2003年から始まった大手町地区の連鎖型再開発。直近では日本旅館「星のや東京」などを新設した第3次事業まで進んできた。第4次は東京駅日本橋口前に建設する高さ390mの超高層ビルや、7000m2の大規模広場をつくる「常盤橋街区再開発プロジェクト」。半世紀ぶりとなる同地区の再開発は、次世代に東京をつなぐバトンとなる。
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「無線LANにあまり大きな期待をしないでほしい」――。無線LAN関連の取材をすると、ネットワーク担当者や構築を支援したエンジニアの、こんな声をよく耳にする。 無線LANは家庭ではもちろん、駅やコンビニエンスストアでも無料で利用できるようになっている。比較的新しい無線LANアクセスポイント製品には、1Gビット/秒を超える通信速度をうたうものも登場している。今や「どこでも高速に通信が可能な技術」、というイメージが定着しつつある(写真)。 しかし、そのネットワークを構築・運用する“裏方”であるエンジニアは、思った以上に苦労しているようだ。とりわけ企業の中で使う無線LANは、スペース当たりのアクセスポイントの数が多く、快適な通信環境作りが難しい。冒頭の発言は、有線と同様の高速通信を期待する利用者への、いわば嘆きだ。 こうしたふと漏れた一言には、無線LANを活用するうえでのヒントが隠されている。技術
インフラの廃止に伴って住民と自治体が裁判で争う──。 そんな近未来を映し出したような争いを繰り広げているのは、大阪市と同市内に建つ「森の宮パークサイドコーポ」という集合住宅の管理組合だ。 大阪市森之宮地区に立つ「森の宮パークサイドコーポ」。コの字形に配した14階建て(一部5・8階建て)の高層分譲住宅だ(写真:日経コンストラクション) 住民側は、集合住宅につながるごみの管路輸送システムを市が廃止したために、損害が生じたと主張。約8900万円を求めて、大阪地裁に提訴した。2015年6月9日までに口頭弁論を7回も重ねてきた。 ごみの管路輸送システムとは、集合住宅などに設置された投入口に入れたごみを、空気で圧送して集積場や焼却場に運ぶ仕組みだ。大阪市内では森之宮第二市街地住宅と南港ポートタウンの2地域に設けていた。 いずれも12年7月にまとめた「市政改革プラン」で廃止の方針を打ち出した施設だ。 市
五洋建設と大新土木(東京都中央区)は共同で、水深24mでの掘削や破砕、敷きならしを1台で実現する多機能型バックホー浚渫船「BHC-2401」を開発した。バックホー浚渫船では、国内最大となる水深での施工が可能となった。
床下を室内と捉え、基礎に断熱材を施す基礎断熱の住宅で、注目を集めている「床下エアコン」。その採用に当たって最も注意が必要なのは温度ムラ対策だ。ここでは、エアコンの配置や基礎の設計に関する留意点を、先達の事例から学ぶ。
国土交通省は11月4日、JR新宿駅のホーム上部で整備を進めている「新宿南口交通ターミナル」の現場見学会を報道機関向けに開催した。新宿駅周辺に点在する高速バスの停留所を集約するとともに、タクシー乗降場や駅施設、歩行者広場を新たに整備。各種交通機関との乗り換えを容易にする狙いがある。2016年春の完成を目指している。
SIMフリー版のiPhone 6sや6s Plusを選ぶと、通信費が安い格安SIMが使いやすくなる。そこで、iPhoneに適した格安SIMを選ぶポイントと、使い方別のおすすめプランを解説する。 SIMフリー版のiPhone 6s/6s Plusと格安SIMを組み合わせると、毎月の通信費を大手携帯電話会社より安く抑えられる。とはいえ、iPhoneに合った格安SIMはどれなのか、なかなか判断できずに悩んでいるユーザーも多いのではないだろうか。 そこで今回は、SIMフリーiPhoneに適する格安SIMを選ぶポイントをまとめた。また、想定されるニーズごとにおすすめの格安SIMをピックアップしてあるので、格安SIM選びの参考にしてもらいたい。 確実に利用できるのはドコモのネットワーク、au系には注意 SIMフリー版iPhoneに適した格安SIMを選ぶ上で注目すべきポイントは、「ネットワーク」「月間デ
国土交通省関東地方整備局は10月19日、関東・東北豪雨で200mにわたって決壊した鬼怒川堤防の本復旧について、堤体を最大で1.4mかさ上げし、鋼矢板で川表側に浸透対策を施すことなどを明らかにした。
本記事は、日経WinPC2013年9月号に掲載した連載「PC技術興亡史」を再掲したものです。社名や肩書などは掲載時のものです。 Intelは80286の発表から3年後の1985年に、80386を発表した(図1)。80386は、いろいろな意味で画期的だった。まず完全32ビットアドレスへの対応。8086や80286は、既存の16ビットアドレスをセグメント+オフセットという形で拡張した。CPUの実装は容易だったが、プログラマーに苦労を強いる方式だった。セグメント+オフセット方式の欠点は数々あるが、中でもセグメント境界内でしか動かない命令が多数あったことが重大だった。メモリー領域が1MB以上あるのに、プログラムをうまく64KB内で処理する工夫を強いられた。 図1 Intel初の32ビットCPU。仮想メモリー管理機能に対応し、メモリーコントローラーを混載した。浮動小数点演算コプロセッサーを統合。80
本記事は、日本機械学会発行の『日本機械学会誌』、第118巻第1162号(2015年9月)に掲載された記事の抜粋(短縮版)です。日本機械学会誌の目次、購読申し込みなどに関してはこちらから(日本機械学会のホームページへのリンク)。 初期の鉄道のブレーキシステム 鉄道車両の特徴は、複数車両が連結され、1カ所(一般的には運転台)の指令で走行/停止できることだ。これと安全を両立させるため、ブレーキは古くからよく考えられてきた。法的にもブレーキが具備すべき事項は幾つかあるが、以下2点が大きなポイントだと考えている。 (1)1カ所の指令で全車両同時にブレーキが作用すること(この性能を持つものを貫通ブレーキと呼ぶ)。 (2)列車分離時、自動的に列車全体にブレーキが作用すること。 1825年イギリスのロコモーション号が本格的鉄道の始まりといわれるが、当時のブレーキには上記のような性能はなかった。必要な車両に
イメージング技術のソニーと、光学技術・医療事業のオリンパス。それぞれの“粋”を集めた製品を、2015年9月16日に両社が発表した。2015年10月にオリンパスが発売する外科手術用4K(4000×2000画素級)内視鏡システム「VISERA 4K UHD」がそれだ(関連記事)。ソニーとオリンパス、そして医療事業に関する両社の合弁会社、ソニー・オリンパスメディカルソリューションズが開発を手掛けた。 「2社のうち、どちらが欠けてもこの製品は完成しなかった」。9月16日の製品発表会に登壇したソニー・オリンパスメディカルソリューションズ 代表取締役社長の勝本徹氏(ソニー 業務執行役員 SVPを兼任)と、オリンパス 取締役専務執行役員の田口晶弘氏はこう口をそろえた。 今回の共同開発では、2社が持つ「映像技術」「医療技術」「事業アセット」を結集したという。具体的には、ソニー側から「イメージセンサー」「カ
J.フロントリテイリングと大丸松坂屋百貨店は、W.M.ヴォーリズが設計した大丸心斎橋店本館の建て替えに当たり、御堂筋側の外観を保存し、内部の特徴的な意匠を継承する方針であることを明らかにした。
せっかく海外旅行にスマホを持っていくのだから、ネットに接続していろいろ便利に使いたいけれど、高額な通信料が心配、と思っている人は多いだろう。でも、海外で安心してネットに接続する方法を知っていれば大丈夫。その方法は主に下の4つ。それぞれの詳しい解説や設定の手順は第2回以降で紹介するので、自分の旅にぴったりの方法を選んでほしい。 海外での通信では、送受信できる通信容量に上限がある場合が多い。アプリの自動バックアップをオフにするなど、ムダな通信を避ける設定も忘れずに。方法①~③のどれかと方法④を組み合わせて、公衆無線LANが使えるところではできるだけ利用し、通信量を抑える工夫も有効だ。 → 接続方法は4つ 現地の通信会社のエリア内でローミングして使うのが、手間がかからず一番簡単。海外用のモバイルWi-Fiルーターをレンタルすると、ローミングより安く上がる。海外用のSIMカードを使う方法もある。ホ
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