岐阜県警は25日、三重県内で製造したそばを「信州そば」と偽って販売したとして、不正競争防止法違反などの疑いで、岐阜市の食品卸会社「フーズノハラ」の事務所や倉庫などを家宅捜索した。同社経営者(64)ら3人から詳しく事情を聴いており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。 捜索容疑は、三重県内で製造したそばの乾めんを、長野県でつくったように袋に偽装表記して販売した疑い。 同社関係者は25日午前、取材に対し「1、2年前にやった。以前に使っていた袋がもったいないので使った。偽装という認識はなかった」と話した。