おととしの御嶽山の噴火で犠牲になった人たちなどの家族で作る会の会合が19日、長野県松本市で開かれ、行方が分からないままになっている5人について、家族の会として今の登山シーズン中に小型の無人機「ドローン」を使った自主的な捜索を行うことを決めました。 出席者によりますと、会合では今も行方のわからないままの5人について、今シーズン中にドローンを使った自主的な捜索を行うと決めたということです。 行方不明者の家族などから得た情報を基にドローンを飛ばして捜索する予定で、費用が数百万円かかると予想されることから、互いに費用を出し合ったうえで、今後広く募金を呼びかけることにしています。 家族の会の代表を務めるシャーロック英子さんは「自主的な捜索には時間がかかると思うが、来年以降に向けてまずはドローンで情報を集めたい。募金のお願いを広く呼びかけていきたい」と話していました。