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ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (83)

  • 温暖化対策と負のコスト - himaginary’s diary

    マンキューが昨年12/30のエントリで紹介しているが、昨年末、ブルッキングス研究所のテッド・ガイヤー(Ted Gayer)がクルーグマンを軽く批判した論説に対し、Free Exchange*1、デロング、エズラ・クライン、そして当のクルーグマンが相次いで噛み付くという騒ぎがあった。 問題となったガイヤーの文章の一節は以下の通り。 Arguing in favor of cap-and-trade, Paul Krugman recently wrote that “cutting greenhouse gas emissions is affordable.” He reasons, correctly, that there will be cost savings stemming from the financial incentives for emission reduction

    温暖化対策と負のコスト - himaginary’s diary
  • 菅直人が財務大臣になったのは良いこと - himaginary’s diary

    昨年12/8エントリで紹介した“ヴェブレン”君がそう吼えている。 以下は氏の1/9エントリの拙訳。 日:菅直人 菅直人が日の財務大臣になったのはとても良い兆候だ。総理の鳩山と違って、菅直人は当に頭が良いしリベラルだ。彼は政府の官僚を標的にすることによって名を上げた。日では官僚がほとんどの政策策定を実際にコントロールしている一方、議会は基的にはめくら判を押すだけで、独裁制を嫌う西側諸国に対する体裁を維持するために存在している。菅はその状況を変えようとして、自らのキャリアを当局との闘いに費やしてきた(実際のところ、民主党がなぜ彼を党首に選ばなかったのかは謎だ…)。ただ問題は、日政治家がほぼ役立たずであることだ(菅とその他数人を除く)。現実問題として、彼らは賢明な東大(東京大学)出身の官僚のお蔭でまだましなものになっている。…話が脇道に逸れた。 菅の声明によって円が下落したが(良い

    菅直人が財務大臣になったのは良いこと - himaginary’s diary
  • サミュエルソンの8つの功績 - himaginary’s diary

    クルーグマンは12/15ブログエントリで、サミュエルソンの経済学への主要な功績として8つの業績を挙げた。以下に同エントリのその8つの業績の紹介部分を訳してみる。 顕示選好理論 1930年代、経済学者は、消費者の選択に作用する要因は限界効用逓減にとどまらないことを認識し、消費理論に革命が起きた。しかし、人々がある物を選択する場合、買えるにも関わらず選択しなかった別のある物よりそちらを選好している、という単純な命題から、いかに多くのことが演繹できるかを教えてくれたのはサミュエルソンだった。 厚生経済学 ある経済状態が別の経済状態より良いというのはどういうことか? サミュエルソン以前、このことは、所得分配をどうすべきかという話と共に曖昧な概念に留まっていた。サミュエルソンは、倫理的な第三者による再分配という概念を使うことによって社会厚生の概念を理解する方法を示した。それは同時に、現実世界でのその

    サミュエルソンの8つの功績 - himaginary’s diary
  • 実質為替レートの意味 - himaginary’s diary

    昨日紹介したクルーグマンのサミュエルソンの追悼エッセイで、「国際貿易の分野で仕事をしている人の多くは、議論が為替相場と国際収支に及ぶと、筋道の通らないことを言い始める(Most people who work in international trade tend to lose the thread when the discussion turns to exchange rates and the balance of payments)」という文章があった。クルーグマンの12/28ブログエントリでは、まさにそういった“筋道の通らないことを言い始めた”例とも言うべき発言を槍玉に挙げている。具体的には、a)インフレ懸念 とb)人民元切り上げ拒否 を同時に表明した温家宝の発言である。 クルーグマンは、両者が矛盾していることを以下のように説明している。 Consider the real

    実質為替レートの意味 - himaginary’s diary
  • 排出量取引と炭素税に関する基礎的経済学 - himaginary’s diary

    Econospeakでピーター・ドーマン(Peter Dorman)が表題(「The Basic Economics of Carbon Permits versus Carbon Taxes」)のScribdを公開した*1ので、以下に拙訳で紹介する。 多分幾つかの簡単な図が、排出量取引と炭素税を巡る議論を覆っている混乱の霧を貫いてくれるだろう。もしかしたら駄目かもしれないが、とにかく以下の通り試してみる。 最初の図は、炭素排出量(主に化石燃料)に関する非常に単純化された需要曲線だ。ここでは、我々がその形状を正確に知っているものとして描いている。 我々は高い炭素排出量Q1と低い価格P1から出発する。目標は炭素排出量を低い水準Q2まで落とすことだ。方法は2つある。一つは排出量取引を導入し、キャップの合計をQ2とすること。排出量の制約は、需要Dと相俟って、炭素価格をP2まで押し上げる。そのこと

    排出量取引と炭素税に関する基礎的経済学 - himaginary’s diary
  • コント:ポール君とグレッグ君 - himaginary’s diary

    新年あけましておめでとうございます。 今年最初のエントリということで、昨年、クルーグマンとマンキューがブログでお互いに対し当てこすりや皮肉をぶつけていたのを、コント風にまとめてみた。初笑いになるかどうかは分からないが、ネタとして読み流していただければ幸甚。 俗事は任せる ポール君*1 グレッグ君のヘルスケア問題の論説をどう思うかって? 俗事はソーマ、デロング、ベーカーに任せる。 新規失業件数 ポール君 グレッグ君は2008年1月の新規の失業給付申請がこれまでの景気後退期に比べて少ないとか言っているらしいけど、お〜っと残念、1月最終週は跳ね上がりました! 豚が空を飛んだ! グレッグ君 僕とポール君の意見が一致したよ。 獣を飢えさせろ グレッグ君 ポール君は「獣を飢えさせろ」理論――減税が小さな政府につながるという理論――が嫌いみたいだけど、事実であることを認めているみたいだね。しかもその辺の

    コント:ポール君とグレッグ君 - himaginary’s diary
  • ワルドマン「『みんなの意見』は案外間違っている」 - himaginary’s diary

    スティーブ・ワルドマンがクルーグマンのこのエントリを取り上げ、また興味深いことを書いている。 彼は、クルーグマンのハングオーバー理論批判の第一点、すなわち、なぜバブル縮小期には失業が生じるのに、バブル拡大期には生じないのか――ハングオーバー理論によれば失業はある部門から別の部門への労働力の移動に伴う摩擦で生じるのだから、両方向で生じなくてはおかしいではないか――という疑問に対し、以下のような回答を書いている。 The obvious answer is that when there is a boom, entrepreneurs know into what sector resources must be reallocated, and pull already employed workers from existing jobs into the new big thing.

    ワルドマン「『みんなの意見』は案外間違っている」 - himaginary’s diary
  • スティグリッツ「経済危機に導いた5つの過ち」 - himaginary’s diary

    スティグリッツがヴァニティ・フェアで、今回の経済危機に至る過去の5つの過ちを指摘した。 FRB議長の解任 1987年にレーガンに解任されたポール・ボルカーFRB議長は、インフレ・ファイターであっただけでなく、金融市場への規制の重要性も理解していた*1。そうした姿勢を嫌ったレーガン政権は、彼の首をすげ替え、規制反対論者のグリーンスパンを議長にした。 引き裂かれた壁 1999年11月にグラス・スティーガル法が廃止され、商業銀行と投資銀行の垣根が無くなった。来は商業銀行はリスクに対して保守的な半面、投資銀行は富裕層相手なので高リスク高リターンを狙う、という違いがあり、それゆえに前者は政府による預金者保護があった。しかし、同法の廃止により、投資銀行の文化が商業銀行に持ち込まれ、商業銀行がリスクを取るようになった。 それ以外にも、以下のような動きがあった。 2004年4月にSECが投資銀行の負債比

    スティグリッツ「経済危機に導いた5つの過ち」 - himaginary’s diary
    ruletheworld
    ruletheworld 2008/12/28
    『ヒル療法』『出血療法』
  • 財政刺激策への各経済学者のスタンス - himaginary’s diary

    マンキューがこのところブログで、財政による景気刺激策への疑念を露にしている。そこで、これまで出てきた各経済学者の財政刺激政策に対するスタンスを簡単にまとめてみた。 クルーグマン 6000億ドル。 フェルドシュタイン 3000億ドル。 サマーズ 社会を転換させるような技術への公共投資。 「speedy, substantial and sustained over a several-year interval」であるべき。 (1月時点では「temporary, targeted, and timely」を標榜していたが、情勢悪化により宗旨替えをした模様) テイラー 裁量的財政政策には反対(その旨の議会証言もしている)。恒久所得仮説から考えると、一時的な減税は効果が無い。これまでのブッシュ減税を恒久化すれば良い。また、財政の自動安定化装置だけでGDPの2.5%の効果があることを認識すべし*1

    財政刺激策への各経済学者のスタンス - himaginary’s diary
  • 本当に今の状況を大恐慌に喩えて良いの? - himaginary’s diary

    と12/15のEconomist's ViewでTim Duyが問うている。 I am torn on the wisdom of this move. On one hand, using the Great Depression as a guide, the appropriate policy direction appears clear – flood the markets with liquidity, coupled with massive fiscal stimulus. This is the track the policy train is on. I completely understand this policy in a closed economy suffering from insufficient demand relative to suppl

  • ワイルダー「与謝野は少し頭がおかしい。日本に住んでいなくて良かった」 - himaginary’s diary

    そこまで言うか、という感じだが、女性エコノミストブロガーのレベッカ・ワイルダーがFTの記事を引用してそう書いている。 彼女は、与謝野経済財政担当相の 日の政府債務残高は大きいので、刹那的な享楽のために有効需要を創出するのは賢明ではない。 という発言を取り上げ、頑固な日政治家はデフレの時代から何も学んでいない、これでは日経済は苦しむことになるだろう、と痛烈に批判している。 なお、ワイルダー氏は、最初は誤って (欧米の財政赤字拡大は制御不能のインフレを招く恐れがあるが)日はそこまで馬鹿ではない。日はそこまで自棄になっていない。 という田谷禎三氏の発言を与謝野氏のものとしていたが、小生の指摘で修正している。しかし、良く考えてみれば、こういう発言をする人が日銀の審議委員だったことの方が怖いことかもしれない。 それに対し、同じFT記事の中で、元日銀理事の緒方四十郎氏*1が積極財政論を唱え

    ワイルダー「与謝野は少し頭がおかしい。日本に住んでいなくて良かった」 - himaginary’s diary
    ruletheworld
    ruletheworld 2008/12/06
    与謝野が頭おかしいのはガチだが『刹那的な享楽のために有効需要を創出するのは賢明ではない』この文言は正しいだろ。経済学は、ブタの享楽を正当化する道具ではないぞ
  • FRB同士の決闘 - himaginary’s diary

    田中秀臣さんやHicksianさんも取り上げたミネアポリスFRBの論文に対し、当のFRBの別の地区連銀が反論している(Economist's View経由)。 ミネアポリス連銀は、貸し渋りに関する4つの通念を槍玉に上げ、それらが「神話」である、としたのに対し、ボストン連銀はそれらは神話ではなく事実である、としている。 以下に、両者の議論をまとめてみる。 神話1 一般事業会社と個人向けの貸出が大きく低下した。 ミネアポリス連銀 統計を見ると、そのようなことは起きていない。 ボストン連銀 ミネアポリス連銀が見ている集計データだけでは、その中で何が起きているか分からない。 金融危機の際、銀行のバランスシートは以下の理由により膨れ上がる*1。 1.ローンの証券化が難しくなるので、バランスシートに乗るローンが増える。 2.資金難に直面した企業が融資枠いっぱいまで借り入れを増やす*2。 実際、データを

    FRB同士の決闘 - himaginary’s diary
  • ブルームバーグ社、FRBを訴える - himaginary’s diary

    Economist's Viewで知ったが、ブルームバーグ社がFRBを訴えたそうだ。あちこちで取り上げられているが*1、訴えた当の「人」の記事はこちら。 要は、1.5兆ドルもの銀行への貸出*2に対する担保の内容を情報公開法に基づいて請求したとのことだが、FRBが出し渋っているので、業を煮やして裁判に訴えたとのことだ。記事によると、これまでの経緯は以下の通り。 5月21日 ブルームバーグが、4月4日〜5月20日の間の担保の開示を請求。 6月19日 FRB側が7月3日までに資料を探して開示に是非について回答すると返答。 10月25日 音沙汰が無いので、ブルームバーグが再度開示請求。 11月7日 ブルームバーグが裁判所に訴え。 FRBの担当者Alison Thro氏によると、FRB側は、商業上の機密情報を理由に、拒否回答を出す準備をしていたとのこと。また、資料の大部分はNY連銀にあるが、それは

    ブルームバーグ社、FRBを訴える - himaginary’s diary
  • もやもやサマーズ2 - himaginary’s diary

    サマーズについて検索していたら、たまたまこんなニュース動画サイトを見つけた。ボストンの商工会議所で10月末に講演した時の動画(約25分)がフルで見られる。 2つのアメリカン・ジョーク(アインシュタインが天国に行ったときの話*1、J.P.モルガンが株価予測について尋ねられたときの話*2)を導入に、米国次期政権が直面する5つの問題について話している。ざっとまとめると以下の通り。 金融危機 信用の問題が重要。世間一般の信用の問題と同様、その回復には迅速な行動、言葉よりも行動が重要。 ブッシュ政権の対応は15ヶ月遅すぎ、額も少なすぎた(a day late and a dollar short)。流動性供給は後追いではなく先手を打つことが重要。資注入も過剰注入くらいが丁度良い。 健全な金融なしに健全な経済なし。逆も真なり。実体経済への影響という点で一例を挙げると、サマーズがハーバード学長時代に導

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  • ロバート・シラーの告白 - himaginary’s diary

    Economist's Viewで紹介されていたロバート・シラーの告白は新鮮だった。 内容は、米住宅バブルに対し、なぜグリーンスパンを初めとした各機関や大学の経済学者が警告を発しなかったか、という疑問について。誰も気づかなかったならともかく、世間一般では、これはおかしい、という観測が広まっていたのに、なぜ経済学者たちは黙っていたのか。 シラーは、それは彼らが集団思考に捕らわれていたから、と説明する。 シラー自身は、住宅バブルの危険性を、2005年の「根拠なき熱狂」の第2版などで警告したが、その際、学界のコンセンサスから外れることによる孤立感を感じたという。 While I warned about the bubbles I believed were developing in the stock and housing markets, I did so very gently, an

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  • マンキュー on 金融危機対応 - himaginary’s diary

    今日はマンキューブログから金融危機関係のエントリを3つ取り上げてみる。 Ben. Why didn't you tell me? ブログの以前のエントリで、マンキューが今回の金融法案についてあまり意見を発信しておらず、態度を決めかねているようだ、と書いた。その理由が、彼の数少ない意見表明(9/26エントリ)によると、バーナンキに対する信頼感にある、ということも書いた。 ただ、その後もバーナンキがあまりにも何も言わないので、マンキューもしびれを切らしたのか、1週間前のエントリでは、彼にこの件に関しきちんと説明して欲しい、と呼び掛けている。クルーグマンのようなブッシュ嫌いの左派系エコノミストもバーナンキのことは尊敬しているのだから、そして、良ければマンキュー自身がそうしたバーナンキによる説明の場を設けるから、とまで書いている。 だが、続きのエントリが(今のところ)無いところを見ると、ベンは相

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  • クルーグマン on 資本注入 in 1998 - himaginary’s diary

    たまたまクルーグマンが昔書いたものを見直していて、これを見つけた。ちょうど10年前に、当時の日政府の銀行への資注入案について書かれたものである。 読み直してみると(数値例があるので却って読みづらくなっている気もするが*1)、要は、 資注入は銀行に歓迎されないので、強制的に行なう必要がある。 資注入は貸し渋り対策には役に立たない。むしろ悪化させる恐れがある。 ということを主張している。 この結論を昨今の米国(および欧州)の状況に当てはめて考えてみると興味深い。 昨日のエントリでマンキューの資注入案について書いたが、上記の1番目のポイントから考えると、政府がマンキューが提案しているように呼び込み屋兼共同出資者を演じるだけでは、“役不足”のようだ。やはり、彼のいわゆる「トニー・ソプラノ・アプローチ」が必要、ということになる(…ということは、この件ではマンキューよりマイケル・ムーアの方が

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  • 経済学者vs物理学者・その3 - himaginary’s diary

    一昨日と昨日のエントリで、「複雑系」で描写された経済学者と物理学者の20年前の対話について紹介した。今では経済物理学という研究分野もできているので、両者の意思疎通は当時より進んでいるのだろうか? Economist's Viewで紹介されたこのブログエントリによると、残念ながらそうではないようだ。 これが書かれたAngry Bearというブログは集団ブロガーによるものらしいが、このエントリを書いたのはロバート・ワルドマンというローマ・トル・ベルガタ大学に勤める経済学者。 彼は、ニューヨークタイムズにマーク・ブキャナンという物理学者が寄稿したコラム*1を取り上げ、経済理論の現状を知らない門外漢が、50年前の経済理論を前提に頓珍漢な経済学批判を書いたもの、という攻撃を加えている。 ワルドマンによると、教科書に載っているような50年前の経済理論では、非現実的な仮定に基づいて静態的な均衡を導出して

    経済学者vs物理学者・その3 - himaginary’s diary
  • 経済学者vs物理学者・続き - himaginary’s diary

    昨日引用した「複雑系」から、経済学者と物理学者との対話の部分をさらに引用してみる*1。残念ながら今はこの邦訳は絶版になっているようだが、この対話を紹介した部分は今も読む価値があると思う。 まずは、アローが物理学者が数学に無頓着であることに驚いた話の続き。 「相対性理論のように観測より理論の割合が大きい分野のことはよくわからないが、一般的な傾向は、まず計算して、つぎにそれを裏付ける実験データを見つけるということ。だから、厳密さが欠如していることはさほど重大ではない。誤りはいずれ発見されるだろうから。で、われわれ経済学のほうには、そういう質のデータがないんだ。物理学者がやるような方法でデータを生み出すことはできないんだ。われわれは小さな基盤の上でかなりのことをやらねばならない。だから、ステップ一つ一つが正しいかどうかを確かめねばならない。」 今は実験経済学が確立されつつあるから事情は変わってき

    経済学者vs物理学者・続き - himaginary’s diary
  • 経済学者vs物理学者 - himaginary’s diary

    昨日、数理物理系出身の経済学者たちにマクロ経済学の真髄を理解しない傾向があるのではないか、という趣旨のことを書いた。そこではichigobbsの「次世代の経済学を考える【行動経済、経済物理、複雑系etc】」スレにかつて小生が書き込んだケインズの言葉を紹介した。 今日は、その経済学数学・物理学というテーマに関連して*1、同じichigobbsの「経済学数学って適当すぎねえ?」スレへの小生のかつての書き込みを転記してみる。内容的には、主にサンタフェ研究所について書き込んでいる。 最初はこのの引用。 複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち (新潮文庫) 作者: M.ミッチェルワールドロップ,Mitchell M. Waldrop,田中三彦,遠山峻征出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (46件)

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