01月11日 昨日書いた「戦う幌馬車」が作られたのが1967年。 「スキャナー・ダークリー」の製作年は2006年。その差、約40年。 40年を経て作られたハリウッド映画には、麻薬に汚染された暗い未来が描かれていた。 他に明るくて楽しい娯楽映画はたくさんあるのに、どうしてこんな地味で陰気で難解なものを借りてきてしまうのか。どうやら私にはマニア気質が身に付いてしまっているらしい。 ま、退屈はしなかったからいいけど、あんまり人には薦められないかも。 ただ、メイキング映像は面白かった。 この映画は俳優が演じた実写映像を元に平面アニメに起こしているのだが、その際に、どうやって人物の輪郭抽出を行っているのか気になっていた。当然、最新のCGソフトを使って人物だけを抽出しているものと思っていたのだ。 ところが、メイキング映像を見ると、なんと手作業だった。 データ化した画像の上に、アニメーターさんがペンタブ