬間を記録した化石が見つかる、意外にもほ乳類が優勢だった可能性
  • 史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明

    by Karen Carr 地球上に存在した中で最大の肉動物のひとつであるメガロドンは、2300万年前に登場し、360万年前に姿を消すまで約2000万年間にわたり地球の海に君臨していた巨大なサメで、体長は少なくとも15メートル、最大で20メートルにも達したとされています。そんなメガロドンの体には周囲の海水より温かい血が流れていたことがわかりました。 Endothermic physiology of extinct megatooth sharks | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2218153120 Megalodon was a warm-blooded killer, but that may have doomed it to extinction | Live Science https://www.livescience.com/ani

    史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明
  • バラク・オバマにちなみ命名の古生物、最古の社会的生物と判明 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    1947年、地質学者のレジナルド・C・スプリッグは、オーストラリアのエディアカラ丘陵で見つかった多数の化石についての発表を行った。岩石層を年代測定した結果、そこに含まれるエディアカラ生物群は5億5000万年以上前から存在していたことがわかり、当時大きな話題となった。地球の歴史上、複雑な生物がこれほど早く出現していたことは誰も予想していなかったからだ。 およそ9600万年間にわたり浅い海を支配していたエディアカラ生物群には、他の生物と類似性をもたない奇妙な生物が多く含まれている。それらは大型多細胞生物に向けた進化実験の産物であり、最終的には生き延びることができず絶滅したと考えられている。 「現代に子孫をもたないこれらの生物に関して、どうやって繁殖し、何をべていたのかなどの生態に関する基的疑問の解明に、私たちは今も取り組んでいる」。カリフォルニア大学で古生物学を研究する大学院生フィリップ・

    バラク・オバマにちなみ命名の古生物、最古の社会的生物と判明 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 木が大地を覆うずっと前の地球は8メートル級の巨大キノコに覆われていたという説

    恐竜すらも姿を見せていなかった約4億年前の地球環境を調べた研究により、地上が巨大な菌類に覆われていた可能性が示唆されました。 Long Before Trees Overtook the Land, Earth Was Covered by Giant Mushrooms | Smart News| Smithsonian Magazine https://www.smithsonianmag.com/smart-news/long-before-trees-overtook-the-land-earth-was-covered-by-giant-mushrooms-13709647/ Mystery prehistoric fossil verified as giant fungus | New Scientist https://www.newscientist.com/articl

    木が大地を覆うずっと前の地球は8メートル級の巨大キノコに覆われていたという説
  • 4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー

    失われた太古の海洋世界がすっぽり丸ごと掘り当てられたようです。 中国科学アカデミー(CAS)、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)らの国際研究チームはこのほど、英ウェールズにあるキャッスルバンク採石場にて、約4億6200万年前のオルドビス紀中期に当たる海洋生態系の化石群を発見したと発表しました。 これまでに170種以上の古生物の化石が見つかっており、そのほとんどが新種とのことです。 研究者らはこの驚くべき化石群を”海洋の小人世界(Marine Dwarf World)”と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年5月1日付で科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Middle Ordovician ‘marine dwarf world’ found in Castle Bank, Wales https://phys

    4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー
  • ティラノサウルスには「唇」があった可能性!そのメリットとは? - ナゾロジー

    ティラノサウルスと聞くと、鋭い牙を剥き出しにした獰猛なイメージが浮かびます。 ところが実際は牙がまったく見えなかったのかもしれません。 米オーバーン大学(Auburn University)、英ポーツマス大学(University of Portsmouth)の最新研究で、ティラノサウルスを含む肉の獣脚類には、私たちと同じように歯を覆い隠す「唇」があった可能性が示唆されました。 これにより、大口を開けた状態でも牙は先端がちょこっと見え隠れする程度だったと思われます。 では、恐竜が「唇」を持つことにどんなメリットがあったのでしょう? 研究の詳細は、2023年3月30日付で科学雑誌『Science』に掲載されています。 T. rex had lips, new study suggests https://www.science.org/content/article/t-rex-lips-

    ティラノサウルスには「唇」があった可能性!そのメリットとは? - ナゾロジー
  • 恐竜「ピナコサウルス」は鳥のように発声できたか…世界初、化石から喉の骨特定

    【読売新聞】 福島県立博物館などの日米研究チームは15日、モンゴルにある約8000万年前の白亜紀の地層で見つかった恐竜「ピナコサウルス」の化石から、喉の骨の部位を特定したと発表した。形状が鳥類に近く、恐竜が鳥のように発声できた可能性

    恐竜「ピナコサウルス」は鳥のように発声できたか…世界初、化石から喉の骨特定
  • 恐竜も鳴き声で会話か 世界初、喉の化石発見

    ピナコサウルスの化石のレプリカを手に説明する福島県立博物館の吉田純輝学芸員=15日午後、福島県会津若松市 福島県立博物館(会津若松市)や北海道大などの研究チームは15日、世界で初めて恐竜の喉の化石を発見した、と英科学誌コミュニケーションズバイオロジーに発表した。チームによると、喉の化石には現存する鳥類と多くの類似点があり、恐竜も鳥のように多彩な鳴き声でコミュニケーションを取っていた可能性が高いという。 化石はモンゴルのゴビ砂漠の約8千万年前(白亜紀)の地層から、2005年に発掘された草恐竜「ピナコサウルス」のもの。保存状態が良く、全身のほとんどの骨がつながっていた。 気管の入り口付近に正体不明の骨があったことから研究チームが18年から詳しく調査。現存する爬虫類や鳥類の喉の標100点以上と比較し、喉頭骨と結論付けた。この喉頭骨が大きいことなどの特徴が鳥と類似しているという。 研究チームの

    恐竜も鳴き声で会話か 世界初、喉の化石発見
  • インドで話題を呼んだ5億年前の化石は蜂の巣の残骸だった | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ディッキンソニアの化石と思われたもの(左)は、数年のうちに壁から剥がれ落ちた(右)。それはずっと近代のものであることを示す証拠だった(MEERT ET AL. 2023/GONDWANA RESEARCH) 2020年、パンデミックによる最初の都市封鎖の中、インドで予定されていたある科学会議は開催されなかった。 しかし、すでに開催地に来ていたある地質学者のグループは、時間を有効に使うためにインド・ボパール近くにある古代の壁画が残されている洞窟群、ビームベートカーの岩陰遺跡の探索を行うことにした。そこで、5億年前の浅い海に生息し、多細胞生物の最初の進化実験(失敗)ともいわれる謎の生物「エディアカラ動物群」である一種「ディキンソニア」の化石を発見した。インドでこのような化石が発見されたのは初めてのこととなる。 ディッキンソニアの再現想像図(Getty Images) その発見は大きな話題となっ

    インドで話題を呼んだ5億年前の化石は蜂の巣の残骸だった | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)