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齋藤昭彦氏(新潟大学大学院医歯学総合研究科小児科学分野 教授)=司会 高畑紀一氏(Plus Action for Children代表) 藤岡雅司氏(ふじおか小児科) 堀 成美氏(国立国際医療研究センター国際感染症センター 感染症対策専門職) 日本の予防接種制度の歴史を振り返ると,ワクチン接種による副反応・健康被害に揺らいできた姿が浮かび上がってくる。「ワクチンで予防できる疾患(VPD)はワクチンで防ぐ」。その理念を実現するために,現行制度をどう見直し,医療者は何に取り組んでいくべきなのだろうか。本座談会では,日本の予防接種の歩みと取り巻く環境の変化を俯瞰し,予防接種の普及を阻む課題を探る。そして,全ての人々がVPDから守られる社会に向け,予防接種戦略の青写真を描く。 齋藤 昨年,日本の風疹流行が大きな問題となったとき,海外の感染症専門家はその状況を気にかけていました。特に事態を重く見た元
齋藤 昭彦(新潟大学大学院医歯学総合研究科小児科学分野 教授)=執筆 ■過去:伝染病の減少,ワクチンの普及に伴う副反応・有害事象との闘いの歴史から学ぶ 予防接種は,人類の歴史に多大な影響を与えてきた。現在,世界では,21の感染症に対するワクチン(表1)が開発され,その普及によって感染症の防御・制圧に成功している。 一方,そのような輝かしい効果の裏には,ワクチンによる副反応,有害事象(ワクチンと実際には関係のない,ワクチン接種後に起こる負の事象)の歴史もある。特に本邦の予防接種制度の歴史は,ワクチンの副反応,有害事象に影響を受けながら変遷を遂げてきた(表2)。 百日咳ワクチン中止による百日咳患者の増加 代表例としては,百日咳と百日咳ワクチンをめぐって予防接種制度が変遷した歴史があげられる。1940年代,国内では年間10万人以上が百日咳に罹患し,その10%が死亡していた。1950年以降に百日咳
1月2日付けの本ブログでHPVワクチンに関する日米政府の取り組みの違いについて書いたところ、すでに70件以上の閲覧があった。これは通常の記事より大分多い。どこかでリンクされているのかもしれない。気を引き締めて書いて行こう。 ちなみに、冬休み中に書いた雪だるまやらツララやらの話は、自分の家族には受けた。ははは。 昨日発行された今週の週刊医学界新聞(医学書院)では、日本の予防接種の現状や課題について取り上げられていて、とても興味深く、おススメだ。 日本の予防接種の歴史についてコンパクトにわかりやすくまとめてある。また予防接種で予防可能な病気をワクチンで予防するための対策について、専門家4人が議論した座談会のようすも載っている。 座談会で議論されている対策は、政策とか法律といった大きな話で終わらず、小児科医・助産師・保健師、また大人を見ている一般医など、それぞれの専門家がそれぞれの場で予防接種の
(CNN) 米中西部から北東部、南東部の広い範囲に、記録的な大寒波が襲来している。CNNの気象専門家によれば、この現象を理解するうえで重要なキーワードは「極渦」と「北極振動」だ。 極渦は文字通り、北極と南極の上空で反時計回りに渦巻くジェット気流だ。通常はこの流れが、寒気を極に閉じ込める役割を果たしている。しかし流れが弱まると、ジェット気流が蛇行して中緯度の地域まで下りてくるため、この地域に寒気が進入する。こうした変動を北極(南極)振動と呼ぶ。振動は1年に何周期かのペースで繰り返されている。 北極の極渦が弱くなって寒気が進入する現象は、北米や欧州、アジアなど北半球のどの地域にも起こり得る。渦巻きが原因とは言え竜巻やハリケーンとは根本的に異なり、その影響は広範囲、長期間に及ぶ。 ただし米北東部で今回みられたように、下りてきた寒気が南の暖かい空気とぶつかって嵐が発生することもある。昨年3月には欧
南極海で厚い氷に閉じ込められて動けなくなったロシアの海洋調査船「アカデミック・ショカリスキー」号の救出をめぐり、科学者から怒りの声が上がっている。多数の観光客を乗せた学術的に意味のない“お気楽ツアー”だったことに加え、他国の砕氷船が救出作業にかり出され、観測・研究活動や物資補給に重大な支障が生じているためだ。南極海では民間旅行会社によるクルーズ船の運航なども行われているが、ここ数年、北極海とは逆に海氷の増大が指摘されている。同様の海難事故が多発する懸念があり、安易な南極観光の規制を求める声も上がっている。(SANKEI EXPRESS)貴重な夏が台無し 「われわれフランスはまだましだった。中国はすべての科学研究プログラムの中止を余儀なくされ、オーストラリアも貴重な夏の時期の研究が台無しになり、激怒している」 フランス極地研究所のイブ・フルノ所長は、フランス通信(AFP)の取材に、こう怒りを
ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」とは 南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。 このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。 「和食」の4つの特徴 (1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。 (2)健康的な食生活を支える栄養バランス 一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現して
「DVDは、違法な取り調べがされた証拠。それを多くの国民に知っていただくことこそが弁護士の義務であって、それを消去してしまうことは、むしろ弁護士としての倫理に反します」 事実経過を語る佐田元弁護士取り調べのDVDをNHKの報道番組に提供した佐田元真己弁護士が、大阪地検から懲戒請求をされた件で、大阪弁護士会綱紀委員会は1月7日に佐田元弁護士に対する審尋を行った。その席で佐田元弁護士は、事実経過を説明するとともに、自身の行為の正当性を訴えた。 佐田元弁護士は、自宅での兄弟げんかの際に弟が死亡した事件で、傷害致死で起訴された兄Aさんの弁護を担当。Aさんに弟の命を奪うような故意はなく、事件は不幸な事故だった、と無罪を主張した。裁判員裁判で行われた裁判で、大阪地裁は「誤想防衛」の成立を認め、無罪とした。決め手となったのが、最後の検事取り調べを録画したDVD。検察官の請求証拠として、法廷でも再生された
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