鳥取県中部を震源とする地震による図書館等への影響 2016年10月21日に鳥取県中部を震源とする地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2016年12月7日までの情報を基に,地震の影響を受けた図書館等の状況を紹介する。 ●図書館への影響 震度6弱を観測した地域を中心に,鳥取県内のいくつかの公立図書館及び大学図書館が臨時休館を発表した。また,鳥取県立図書館は,鳥取県内の公立図書館の被害状況等を同館のウェブサイトで公開した。 休館していた公立図書館については,湯梨浜町立図書館が10月23日に,倉吉市立図書館・倉吉市立せきがね図書館が10月28日に,三朝町の町立みささ図書館・北栄町図書館・北栄町図書館北条分室が11月1日に,それぞれ通常開館を再開した。なお,倉吉市立図書館では,11月25日から12月21日までの日程で,地震発生時の館内の様子や復旧作業時の様子を写した写真の展示を行っている。
県は保存している歴史的価値の高い公文書について、電子データ化する方針を決めた。経年劣化が懸念される文書の保存性を高めるとともに、インターネット上で公開することを視野に入れて、幅広い人に閲覧してもらう狙いがある。 県はこれまで、大規模な戦災や自然災害の被害をまぬがれており、明治期から昭和戦前期にかけての公文書9068簿冊、約75万件を保有。明治時代に若狭湾が滋賀県に組み込まれていた時期の地図など、全国的にも貴重な資料が多数あり、県有形文化財にも指定されている。 さらに戦後以降も、県政や県民の足跡をたどるさまざまな公文書が保管されている。 現在県は歴史的価値の高い公文書に関しては、空気に触れることによる酸化を防ぐ中性紙箱に入れた上で冷暗所で保存するなどの細心の注意を払っているが、虫食いや黄ばみなどの経年劣化は「100%防ぐことは難しい」(県民情報室)という。 県はこうした事態を踏まえ、昨年8月
2016年11月10日と11日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会により、第42回全国(三重)大会及び研修会が、男女共同参画センター 「フレンテみえ」 と三重県総合博物館MieMuで開催されます。 大会のテーマは「博物館でアーカイブズ」です。 第42回 全国(三重)大会及び研修会(全史料協) http://www.jsai.jp/taikai/mie/index.html 大会案内 http://www.jsai.jp/taikai/mie/mie-taikaiannai.pdf 参考: 【イベント】全史料協第38回全国(広島)大会及び研修会(11/8-9・広島) Posted 2012年8月22日 http://current.ndl.go.jp/node/21663
地震や津波などの大災害、過疎化による担い手の減少…。 地域における資料は現在その存続の危機に直面する機会が少なくない。 しかし、一方で危機的状況のなかで地域社会のアイデンティティを再認識させ、地域に根ざした人びとのつながりを強める役割を資料が果たすこともある。 地域社会を形成する紐帯としての資料のあり方に着目し、文献、写真、伝承、地名、自然史資料など多種多様な地域資料の保存・保全、活用の現場での経験から、地域と人びと、資料と社会との関係の未来像を探る。 序 言 田中史生 第一部 地域と人びとをささえる資料―文字資料から自然史資料まで 資料ネットの方向を問い直す 多和田雅保 人びとの「生存」を支える資料と歴史―三・一一後の東北でのフォーラムの経験から 大門正克 『かまくらの女性史』と地域資料―編さん作業十年の過程から 横松佐智子 博物館自然史資料の重要性―文化財レスキューの経験から 山本真土
HOME » Information » 災害対応 » 平成28年熊本地震の被災地のみなさま、ならびに災害ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い) 2016年4月14日に発生した「平成28年熊本地震」により、大きな被害が出ています。被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、また、亡くなられた方のご遺族に深くお悔やみを申し上げます。今後被災地の復旧にむけて活動される災害ボランティアや自治体職員のみなさまのご尽力に敬意を表するとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を、歴史資料ネットワークとしてお祈りいたしております。 歴史資料ネットワークでは、本日夕刻に神戸大学で臨時委員会を開催し、当面の間緊急事務局体制に移行することといたしました。現在九州地方のみなさまを中心に連絡をとりながら、被害状況の把握につとめているところです。お近くで古い文書・記録などの被害情報がありましたら、
社会労働資料活用の可能性と未来 労働資料協 第30回総会記念シンポジウム 2015年11月26日(木) 15:00〜17:30 法政大学多摩キャンパス・100周年記念館国際会議場 参加費無料 (シンポジウム後の懇親会は労働資料協会員無料、非会員3000円) 社会労働資料のアーカイブズは 労働運動、社会運動の歴史や現状分析にどのように活用されているのか。 市民や研究者の労働問題や社会問題への取り組みにどのように貢献しているのか。 そして、直面する問題は何か。 ▶ちらし 【基調講演】私の労働研究とアーカイブズ 熊沢誠 (甲南大学名誉教授) 労働研究の泰斗、熊沢誠氏の、長年にわたる研究の集大成ともいえる著書『私の労働研究』は、各地で講演会、読書会が開催されるなど、大きな反響を呼んでいます。 基調講演では、同書には書かれなかった「私が研究のために活用したさまざまなアーカイブズ」「これからの
2010年8月14日付け朝日新聞(恐らく東京版)にこんな記事が出ていました。 ・空母「赤城」の艦内新聞見つかる 戦況記事に並び娯楽も http://www.asahi.com/national/update/0813/TKY201008130376.html 興味を覚える記事ではありましたが、ニュースになるんだ(ふぅーん)、というのが正直な第一印象でした。 というのは、私の家にも巡洋艦/足柄の「足柄新聞」があるからです。 ○背景 私の母方の祖父は、旧日本海軍に所属していました。 1937(昭和12)年のジョージ6世関連の観艦式に参加して、1945年6月の沈没の際にも乗船していたようなので、長い間「足柄」に所属していたのかもしれません。 足柄についての簡単な解説は Wikipedia にもあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E6%9F%8
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く