去年、大阪市教育委員会が、中学校の社会科の教科書を採択する時に実施したアンケートに不正があった可能性が浮上しました。 VOICEが入手した問題のアンケート。 去年8月に、大阪市教育委員会が教科書を採択した際に、保護者らを対象に実施したもので、各区の図書館などに用紙がおかれていました。 その中に・・・。 その反面、「育鵬社の教科書は非常に良い教科書だと思いました」 どういうわけか、ほぼ同じ内容が記されたものが24区中、18の区の図書館などに一枚ずつ寄せられていたのです。 アンケートの結果は、育鵬社の出版する中学校の歴史・公民の教科書に7割が肯定的で、市教委はその後、この教科書を採用しました。 しかし市民団体が、同じ内容のアンケート結果があったことについて、大阪府内の「ある会社」が社員を動員して書かせた可能性があると指摘。 23日の市議会で、この問題が取り上げられました。 「