今回は「三浦の乱」について解説していきます。 三浦の乱は恒居倭人と呼ばれる日本人が、朝鮮国に対して起こした反乱です。 この三浦の乱によって日本と朝鮮国は仲が悪くなり、国交を中断することになりました。 三浦の乱まで まずは三浦の乱が始まったきっかけから見ていきましょう。 倭寇をきっかけに始まった通交 三浦の乱が始まるまで、日本と朝鮮国は「倭寇」という存在よって、お互い連絡を取り合ったり、貿易をしたりしていました。 倭寇/出典Wikipedia この倭寇というのは、各地の沿岸で略奪行為をしていた人達のことで、簡単に言えば日本人の海賊(後に日本人が少なくなりますが)です。 そして朝鮮半島にも倭寇がやってきて、好き勝手に荒らしまわっていました。 朝鮮国はこれに困っていたので、対馬国を治める宗家に 迷惑なんで倭寇の活動を止めさせてください と荒らし行為を止めるように伝えます。 対馬国 これに対して宗