7月18日、総務省は次世代地デジ放送の基本仕様をめぐり、「放送システムに関する技術的条件」の答申を受けたと発表した(総務省報道資料、ITmedia、AV Watch)。 詳しくは、2月27日の委員会資料が参考になる(概要は「資料デ高作19-3」)。ざっくりいうと、現行地デジとの運用互換性及び移行を考慮しつつ(送信機、送受信アンテナ、6MHzの帯域は変わらず)、映像はコーデックにH.266/VVCを採用し、2K(FHD)及び4Kの60p/59.94p(4K以上は120p/119.88pも有り)に対応。プログレッシブのみで、インターレースは不可。8Kは「条件付き採用」という表現。ビット数は2K/4Kともに10bit。ビットレートは2Kが5~7Mbps、4Kが15~30Mbps。移動受信向けサービスも組み込まれるが、詳細は不明。 音声コーデックは「MPEG-H 3D Audio」と「AC-4」の