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ブックマーク / ameblo.jp/rintaro-o (20)

  • 緒方林太郎『財政審の建議書』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 当選した後、国会に上がっていったら、この書類が届いていました。財務省の審議会である財政審の予算編成に際しての建議書です。ただ、建議書のかたちをとってはいるものの、実際には財務省体の思いが思う存分語られています。事実上、「財務省はこういう方針で行くぞ」という意図表明と思って差し支えないでしょう。 実際、先日、厚生労働省から出てきた医療保険制度改革骨子案についてのアイデアは概ねこの建議書のラインに沿っています(総報酬割、紹介状なしでの大病院診療は定額負担等)。 全体としては、社会保障と地方交付税が2大テーマとして挙がっています。この2つが支出が大きく、赤字国債を増大させる原因とされています。社会保障は多岐に亘りますけど、私の目を引いたのは

    緒方林太郎『財政審の建議書』
  • 緒方林太郎『政府開発援助(散発的な問題意識)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 前回、水産無償の件を取り上げましたが、昔から制度的に政府開発援助について気になっている事があります。現職時代、質問したこともあります。外務省時代に直接担当したことがなく、全体像をきちんと把握しきれていないので、散発的な問題意識になりますが。 まず、前回のエントリーで書いたように、日の援助は要請主義ですが、その要請書を日政府が満足できる水準に書ける国は当に少ないです。私がセネガルにいた際も、相手国からやってくるのは「ここの開発をしたい。」くらいで、私から「もうちょっと詰めてもらえないと...。相談には乗るから。」と言ってしまえば、そこでプロセスが止まってしまうことがたくさんありました。 ただ、そういう中で、時折「バシッ」とよく出来た

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  • 緒方林太郎『「一任」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 政治の世界でよく使われる「一任」という言葉。何のことはない、案件を強引に纏めたい人が異論を「ええい、うるさい!」と言って切って捨てる時に使われる政治用語です。 私も現職時に何度か経験があります。それ程大きな案件ではありませんでしたが、「原子力損害の補完的補償に関する条約」への加盟という案件でやられました(経緯と内容はココ )。これは中身は悪くないのですが、当時はアメリカ、モロッコ、ルーマニア、アルゼンチンしか入っていない条約です。 そんな遠い国と原子力損害の補完的補償を行ってどうするのだ、隣国への加盟働きかけ努力とセットでないと意味がないでしょ、それがないのに無駄な金を出すんじゃない、と論陣を張りました。よく考えれば分かりますが、アメリ

    緒方林太郎『「一任」』
  • 緒方林太郎『請求権放棄』

    ○西村外務大臣政務官 (略)サンフランシスコ平和条約十四条と日華平和条約の関係からまず申し上げますと、日華平和条約第十一条及びサンフランシスコ平和条約第十四条(b)により、中国及びその国民の日国及びその国民に対する請求権は放棄されております。一九七二年の日中共同声明第五項に言うところの戦争賠償の請求は、中国及びその国民の日国及びその国民に対する請求権を含むものとして、中華人民共和国政府がその放棄を宣言したものでございます。 したがって、さきの大戦に係る日中間における請求権の問題につきましては、個人の請求権の問題も含めて、一九七二年の日中共同声明発出後、存在しておらず、このような認識は中国側も同様であるというふうに認識をしております。 【サンフランシスコ平和条約第14条 (リンク先を見てください)】 【日華平和条約第11条】 この条約及びこれを補足する文書に別段の定がある場合を除く外、日

    緒方林太郎『請求権放棄』
  • 緒方林太郎『国際捕鯨取締条約』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものを加筆して転記しています。】 北極海の捕鯨で、国際司法裁判所(ICJ)は日の調査捕鯨が、国際捕鯨取締条約の第8条で規定される調査捕鯨との関係で、「科学的調査の目的で」に当たらないという趣旨の判決を出しました。12対4でして、結構差が付いたなという感じがします。 判決は長いので、ICJのプレスリリースを読んでみると、つまりは「目的」に当たらないやり方でやっているということを指摘されています。これで判決が出るときついですね。非殺傷的手法の可能性を追うべし、捕獲量が多い、タイムフレームを明確に、みたいな指摘です。これを素直に読むと、今の日におけるやり方は相当程度フタをされてしまいます。 しかも、今回は北極海でしたが

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  • 緒方林太郎『ある政党が衰退する時』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 フランスで極右国民戦線が伸長しており、恐らく、今後統一地方選第二回投票、更には欧州議会選挙で伸長することが予想されます。 国民戦線は、党首マリーヌ・ルペンが柔らかなスタイルを打ち出しており、排外的な主張や過激な主張が見えにくくなっています。ただ、基的なところは全然変わっていません。 ただ、極端な主張をする政党というのは、一旦政権に入るとダメになっていきます。典型的なのが、オーストリアの自由党でした。党首ハイダーはイケメン、弁舌軽やかで、一時期とても人気がありました。そして、2000年の総選挙で、左派社民党が第一党になり、自由党が第二党、右派国民党が第三党でした。それまでは社民党と国民党の連立内閣でして、国民党のシュッセル党首は外相・副

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  • 緒方林太郎『ミストラル級強襲揚陸艦』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 ある地元の友人とやり取りをしていて、「ロシアがフランスに注文してたミストラル級揚陸艦には要注意だ。」と指摘がありました。ウクライナ情勢に伴う対ロシア制裁の一環として、同揚陸艦売却停止が入ってくるかどうかです。ファビウス外相は「可能性の検討」くらいで留めています。 2009年頃、グルジア紛争の際の黒海艦隊の輸送能力不足を痛感したロシアが、ミストラル級強襲揚陸艦の導入を検討し、2011年に契約を交わしました。しかし、ロシアはミストラル級を北方艦隊と太平洋艦隊に配備する意向もあるようで、日の防衛とも無関係ではありません。 さて、ル・モンド記事 を読んでいると、フランスはこの期に及んでまだ「売りたい」と思っている節があります。以下、同記事を踏

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  • 緒方林太郎『ウクライナ情勢』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものを加筆して転記しています。あと、諸データはフランスのル・モンドの記事に依拠しています。】 ウクライナ情勢を見ていると、「何故、こんなにこじれるのだろう。」と不思議でなりません。 まず、ウクライナの主権をロシアが乗っ取ろうとしているわけではありません。すべての国がそれを尊重しています。私もウクライナの主権が害されることは絶対にあってはならないと思います。ロシアが確保したいのは、ロシア系住民と黒海艦隊の既得権益です。そして、その既得権益を剥奪しようとすることは、少なくとも欧米は考えていないでしょうし、エネルギーでロシアへの依存度が高いウクライナ新政権もそこまでやるとはとても思えません。 私は、ロシアウクライナに対す

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  • 緒方林太郎『直接民主制と間接民主制』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものを加筆して転記しています。】 大阪市長の、辞任再出馬を見ていると、「フランスのシャルル・ド・ゴール元大統領と似ているな。」と思います。いつも、縁遠いフランスのネタから導き出すアプローチは申し訳ないと思いますが、私はそこしか知らない人間でしてご容赦ください。 フランスは第4共和政時代(1946-1958年)、とても不安定でした。議会構成が細分化してしまい、頻繁に連立の組み替えと首相の交代が起こりました。それが政治危機を招き、いつも政権が不安定でした。第4共和政時代には、卓越した、そして国民的人気もあったピエール・マンデス・フランス首相みたいな政治家もいたのですが、マンデス・フランスであっても議会の足場が安定せず、イ

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  • 緒方林太郎『「即脱原発」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 東京都知事選で「即脱原発」が課題となっています。いつも思うのですけど、「即脱原発」というのは政策ではありません。それだけでは「スローガン」です。それをどう具体的な政策に落としていくかというのがなければ、スローガンはスローガンで終わってしまいます。 そういう中、よく再生可能エネルギーの可能性について取り上げられます。私も将来のある分野だと思います。どんどん推進していくべきだと思います。ただし、コスト感覚は必要です。以下、とても雑ですが再生可能エネルギーについて、思うところを書いておきます(記憶に依拠しているところが多いので間違っていたらすいません。)。 まず、地熱ですけども、これは九州電力の八丁原発電所が有名です。私の記憶が正しければ建設

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  • 緒方林太郎『「外交官」と「外務公務員」との乖離』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものを加筆して転記しています。】 外国語ネタ関係をもう一つ。 尖閣諸島や歴史認識等に関する、BBCでの日中国大使のインタビューを見ました(ココ )。 駐英大使は国際法局時代の元上司なのであまり批判したくありませんが、(話の内容はともかくとして)パフォーマンスは悪いですね。どう見ても、準備の積み上げにかなりの差があります。 まず、英語そのもののパフォーマンスで差があります。日大使は外務省で英語研修組であるにも関わらず、英語のプレゼンテーション自体が上手ではないようです。これでは丁々発止になりません。同じ時間なのに、中国大使の方が長く話しているように見えます。使っている語彙の豊富さも中国大使の方が勝っています。 こ

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  • 緒方林太郎『靖国神社の扱い』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 靖国神社の扱いについて、よく「非宗教法人化」、「国有化」といった議論があります。その先には多分、「A級戦犯の分祀」が上がってくるのだと思います。 私は天皇陛下が参拝できる環境を作るべきという考えの人間です。いわゆる「富田メモ 」にかんがみれば、やはり「A級戦犯合祀」が引っかかっているのだろうと思っています。その観点から、これらの考え方に靡いた時期がありました。 しかし、この考え方には無理があります。それは、靖国神社が「宗教法人」であるということです。現在の宗教法人の位置付けにかんがみれば、政治がそのステータス等に介入しようとすれば、即「政教分離」の原則に反することになります。 ただ、かつて1960-70年代に自民党は「靖国神社法案 」を

    緒方林太郎『靖国神社の扱い』
    ko_chan
    ko_chan 2014/01/14
    遊就館をなんとかしないとムリかな。それも自主的にってわけにはいかないだろうし。
  • 緒方林太郎『戦争犯罪人』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 靖国神社参拝との関係で、時折聞く意見の中に「日には戦争犯罪人はいない。すべて名誉回復されている。」というものがあります。これは拝聴すべきところもあり、事実誤認のところもありまして、ちょっと物事を整理して書いていきたいと思います。少し長いのは、私の筆力のなさです。予めお詫びいたします。 まず、先の大戦の処理として、戦争犯罪人が裁かれたのは極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判です。これは国内法に基づいて設立された法廷ではありません。そういう意味で、日の国内法に基づく戦争犯罪人というのはいない、というのは事実です(当たり前のことですが)。 では、この極東国際軍事裁判というのは何に基づいているかと言うと、ポツダム宣言の第10項、1946年1月

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  • 緒方林太郎『良い政治主導』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものを加筆して転記しています。】 安倍総理のアフリカ訪問は、ちょっと注目度が低いですね。コートジボワールでは、安倍杯という柔道大会の件だけが大きく取り上げられていました。仕方ないのかなと思いますけども、同行記者はもっと勉強して、多面的な記事や報道をすべきです。 そんな中、かなり驚いたことがありました。それは、コートジボワール訪問時に西アフリカの11の首脳が集まったことです。西アフリカには15ヶ国からなるECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)という組織がありまして、今はコートジボワールのウアタラ大統領が議長を務めています。議長は互選ではありますが、かといってメンバーは加盟国の持ち回りではありません。比較的、大国ナイジ

    緒方林太郎『良い政治主導』
    ko_chan
    ko_chan 2014/01/14
    外交官が作った人脈を政治家が使い倒すのが基本な以上、十分報いてやる仕組みが要るということか。
  • 緒方林太郎『世界14大事件??』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものを加筆して転記しています。】 フランスのル・モンド紙に掲載されていた2013年世界の14大事件です。こうやって見てみると、日人の大半の方は「欧州から見てみると全然違うな」と感じるでしょう。 少し解説を加えていきたいと思います。 ●フランスのマリ介入 これはアルジェリア・イナメナスの事件に直結していたので、日でも「なるほど」という思われる方が多いでしょう。 ●ベネディクト16世退位とフランシスコの教皇即位 日ではピンとこないでしょう。欧州では大きな出来事なのです。教皇が退位すること自体が過去にあまり例がないこと、アメリカ大陸出身の初の教皇、イエズス会出身の初の教皇と色々と教皇フランシスコの即位は驚きではありま

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  • 緒方林太郎『テクノクラートの必要性』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 南スーダンの混迷を見ていると、「テクノクラートのいない状態で独立するとこうなる」というふうに思います。 昔から国が独立する際に、行政、司法、徴税等を司ることのできる人がいない状態だと、(当たり前ですが)国がとても混乱します。1958年、ギニアでセクー・トゥーレが「豊かさの中の隷従よりも、自由の下での貧困を選ぶ」と言って、フランスから独立した際、フランスはすべてのフランス人行政官を引き揚げました。その時、ギニア国内には大学教育を受けた人はほんの僅かしかいなかったということで、結局国は大混乱。トゥーレは、社会主義諸国に擦り寄り、かつ独裁色を強めますが上手くいきませんでした。なお、今でもギニアの通貨はギニア・フランという弱い通貨でして、西アフ

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  • 緒方林太郎『内閣官房の重要性』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 安倍政権を見ていて、痛切に感じるのは「内閣官房がしっかりしている」ということです。ここはなかなか見えてこないところだと思いますが、ここが一番の内閣の要です。 特に感じるのは、「官庁に睨みが効いている」ということと「絵描き、特に日程管理がしっかりしている」ということです。 よく「内閣の要、官房長官」と言われますが、これはその通りでして、まずは官房長官がどれくらい内閣全体を見据えてやっているかが重要になります。官房長官というと、一般的にはスポークスマンの仕事が目に付きますが、あれは仕事の中では「ほんの一部」です。残念ながら、民主党政権ではスポークスマン業務が主となっている官房長官がいたように思います。各省の大臣、次官、局長をガンガン呼びつけ

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  • 緒方林太郎『地方自治体の選挙』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 26日は北九州市議会議員選挙の投開票日でした。民主党は10→7と議席を減らしました。総支部長たる私自身の力の及ばないところが大でした。先の総選挙での自分の敗北と同様に、いやそれ以上に残念でなりません。再起を期す第一歩とすべきだっただけに申し訳ない思いで一杯です。応援いただいた皆様には法令上、意を尽くせませんこと、ご理解賜れれば幸甚です。 そのような中、地方自治体の首長選挙や議会選挙について色々と思うことがありました。その中でも特に痛感したのが「告示後、市民の皆様とのコミュニケーションの手段が少なすぎ」ということです。 北九州市では市議会議員選挙では選挙公報を作りません。したがって、市議選告示後の選挙活動では、個人名を出すことが出来る合法

    緒方林太郎『地方自治体の選挙』
    ko_chan
    ko_chan 2013/02/17
    “最近目立つのが「本人」の幟やタスキ、あれは別にウケを狙っているのではなくて、単に公職選挙法上合法だから苦肉の策としてやっているという面が強い”
  • 緒方林太郎『行政効率化』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 「税金の無駄遣いに切り込む」、最近のキーワードになっています。ただ、これってとても難しいことなのです。まず、何が「無駄」なのかということを判断することが難しいのです。お役所というところは、そんなに簡単には自分の事業を「無駄」だと認めません。政治家が一吠えしたところで、そんなものは軽くかわされてしまいます。 私はこの「無駄遣いの切り込み」について、いつも思っていることがあります。それは「政治が個別事業の是非をあれこれと議論するほどの余裕はない。それをやっていたら『無駄遣いの切り込み』など夢のまた夢。」ということです。役所には膨大な事業があります。各局にある事業について局長が諳んじているなんてことはありませんし、課レベルでも課長は課のやって

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  • 緒方林太郎『演説』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 オバマ大統領の就任演説を聞きながら、良い演説だったけど、歴史的な名文句はなかったですね。ケネディ大統領の「And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country.  My fellow citizens of the world: ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.」に相当するような名文句はなかったですね。ただ、声の抑揚や盛り上げ振りは

    緒方林太郎『演説』
    ko_chan
    ko_chan 2009/01/26
    アメリカ大統領の演説にたいして日本の総理の所信表明演説は省庁の要望集。官邸が強権で仕切るべきなのはそうなんだけど組織をいじるだけで変わるかねぇ。かといってアチラみたく政治任用でいくだけの裾野もない。。
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