「食品衛生研究」の今月号(vol.48 No.10 1998)に「鶏卵が関与したサルモネラ食中毒の発生概要と疫学」というリポートが青森県の衛生関連の職員の共同執筆という形で掲載されています。 青森県では、平成7年に9件(患者数132名)、平成8年12件(患者数360名)のサルモネラ(Salmonella Enteritidis)による食中毒が発生しました。このリポートは、その追跡調査と、その後にとられた鶏卵農場への対策などが、衛生管理者の活動の記録とともに書かれています。これは、鶏卵農場経営者や衛生管理者など、専門家にとって有益な情報かもしれません。 平成9年厚生省の調べでは、「食中毒は年間2000件、患者数約4万人」で、そのうちサルモネラ中毒は、患者数で言うと1万人を超えていちばん多くなっています。一昨年も1万6500人でした。 抗菌剤耐性菌とその対策 「卵の安全性」は、アメリカFD
先日、家畜福祉の勉強会を聞いてから、私の中でモヤモヤが続いている。 当日は質問も出ていた、採卵鶏の強制換羽は家畜福祉に照らしてどうなのか、と言ったものだった。 会場は、畜産素人の消費者側の奥様方が多かったから、強制換羽の意味も判らなかったろう。講演した先生は、この技術は鶏のリフレッシュなので福祉に反するかの判断は一概には言えない、と答えていたと記憶している。 卵の品質が低下してきた採卵鶏を、一度絶食させて産卵を止める。すると鶏は古い羽根を落として生え替わり、卵巣や卵管は委縮した後に回復して良い卵を産み始める事になる。しかし、絶食のストレスで弱い鶏は死んでしまったり、この期間の免疫は当然低下するし、サルモネラの排菌が増えるなどとも言われている。しかし、本来は鶏を使い捨てではなく長生きさせる技術である。 採卵鶏には断嘴(だんし:デビーク)と言うのもあって、クチバシの先端を落とすのである。仲間を
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
2010年07月21日 さらば!GM種と溶剤抽出油 テーマ:アンチエイジングの毎日(1577) カテゴリ:アンチエイジングの敵 みなさん、こんにちは。 THE猛暑ですね。 うちはクーラー使わない派なのですが、さすがに昨夜あまりにも空気が重たくて、めちゃめちゃ寝苦しかったです。 氷水をファシーの湯たんぽに入れて、頭上のあたりにかかるようにちょっと置いて寝ました。 若干マシでしたね。 ファシーの湯たんぽは冬も夏も重宝します。 さて、今発売しています雑誌「からだにいいこと」に久しぶりに登場しています。 たるみを防止するために、夏に気をつけていることというテーマです。 ところで、うちの畑では、こないだ種取りしたルッコラの種を植えて、早くも芽が出ています。 自分で種取りした、初の自家採種の発芽です!! わーい!感動!!二代目ですよ! 今後続々と、二代目の発芽が見られると思います。 これを続けていけれ
はじめてご連絡を差し上げます。 食品安全情報ネットワーク(FSIN)は、食品の安全に関する必要な情報を収集し、科学的な立場からこれを検証し、自らも科学的根拠がある情報発信をすべく日々活動している、学識経験者、消費者、食品事業者、メディア関係者等の有志による横断的なネットワーク組織です。 貴紙7月12日朝刊に掲載された、きょうと食育講演会における北海道大学の西村孝司教授の講演を紹介された記事「免疫力には手作りご飯」について質問いたします。 【質問】 「防腐剤などの添加物を多く含む食事(中略)のせいでがん細胞などへの攻撃を助ける細胞が減り、アレルギーを助長する細胞が増える」とのことですが、その科学的根拠を記載した科学論文をお示しください。 【意見】 食品添加物は複数の物質の総称であり、その中には未加工の(天然の)食品にも含まれているものが多く、ヒトが実際に摂取している量のうち99%を占め
新型インフルエンザの恐怖に脅える日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか、 そんな世界の終末が近い付いている中、わたくしねこ魔人はとうとうFree Public WiFiの正体を掴みました。 続々・Free Public WIFI http://d.hatena.ne.jp/Nekomajin/20090513/1242210853 の続き。 ネットを検索すると永田町だけじゃなく日本の色々なところに現れているらしい。しかし、新しいホットスポットサービスが始まったのかと調べてみてもそれらしい情報もない。 検索範囲を英語のブログまで広げてみると、なんと世界中で"Free Public WiFi"が出没しているらしい。世界規模で始まったホットスポットサービスなのか!? そして昨日はなんと、地下鉄の電車の中で"Free Public WiFi"を発見。あり得ない!地下を走っている地下鉄の中に
FC2から転居しました。 助産院・自宅出産での事故、問題の行為を行っている助産師の存在、話は公共の利害に関する事実であります。 個人的な感情、心情で済ませられることではない。 今日は新しい場所でのご挨拶だけになりますけど、これからも今まで同様、このブログで助産院や自宅出産の問題を考え、これから出産する方にはリスクを知った上での分娩所の選択をしてもらえたらと願っております。 また、開業助産師の方や、そのお手伝いをされている助産師の方達にも、一番大事なのは母子の安全、失われやすい小さな命ではないかと、一緒に考えてもらえたらと願っております。 転居に伴い、残念だったのはブログに頂いていた皆さんからの貴重なご意見(批判も含め)を一緒に移動できないことです。 でも、データとして保管してありますので、くださった方からのお許しを頂いたら、順次、再度コメントとしてご紹介していきたいとおもっております。 新
日本食品をフランスに輸出する場合、原則として日本でフランス規定のラベル対応作業がおこなわれなければならない。このため、現地の食品表示規制状況を確認し適切に対応することが必要である。 EUでは食品のラベル表示に関する主な規制は、EU指令に一つにまとめられており、フランス国内法である消費法典に順次適用されている。したがって、本調査では、フランスの食品表示規制を理解するため、EU指令での食品表示規制を紹介しながら解説している。 食品表示は、輸出に関する各種制度の中でも問い合わせが多いため、主な日本食品等の表示の実例も例挙した。また、制度が更新されても追跡できるよう、可能な限り根拠法令等を付記しながらフランスにおける食品表示制度の概要を紹介している。 主な図表:ラベル表示の対象となる原材料のリスト。栄養表示が義務となる語句。主な日本産品のラベル表示の例(写真)。欧州共同体、フランスの公的品質表示シ
賞味期限や消費期限の改ざんが相次いだ問題を受け消費者庁は21日、期限表示の張り替えなどに関するマニュアルを作成する方針を固めた。期限表示を巡っては07年に「白い恋人」や「赤福餅」、料亭「船場吉兆」などの商品で表示改ざんが相次ぎ消費者の批判を浴びた。明らかな改ざんは問題外だが、適切に管理していれば表示張り替えが許容されるケースもあるとして、問題のあるなしを類型化して示すことになった。 マニュアル作成の方針は消費者庁が、同日の消費者委員会の部会に提示。9月に学識経験者や事業者、消費者を交えた意見交換会を開くなどして、年内にも作成する方針だ。 期限表示は食品衛生法などで義務付けられているが、決め方は「科学的・合理的な根拠によるべきだ」とあるだけで具体的には事業者任せになっている。 消費者庁は「生食用」で販売していた鮮魚を「加熱用」と再表示したり、精肉を油で揚げるなどしてそうざいに変更して販売する
今ほど統計解析が必要とされる時代はありません。オープンソースの統計処理言語・環境の「R」を使って実践的な統計解析のテクニックとリテラシーを習得しましょう! 読者にとってRは、世に溢れるデータの密林を切り開くための“ブッシュナイフ”となることでしょう(編集部) 統計解析の必要性とリテラシー 21世紀になって、経営学者の故ピーター・ドラッカー氏が言うところの知識労働者は、ますます統計解析を必要する局面が増えてきました。この状況は、20世紀後半から21世紀に起きた計算機能力の増大とインターネットの発展を基礎に、3つの大きな潮流が現れたことがキッカケとなっているように思います。その3つの潮流とは、オープンソース、オープンデータ、そしてオープンアイデアです。後ろの2つは今筆者が名付けました。 オープンソースは、皆さんがご存知のように、Linux、Apache、Perl、Python、RubyなどのO
ホメオパシーって最近ネットで見たけど、いったい何? ホメオパシーとは何ぞや?という方も、もちろん結構いらっしゃるはず。なので、ちょっとだけ前提を書きます。 (私もつい最近ホメオパシーについて知ったので、間違い等あったら、どんどん指摘してやってください) 日本ホメオパシー振興会 ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー 上リンクにも書いてあるとおり、ホメオパシーとは、どうやら、代替医療というもののようです。 代替医療とは、たとえば日本では漢方や鍼治療なんかの伝統医療が、その代表的なものとして挙げられます。 他に、風邪をひいたら首にネギ巻く、みたいな民間療法や、逆に超最先端で、まだまだ一般の医療技術として普及していないものなどを指します。 (くわしいところが知りたい人は、『代替医療』ってググってみるといいよ) アロマテラピーなんかと、雰囲気ちょっと似てますね。 まーアロマ的なものなら平和でいい
前回、ホメオパシーとは何だかを簡単に案内しましたんで、今回は、ホメオパシーが本当に効くのかどうかについて、ちょっと語ってみようかと思います。 まず最初にこれだけは言っておかねばならないのは、ホメオパシーを試したり、やり方を勉強している人全てが、問題なのではないということです。 『ホメオパシーが効かない場合もある』ことを認識していらっしゃる方もいます。 一部の、ややカルト的と言っても言い過ぎでない状況のホメオパシー推進派が問題なのです。 ホメオパシーは現在、実際に効くという証拠が無い状況です。 科学的には『ホメオパシーの効果は、プラセボ効果である』ということで、結論づけられちゃってます。 プラセボ効果、ってのは、要するに、『人間の思い込みってスゲー』ってことね。効くって信じて飲むと、ただの小麦粉を入れたカプセルでも薬として効くこともあります。そういう思い込み効果のことを、プラセボ効果って言う
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