2014年09月13日06:00 カテゴリ時事問題 朝日新聞と3人の「吉田」氏 「天下の朝日」新聞が今、存続の危機に瀕している。正しい報道を至上課題に掲げてきた新聞社が意図的に事実を操作し、読者に間違った内容を報道してきたことがこのほど木村伊量・朝日新聞社長自らの謝罪会見で明らかになったからだ。 同社の過去の意図的誤報に対して、社長自ら表明したように、第3機関による客観的な検証が不可欠だ。朝日新聞の場合、その誤報の影響は国内だけではなく、海外にも及ぶ。誤報手段を駆使して自国の政府を批判する一方、中国と韓国の反日運動の手先となってきたからだ。 このコラムでは、朝日新聞社の崩壊の契機となった「慰安婦問題」報道と「福島第1原発事故」の2つの「吉田」調書(証言)について語るつもりはない。既に詳細に報告されているからだ。当方はここでは朝日新聞の危機を誘発した「吉田」という名前に焦点を合わせた。 読者
私も家内も昔から朝日新聞が嫌いであった。正義の味方ぶった、変なモラルの押しつけが鼻につく。ところが、恥ずかしながら、今はマイナー新聞となった朝日をとっている。私も家内も猜疑心が強く、情報はあまり信用しない。ネットの情報は、ほとんどデタラメであり、「情報は正しい」という妄想は、現代では通用しない。STAP問題でも明らかとなったが、最も権威のある科学雑誌でも信用できないのに、ほとんど思考力のない人間の書くことなど、信用する方がおかしい。 しかし、今回の朝日の問題は、多くの人を傷つけたという意味と、国益をl著しく損ねたという点で重罪であり、当然のことながら、時代劇風に言えば「打ち首獄門」である。NHKの報道と、笹井氏の問題との因果関係も云々された。報道に私は悪意を感じたが、直接的な因果関係を証明する事はできないだろう。 私は朝日をとっていなかった。20年ほど前に、朝日新聞の記者とその奥さんと話す
えらい騒ぎやなぁ。一ケ月前の記事だけで、これだけマツリを楽しむんやから、やっぱ日本人は朝日新聞が大好きなんやな。特に、我がアゴラ。トップページの「人気記事」には常に2~3本、朝日がらみが出ている。ほんまに、御苦労はんなこっちゃで。 今回、朝日は何をやったか、70年前に起こった事件を報じた30年前の記事を訂正しただけや。ほんまそれだけ、あとは何ぁ~にもしてへんがな。 訂正記事への反響。批判一色や。特に「謝罪がない」という分かりやすい話を、やり玉にあげるのが最近の流行。「知らないと恥をかく朝日の大問題」ちゅうわけやで。しかし、謝罪って何や。 よく、「御免で済んだら警察はいらん」と言う。言い換えたら、世の中には御免で済まんことが山ほどあるから、警察官とか軍人とか政治家とかの、うっとおしい連中を地球上から追放できんということや。つまり、単なる謝罪は限り無く軽い。 謝罪というのは、あくまで気持ちの問
麻生発言の全文を押さえときましょう。 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょ
上空から撮影した軍艦島=長崎市高島町、ソニー提供建物の隙間にも入り込んだ=長崎市高島町の軍艦島、ソニー提供端島(軍艦島)=長崎市、朝日新聞社ヘリから、池田良撮影撮影に使った無線操縦ヘリと小型ビデオカメラ=ソニー提供 【山本恭介】かつて炭鉱で栄え、現在も上陸が制限されている長崎市の軍艦島を小型ヘリで撮影した動画が、インターネットの動画投稿サイトで人気だ。ふだんは近づけない廃虚ビルの隙間に高い位置から入り込むなど、小型ヘリならではの映像が視聴者の心をつかんでいるようだ。 ■ユーチューブで67万回再生 動画は、ソニーが自社製のビデオカメラを無線操縦のヘリに取り付けて撮影した2分23秒の作品。3月に撮影した。 まず、上空の高い位置から島を俯瞰(ふかん)した後、校舎とみられる建物の中を通り抜け、密集する集合住宅跡の壁にぶつかりそうになりながら進む。水たまりの中から飛び立ったり、海の中に入ったり
展示される明治の魔法瓶と当時の史料を研究した粟津重光さん=大阪市北区のまほうびん記念館飯島魁・東京帝大教授=日本鳥学会提供 【北川慧一】飲み物を保温できる「魔法瓶(まほうびん)」。その名の由来は長くはっきりしなかったが、明治時代に東京帝大教授が名付けた可能性が高いことが最近わかった。英語では「真空瓶」と呼ばれているのに、なぜ日本で魔法がかかったのか。 調べたのは、魔法瓶を社名にしている象印マホービン(大阪市)OBの粟津重光さん(65)。もともと魔法瓶専業だった同社の1階にある「まほうびん記念館」の前館長で、魔法瓶の資料を集めていた。 これまで呼び名の文献は乏しかった。業界団体の文献にも「舶来商品へのあこがれが『魔法使いの瓶』になったのかも」とある。 ところが最近、粟津さんが1907(明治40)年10月22日付の東京朝日新聞に「魔法瓶」という題の記事があるのを見つけた。 続きを読むこ
国土交通省は6日、大分発大阪(伊丹)空港行きの日本航空グループのジェイ・エアが運航する日航2362便で、着陸後にエンジン内部で火災の形跡が確認されるトラブルがあったと発表した。 帰省客とみられる乗客52人にけが人はなかったが、国交省は、エンジン内部で火災の形跡が確認されたことから、航空法に基づき、事故につながりかねない「重大インシデント」と認定。航空事故調査官3人を7日、同空港に派遣して原因を調べる。 国交省によると、トラブルがあったのはボンバルディアCL―600―2B19型機。6日午後0時15分ごろ、同機が着陸後、誘導路を走行中にエンジン付近から出火したことを示す計器が点灯した。機長がエンジンを停止して消火装置を作動させたところ、表示が消えたため、そのまま着陸して乗客を通常通り、機外へ案内したという。機内への煙は確認されなかった。 その後、左右の翼に取り付けられている計2機のエンジ
弾道ミサイル防衛の仕組み 【高山裕喜、其山史晃】北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、警戒態勢が続いている。日本が弾道ミサイル防衛(BMD)システムの整備に取り組んでから10年目になる今年。実際に日本に向けて飛んできた場合、どのように探知、追尾して撃ち落とすのか。 ミサイル発射の兆候を知る手がかりは宇宙からの監視だ。カメラやセンサーを積んだ日本の情報収集衛星4基の画像や、米国やドイツなどの商用衛星から購入した画像を分析する。 発射を最初にとらえるのは米軍の早期警戒衛星だ。高度3万6千キロの静止軌道から発射時の赤外線を探知。データは米コロラド州の拠点に送られ、発射地点や弾道、落下地点を計算して、日本周辺に展開するイージス艦などに伝えられる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご
広島県府中町と広島市にまたがるマツダ本社工場で社員ら12人を車ではねて殺傷したとして、殺人罪などに問われた元期間従業員引寺(ひきじ)利明被告(45)の控訴審判決が11日、広島高裁であった。木口信之裁判長は「刑事責任は極めて大きい」と述べ、求刑通り無期懲役とした一審・広島地裁の裁判員裁判判決を支持。被告側控訴を棄却した。 判決によると、引寺被告は2010年6月22日朝、工場東正門を自家用車で突破。8分間にわたり車を時速約40〜70キロで暴走させ、1人を殺害し、11人に重軽傷を負わせた。 弁護側は「被告は犯行時、妄想性障害の影響で心神喪失か心神耗弱の状態だった」と主張。しかし木口裁判長は「障害が著しく犯行に影響を及ぼしたとは言えないとする原判決に、誤りはない」と述べた。
【ローマ=石田博士】イタリア中部トスカーナ州で先月末、複数の自治体がツイッターなどで地震発生の恐れがあるとして住民に避難を呼びかけ、パニックに陥った住民約3万人が車や体育館などで一夜を過ごす騒ぎがあった。結局、余震はあったものの大きな地震はなかった。 この地域では1月25日にマグニチュード(M)4・8の地震が発生し、余震が警戒されていた。31日朝、地球物理学火山学研究所は政府防災局に、断層についての学術的な分析資料を送付。1日2度の定時連絡だったが、専門用語で書かれた内容が自治体に伝わる中で、「警報」発令となったようだ。 31日の地震は最大でM3・3だった。避難を呼びかけた自治体の市長の一人は「私の責任で広報した。いい訓練になった」と話した。一方、防災局のガブリエリ長官は「この地域は地震の起こる確率が高い。対応は問題なかった」と火消しに追われた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただ
教諭がまとめた3冊の原発関連本 【芳垣文子】北海道立高校の教諭が原発や放射能をテーマにした本を出版する際、許可申請を受けた道教育委員会が「原発が社会問題化している中、本の出版で報酬を受けるのは好ましくない」とし、不許可としていたことが分かった。 教諭は札幌琴似工業高校(札幌市)で社会科を教える川原茂雄さん(56)。原発事故後にボランティアで続けている市民向けの「出前授業」の内容を3冊の本にまとめた。地方公務員法は地方公務員が報酬を受ける事業に関わる場合、任命権者の許可が必要と定める。本を出すと印税が発生するため、川原さんは昨年10月に道教委に許可を求めたが、道教委は12月6日付で「不許可」とした。 収益金について、川原さんは福島の子どもたちを支援する市民団体を通じて全額寄付するつもりだった。この考えを道教委に伝えたところ、道教委は「報酬を得ない場合は道教委の許可は必要ない」と判断。本
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立候補届け出受付会場の入り口で、書類のチェックを受ける日本未来の党の関係者ら=4日午後4時34分、東京・霞が関の総務省、遠藤啓生撮影立候補届け出の会場で、提出書類の審査中、涙をぬぐう日本未来の党の関係者(左)と、森ゆうこ副代表=4日午後6時37分、東京・霞が関の総務省、遠藤啓生撮影 東京・霞が関の総務省・中央選挙管理会。衆院選比例区の届け出会場で、締め切り間際に記者が目撃したのは。 4日午後4時すぎ。締め切りまで1時間を切っても、日本未来の党が提出する予定の比例11ブロックの立候補届け出書類のうち、北陸信越ブロックしか届いていない。ほかの主要政党は軒並み朝のうちに手続きを終えていた。 「本当に来るのか」。選管職員が首をかしげる。締め切り39分前。書類を持って現れたのは、未来でなく、日本維新の会で唯一残っていた東北ブロックの関係者。「立候補辞退者が出て書類の修正に手間取った。慣れないの
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