図書館を内側から問いなおす―米国社会とライブラリアンシップのゆくえ― 利用者サービス部政治史料課:吉家あかね(よしいえあかね) 1.はじめに 2020年1月、筆者の米国滞在(1)における用務先のひとつである米国国立公文書館(NARA)に関して、ある新聞記事を目にした。女性参政権100周年を記念する特別展示 “Rightfully Hers: American Women and the Vote”の会場入口に掲げられた、2017年ウィメンズマーチのパネル写真に加工が施されていたというのである(2)。マーチ参加者の掲げるプラカード上に見られる、トランプ前大統領の名前や女性器を指す用語などがぼかされていたこの件について、NARAは後日公式に謝罪声明を発表し(3)、展示会場にはあらためてオリジナルのパネル写真が、当初より小さなサイズで掲げられた(4)。 資料の改変を禁じるアーカイブの初歩的大原則
コロナ禍でいままで経験したことの無いような年の暮れです。緊急事態宣言が出る以前のことは、なんだか今年の事だったか去年の事だったかすら記憶が曖昧で…。皆様もくれぐれもお気を付けください。 大学ではオンライン授業のため、在宅で仕事をする日が多くなり、いままで通勤時間におこなっていた読書ができなくなり、結果として、あまり本が読めなくなるという逆説的な状態になりました。そんななかで読んで考えさせられたもの、印象に残ったものなどをランダムに挙げていきます。 お送りいただいたものでご紹介できないものもありますが、ご容赦ください。 関わらせていただいたものでは、恩師の編著であるこちらが。 官僚制の思想史: 近現代日本社会の断面 発売日: 2020/05/22 メディア: 単行本 また、兄弟子による外交文書の読み方を指南する本も刊行されました。あとがきの集中的な執筆の仕方を読んで、私にはマネできなかもしれ
2019年11月21日、神奈川県立川崎図書館が、『神奈川県立川崎図書館60年史』 を発行したと発表しています。 最近の10年間を中心に記述したものです。 お知らせ一覧(神奈川県立川崎図書館) http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/info.htm ※「『神奈川県立川崎図書館60年史』 を発行しました(11月21日up)」とあります。 『神奈川県立川崎図書館60年史』を発行しました(神奈川県立川崎図書館) http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/guide/60anv.htm ものづくり情報ライブラリー 神奈川県立川崎図書館60年史 [PDF:105ページ] http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/guide/anv60.pdf
図書館を辞めて大学教員になって2年目になりました。また私事でも色々ございました。そんななかで読んで考えさせられたもの、印象に残ったものなどをランダムに挙げていきます。お送りいただいたものでご紹介できないものもありますが、ご容赦ください。 漫画なのですが。今年ハマったものの筆頭は鬼滅の刃だと思います。大正時代を舞台にした鬼退治の剣戟なのですが、個性的な仲間との共闘、先輩や祖先から代々受け継いできた技や志の継承など、ちょっと往年の聖闘士星矢っぽさもあり、アラフォーも楽しめるような気がします。授業では導入に使いつつ、ちょっと違う大正の実像について知ってもらおうと試みたのですが、学生の食いつきが違いました。凄い人気なのを感じます。 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス) 作者:吾峠 呼世晴 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/06/03 メディア: コミック あと漫画としてはこちらの昭和
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新しい図書館史研究 城西国際大学国際人文学部:長尾宗典(ながお むねのり) はじめに 本稿では、本誌297号(2008年9月)に三浦太郎が発表した図書館史に関する研究文献レビュー(CA1673参照)の後を受け、2008年から2017年までの10年間に主として日本国内で発表され、日本の図書館を対象とした図書館史研究文献のレビューを行う。書評に関しては重要なものに限り、論文発表後に一書にまとめられた研究の場合は単行本を取り上げる。なお、三浦は2012年に、2002年から2011年までの文献整理を行っているので(1)、重複する文献紹介は極力省略することとする。 図書館史の研究に関しては、この10年を振り返ってみるとき、日本図書館文化史研究会などの活発な活動の結果、論文や単行本の数は大幅に増大した。また、2008年の図書館法改正(E799参照)と司書課程科目の再編、「電子書籍元年」と呼ばれた201
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三省堂書店池袋本店古本まつり(2018年2月6日~2018年2月12日)で入手した本について、備忘として(書いとかないと、何買ったか忘れる…)。 ○筒井嘉隆『町人学者の博物誌』河出書房新社, 1987 http://id.ndl.go.jp/bib/000001837460 動物学者で、戦前から天王寺動物園や、自然史博物館等の文化施設に関わった人物……というより、筒井康隆の父親、と言った方が早いか。各所に書いたエッセイや、対談、回想録などを集めた一冊。梅棹忠夫との対談や、筒井康隆との親子対談もあり。 本書をパラパラと見ていると、現在も続く、大阪市立自然史博物館の活発なアウトリーチ活動の原形を作った方なのかも、という印象を受けた。動物園史、博物館史的に気になる本だったので、そのうち買おうと思っててずっと買ってなかったんだけど、お手ごろ価格だったので入手。 ○寿岳文章『和紙風土記』 (日本の美
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【10年前のきょう・2007年10月4日】福井市の県立図書館と福井大付属図書館が四日、相互協力協定を結んだ。両館の蔵書を互いの窓口で借りられることになり、特に一般県民にとってはこれまで縁遠かった学術専門書も利用しやすくなる。 県内各市町図書館の蔵書を合わせた約四百万冊を一度に検索できる県立図書館の「県内図書館総合目録(横断検索)システム」に同日、同大図書館が加入したことで相互協力が実現した。 同大は二○○四年から、福井市民や同市内勤務者に限定して付属図書館を開放してきた。今回の協定締結で、同大図書館に出向かなくても県立図書館の窓口で同大図書館の蔵書六十万冊から新たに借りられることになり、同大図書館が一層、県民の身近になる。 一方、学生らは同大図書館で県立図書館の蔵書九十六万冊から貸し出しなどが受けられる。両館の貸し出し図書は週一回、車で配送するという。 県立図書館でこの日行われた調印式には
関西圏の図書館関係者(館種問わず)を中心にした、図書館史の勉強会(読書会)です。2010年3月発足。図書館史に関連する情報なども随時掲載(したい)。 第20回勉強会(2013年10月6日)報告 「司書養成科目「図書・図書館史」を考える 問題編と解答編」 日時:2013年10月6日(日) 14:00-17:00 会場:京都商工会議所 第一会議室 発表者:佐藤 翔氏 参加者数:11名 当日の出席者によるtwitter上のつぶやきをまとめたものはこちら はじめに 発表内容は2つに分ける。 前半が問題編で、図書・図書館史の分析。教科書の内容から、司書課程で教えられている図書館史を分析したもの。後半は解答編として、前半で分析した現状を踏まえて、自分なりに考えた図書館史の授業についてお話しする。 2012年6月5日に筑波大学図書館系勉強会で行った発表に、プラスαした内容になる。 なぜ図書館史に興味を持
リブヨ @libyo 【まもなく!】第20回 図書館史勉強会@関西 関西文脈の会「司書養成科目「図書・図書館史」を考える 問題編と解答編」 佐藤翔 氏。10月6日(日)14:00~17:00。京都商工会議所 第二会議室。 http://t.co/O0NsGBQq7h stk @shima_mossa 図書館史勉強会@関西 関西文脈の会: 第20回勉強会のお知らせ "司書養成科目「図書・図書館史」を考える 問題編と解答編」" http://t.co/ZdWcRkiY5G パトラッシュ、ぼく、申し込みそびれたよ egamiday @egamiday 明日はこれ"libyo: 【まもなく!】第20回 図書館史勉強会@関西 関西文脈の会「司書養成科目「図書・図書館史」を考える 問題編と解答編」 佐藤翔 氏。10月6日(日)14:00~17:00。京都商工会議所 第二会議室。 http://t.co
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