ネットでの議論を眺めていくと、よくダブスタ批判に行きつくことがあります。正直なところ、ダブスタを起こさない人なんて現実の世界にはほとんどいないんじゃないかと思っています。ここでいうダブスタ、というのが何であるかは以下の過去エントリを参照。 だぶ★すた - novtan別館 よく、小説の登場人物なんかで「こいつKYだよな」的な、しかしその考え方とかは一貫していてある局面では信頼される、というようなのがいますよね。あれくらい他者の思考に対して無関心でないと、自分の思考に一貫性など生じ得ないのではないかなと思うわけです。でも、その一貫性は、その価値観の中でしか通用し得ない。だから、人がその思考に触れることで自ら変わることは可能であっても、その思考が主体的に人を変えていくことは難しい。 批判される一貫性のなさ、というのは往々にして枝葉末節であることが多いです。あの手この手を使って他者を説得しようと