来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
回想録 人に頼まれて、昔に撮った写真を探していたら、見覚えのない部屋のモノクロ写真が出てきた。質素なシングルベッド、空っぽの本棚。そしてアコースティック・ギター。ちょっと小綺麗な監獄の独房にも見えなくもない。暫く頭を傾げていたところ、棚の上のモチャモチャした物の正体に気がつく。「ベリル」だ。 新卒の専門職として就職した会社も3年目に入ろうとしていた頃。実質の無い好景気は急速に萎んで行く最中、20代半ばに手が届く年齢で「このままで良いのだろうか」という漠然とした不安に包まれていた。一生転職のチャンスもなく、この中規模のメーカー企業で燻って働き続けるのだろうかと。 その頃、3年程付き合っていた人がいた。もの凄くダメな人だった。売り手市場と言われた好景気に就職もせず、音楽で喰って行くという夢を頭の中だけで追いかけているような、絵に描いたような甲斐性無し。そのダメさ加減が可愛くて、私は面倒を見てい
最近あった出来事や家族との会話など。 息子と ・皿の上のお好み焼きを食べようとしたら「かつおぶしが!踊ってるの!!邪魔しちゃダメーーーーーーーー!!」と叫ばれた。 ・会話その1「ぼく、月に行きたいなー」「あーいいねぇ。月には何があるかなぁ」「うーん、宇宙!」「宇宙に月はないよ…じゃなくってえーと、宇宙は月にないよ。月に宇宙があるんじゃなくって月が宇宙にあるんだよ…(自分で言いながらだんだん混乱してきた)なんかこれ禅問答っぽいな…」「?」 ・会話その2「なんでぼく産まれてきたの?」「ママがあなたに会いたかったからコウノトリさんにお願いしたんだよー」「電話で?」「電話で」「コウノトリさん電話ないよ…」「あるある。ケータイ持ってる。K-phone。」 ・ハーイ!もう寝る時間でーす!と息子が見ていた番組の途中で強引にテレビを消したら「テレビをつけてくれないと…暴れます」と、とても冷静な口調で諭され
もう、ティーソーダが好きで好きでしょうがない。好きすぎる。初めて飲んだのは1994年、高校生の夏のこと。リプトンの「リプトニック ティーソーダ」*1という聞き慣れない缶飲料が学食の自動販売機に入った。試しに買って飲んでみたら、濃いめのレモンティーに強烈な炭酸という、初めての味わいにのけぞった。まわりの人たちは口々にまずいと貶したが、僕には本当に美味しく感じられたんだ。だからその夏はずっとティーソーダばかり飲んでいた。 でもやっぱり世間的な評判は悪かったらしく、すぐに学食の自動販売機には入らなくなった。家の近くのコンビニでも入荷しなくなり、誇張じゃなしに市内を探し歩いたこともあった。 同時期にリプトン以外のメーカーからもティーソーダが出ていたが、そっちはちょっと甘みが強すぎたので好きではなかった。友人たちと入り浸っていた喫茶店のメニューにもティーソーダがあったが、こっちのほうはちょっと完成さ
イギリスの携帯通信会社「T-Mobile」が広告キャンペーンとして面白い動画を公開しています。 まずは、こちらはティーザー広告です。なんとも、ディーザーらしい大げさな演出です。 The T-Mobile Dance - A Teaser このキャンペーンは、今年1月15日(木)の午前11時に350人の人がロンドンのリバプールストリート駅に集まって、急に踊り出すというT-Mobileの新しい広告キャンペーンだそうです。 オーディションには1万人が参加し、その中から400人を選びました。 そして、これがリハーサル風景を撮影した動画。 T-Mobile Dance Rehearsal そして、とうとう本番です。 The T-Mobile Dance 偶然通りかかった人は、「いったい何が起こっているんだ!?」というような顔をしています。 なんだか、最近、こういう公共の場をジャックするような動
はじめに ぼくの子どもの頃の夢と言えば,ヒーローやプロ野球選手になることだったんですが,「現実をみる」などというしょうもない言葉に影響され,成長とともに夢をどんどん下方修正してきました.そしてついに,ぼくの夢は「熱帯魚」と「たこ焼き機」を手に入れることという生活感あふれる,もはや夢と言っていいほどのものなのか分からないかんじに落ち着いてしまいました.でもいいんです.ぼくはこの,美しい魚たちに,自分の夢を託したのですから… というわけで,熱帯魚を飼いはじめたのですが,その楽しさを世に知らしめ,一家に一アクアリウムを達成することを目的として(でかい),アクアリウムを当ダイアリーでも扱っていきます.景観論から舞の海,アート,そして熱帯魚まで扱う当ダイアリーの迷走ぶりを,皆さんは上から目線で楽しんでくださいね. スペック アクアリウムをはじめる上で,まず考えなきゃならないのは入れたい魚だと思います
【降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナルの創作小説・漫画を募集します。 午前0時を回り1月9日になったのを確認し、ダイアリを更新してすぐ床に就いた私はたぶん良い夢をみた。と思う。まったく覚えていないけど、おだやかな気持ちで眠れた。目覚めると外はとても静かだった。1月9日の静岡は、初雪が降っていた。私は一つ歳を取ったけれど変わったのは外の風景だけだった。いつものように仕度を整え、ビクビクしながら車を走らせ午前8時に会社に着き、お湯を沸かしながらまだ寒い事務所でパソコンを立ち上げてダイアリを開くとたくさんのお祝いのメッセージに体より先に心が温かくなった。「"わ" と "さ" が引用できないやい!」と、ちょっとムキッとしながらでしたが感謝の気持ちをスターに込めてお返事させて頂きました。皆さん有難う。 そうこうしてるうちに携帯電話にメールが届く。「お誕生日おめでとう」。ちゃんと数えてないけど、
私を見る人々の反応のほとんどは “驚き” で、最初のうちは「気にしないでくださいね」と声をかけるようにしていたが、余計驚かせることになるのでいつしかやめてしまった。 怒る人もいたけれど、彼らの声が届くより先に私はそこからいなくなったし、彼らもまた私のことなんてすぐ忘れるだろうと思った。 手を振る人もいた。おがむ人もいた。網のようなものを構えて私を捕まえようとする人もいた。最初は私も手を振りかえしたり会釈してみたり笑って逃げるふりをしていたのだけれど、そんなのにももう飽きてしまった。 もっとも多かったのはなぜか「親方!」と叫ぶ人で、それはなにか、暗号のようなものなのかといぶかしく思ったけれど、問い返す暇もないので無視することにした。 そろそろこんなのは終わりにしたいな、と思った。でもどうやったら終わるのかがわからない。地面にたどり着いたら終わりだろうか。そもそも私がこうしているのは地面にたど
正月休みに段ボール箱に入れて押入れに放り込んだままになっていた古い写真を整理した。すっかり色褪せ、セピア調になってしまったもの、縁の白い部分がビーチで僕に熱い視線を飛ばしてきたギャルの焼けた肌を想わせる小麦色に染まりはじめているもの、すべて、僕の家族の記録。一枚一枚取り出し、年代ごとにアルバムにいれていくうちにあることに気付いた。僕と弟、そして両親、四人で撮ったスナップが見当たらないのだ。 最後の一枚をアルバムに滑り込ませたあと、ちょうど洗濯物を干しに母がやってきたので僕は訊ねてみた。「四人で撮った写真が一枚もないんだけど?」ベランダで洗濯物を干しながら母は「お父さんは撮るほうが好きだったからね。写真のなかで皆笑ってるでしょ。お父さんの姿は写ってないけど、写真のなかにいるのと一緒なんだよ。一緒に笑っているの」と言って誰も見たがらないベージュのおばちゃんパンツを一番人目につきやすいところに引
建築, 作り話, 作りもの日本には伊東豊雄という建築家がいるのですが,その人が表参道につくった「TOD's表参道ビル」という建物があります.↑TOD's表参道ビルぼくはこの建物,とてもカッコイイと思うのですが,カッコイイと思うだけでは進歩がない.気鋭の先進的建築家のぼくは,実際にこれを作ってみようと思いました.現在,うちの大学で全宇宙コンクリートビーム(梁)選手権*1 *2が開催中なので,自分達で型枠を製作し,選手権で余ったセメントを分けてもらい,TOD's表参道ビルの立面を製作しました.長辺を40cmに固定し,東西南北で4面ある立面を展開して1面にまとめたものを製作します.型枠型枠はスチレンボードという,発泡スチロールに紙が貼り付けてあるような板と,アクリル板で製作します.しかし,貧乏学生で奨学金という名の借金があり,クレジットカードの支払も大変であるぼくは,アクリル板を買えなかったので
まだ私がなんとなくサンタさんの存在を信じてた頃、たぶん小学一年生のときだったと思うけれど、サンタさんからのプレゼントのコートに、手書きの手紙がついていたことがあった。 「サンタさんじゃよ。冬は寒いので外に行くときはこれを着なさい。お母さんのいうことをよく聞くんじゃぞ。サンタより」 手紙にはそんなことが書いてあった。右下にはコマのイラストが書いてあるおよそクリスマスらしくない和紙に書かれたサンタさんの字はガタガタで、たぶん手がかじかんでたんだな、ということに気づいたのは、それからずっと後、机の奥に入れていた紅茶の箱から、その手紙を改めて発見した時だった。 一年生になったのは、私に弟が生まれた年であり、私の一人っ子が終わった年でもある。 その年まで、クリスマスの夜は、ツリーのしたにサンタさんあての手紙とお菓子と、暖かい飲み物を用意しておくのが習慣で、プレゼントのリクエストはお母さんがサンタさん
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
宅急便がきたのだけど、颯爽とドア開けながら「はい、真ん中です」て言っちゃったのでもう本当マジでこの世から消えたい。 宅急便のおじさんに言い訳ができなかったのでここで言い訳するけど、そもそもこの家は大家の主義なんだか好みなんだか知りませんが玄関前に部屋番のプレートがついてないの。集合住宅は大概玄関んとこに何号室だかわかるようになってると思ってたし今も思ってる。そんでしょうがないから宅配前に業者から電話がぴろぴろーって入ってくるのでぴろぴろーって取って「階段上がって真ん中の部屋です」て毎回説明してる。毎回だぜ。毎回なんだぜ。 越したばかりで物入りなのでかなり荷物がくるのだけど、今のところ無事にたどり着いた人は半分くらい。残りの人はなかなか来ないので玄関のレンズからそっと外をのぞくと玄関前をウロウロしてるの。「部屋のナンバー玄関前にないから戸惑うんだろうなあ」って気持ちと「ちゃんと真ん中って言っ
来るお正月は父親の誕生日であり、今度の誕生日で父親は定年を迎えるので、ここはひとつ兄弟姉妹でなにかしようということになって先日、今は離れて暮らしている4人がネット上に集ってああだこうだしゃべったりしたのだけど、文字上のやりとりでもそれぞれの印象はまったく変わらなくて私と妹ばかりがあれこれ言っている中、下の弟は寡黙ながら的確なことを書き込み、上の弟はそもそも話を聞いていない(というか妹の横でゲームをしていた)というのがなんだかすごく楽しかった。とか、思っているのは私だけなのかもしれませんが、それにしても父さんに対して私はこれまでまったく素直ではなかったと思うけれど、私たち4人がこうして社会人になるまで面倒をみてくれたということのすごさを、自分で自分の生活を面倒みるようになって改めて思いしったりもしていて、そこまで苦労をかけておきながら、反発ばかりしていた私はたぶんかわいい娘ではない/なかった
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